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熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

新宿御苑・・・秋たけなわ:紅葉が美しい

2016年11月30日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   機会がなかったので、国立能楽堂の定期公演が終了した後、新宿御苑を訪れた。
   3時15分に終演なので、大通りを越えれば目と鼻の先に、千駄ヶ谷門があるので、造作もないのだが、日暮れ前なので、3~40分くらいしか、時間がない。
   結局、芝生広場を抜けて、中の池に出て、 日本庭園に向かって歩き、殆ど、通り抜けるだけで、新宿門へ向かうことになった。
   それでも、艶やかに色づく紅葉の美しさを感じることが出来たのは幸いであった。
   (写真は、曇り空の夕暮れなので、多少、コントラストと彩度調整して掲載している。)

   芝生広場は、イギリス風景式庭園よりは、大分小規模なオープンスペースだが、まわりの巨木が接近していて、雰囲気があって良い。
    
   
   

   中の池の池畔の紅葉は、今、丁度、錦色のグラジュエーションが美しく、鬱蒼とした木陰から見上げると奇麗である。
   陽が照っているともっと面白いと思うのだが、池畔に映る紅葉も、なかなかのものである。
   
   
   
   
   
   
   
   

   中の池の端を渡って、日本庭園の入り口にある銀杏の巨木が、黄色く色づいている。
   中国ムードの旧御涼亭や翔天亭の周りの紅葉もなかなか美しい。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   旧御涼亭から神の池までにも、池や小川があって、まわりにもこじんまりとして林間の雰囲気の庭園が続いている。
   
   
   
   
   

   上の池に出ると、一気に明るくなり、展望が開ける。
   真ん中にかかった橋のたもとのススキが白く光っていて、秋の風情を濃厚に醸し出している。
   
   
   
   
   
   
   
   

   新宿門に出た頃には、殆ど薄暗くなっていたのだが、昼に新宿門を潜れば、黄色く輝く大銀杏が迎えてくれて、温室に向かうメインロードは、何百メートルか、綺麗に色づいた紅葉が楽しめたはずだったが、残念ながら、少し入園が遅かった。
   尤も、閉園間近なら、人が少なくて、夕日の美しい時刻なら、逆光の紅葉の美しさは抜群であろう。
   
コメント
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