は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

いずこも同じ秋の夕暮れ。。。

2009-09-14 21:29:39 | ニュースから考える

AP通信によると、米国民の63%が報道を「しばしば不正確」と感じ、74%が「偏っている」と受け止めていることが、13日までの米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査で分かった。1985年の調査では「しばしば不正確」と答えたのは34%。今回はほぼ倍増しており、米国民の「メディア不信」増大が顕著になった。読者や視聴者をつなぎ留めたい新聞やテレビ各社は、厳しい現実を突き付けられた。 
KYODO NEWS 2009年9月14日 17時55分

メディア不信は、どこも同じらしい。。

日本でも、先の総選挙では、公示前の、あの自民党に対する猛烈なネガティブキャンペーンは酷かった。。

あの頃は、どこの報道番組を見ても、偏向報道でウンザリしたものだ。。

まっ、それに釣られて投票する方も方だとは思うが・・・・

当時、これじゃあ。メディア離れが起きるのも?・・・無理はないと思ったものだ。。

相対的にみて、メディアは、番組を通して、局側や司会者の考えの押しつけが酷すぎる。。

見るに・・聞くに・・堪えないこともしばしばである。視聴者が欲しいのは?・・単に事実だけである。。

私自身、メディアにしても社説はあっていいと思っているが、本来、それは別枠で設ければいいのである。番組の中で、何もかもを一緒くたにして報道することはない。。

しかもそれが、さも?大多数の意見であるが如き横暴な振る舞いに、ただでさえ不愉快なところに、怒りまで起きてしまう。。

番組によっては、偏見のきついコメンテーターも多い。私などは、そいつの顔が一瞬でも見えたら、即効チャンネルを変えてしまう。。

その点、ネット記事は有りがたい。複数のニュースサイトを、同時に比較参照できるという利点が優れている。。

しかも、モノを考えるときは静かな環境が良く、テレビのような喧しさがないのもいい。。

ちなみに私だが、近頃は見たい番組がメッキリ少なくなった。。

無理して時間帯を埋めるために、視聴率の取れそうな司会者をキーに、ギャラの安そうなお笑い芸人ばかりを集めて、数で勝負しようとしている。。

もともと関東人には関西系のお笑いなど面白いハズもなく、可笑しくもないところで、笑いの効果音など入れられた日にゃ?・・直ぐにチャンネルを変える。。

しかも?最近は政治を茶化したワイドショーも多くて嫌になる。多分、ああいう番組が国民を堕落に導いているのだと思う。もっとBPOがしっかり監視すべきであると?・・・いつも感じているところだ。。

そんな私にとっては、報道番組では、比較的、公平さの感じられるNHKと、テレビ東京のWBSが、安心して見れる貴重な番組になっている。。。

 


民主党の藤井裕久最高顧問。サンプロで大いに吠える。。。

2009-09-14 18:35:13 | ニュースから考える

民主党の藤井裕久最高顧問は13日、テレビ朝日の番組で、新政権誕生後の経済政策に関し、「景気が『二番底』になってきたら、景気対策をやる」と述べ、景気が悪化した場合、新政権は新たな対策を講じるとの考えを示した。
 財源確保のための国債発行についても「あり得る」と述べ、赤字国債発行の可能性もあるとの見方を示した。
 藤井氏は、地方自治体が2009年度補正予算の凍結に反発していることについては、「(補正予算の)交付決定をしていなくても、地方団体に回す分は、実情を見ながら、そのまま執行してもらうこともある。(地方が)無理だと言うことは、認めないといけない」と語り、柔軟に対応すべきだとの考えを示した。
(2009年9月13日19時30分 読売新聞)

この前、テレ朝のサンプロに藤井さんが呼ばれていた。次期、鳩山内閣の「財務大臣」・・との呼び声も高い昨今であるが・・・人事は足の引っ張り合いの場。はたして実現するかどうかは分からない。。

それは兎も角も、藤井さんがサンプロで述べていたことは、福祉型経済という部分を除けば、概ね、納得のいくものだった。。

8月30日以降、マーケットが、あの投票結果をどう捉えるか?・・気になっていたが、ご祝儀相場もそこそこに、早くも株は下降し始めている。。

おそらくは実体経済が悪いからだと思うが、景気回復が成長から足踏みへと転じ始めているのは確かのようだ。今後の流れ如何では、更なる悪化に転ずる可能性も出て来る。。

景気動向も、いよいよ秋冬の陣を迎えていると?・・・言えまいか・・・ここで采配を間違われると日本はエライことになる。。

実は、それらを先取りするように、先日、総務省により発表された有効求人倍率も最悪であった。特に高卒の求人が細っている。。

藤井さんが、番組中、田原さんの質問に答えて、・・・>(秋の深まるころ)財源確保のための国債発行についても「あり得る」と述べ、赤字国債発行の可能性もあると?・・・含みを残している。。

これも最悪の事態を想定すれば?・・当然のことであって、ここに異論を挟む気はない。。

ただ?あの人の言う「福祉型経済成長」に関しては、私には単なる夢物語と映った。一口に内需拡大と言っても?・・福祉で飯を食うのは難しい。。

個々の家庭単位でみれば、福祉型経済を充実させることによって、飯が食える可能性もあるが、国家単位のマクロで考えると?・・輸出により海外から外貨を稼がないと、タコが自らの足を食うのと変わりない。。

この世に永久運動機関がないのと一緒で、国内だけで、いくら経済を掻き回してみても、徐々に衰えてゆくだけである。。

私的には、新たなる金融商品を発掘し、今後は所管の厳しい監視のもと、じっくりと育てて行く必要を感じる。それらと並行し、他の諸策を進めれば、内需拡大も考えられなくもないかも知れない。。

生きてゆく上では、宝くじのような?夢も必要である。そういう部分を巧みに利用しない手はないのだが、日本も世界も、すっかり「羹に懲りて膾を吹く」ようになってしまった。ムリもないとは言え・・残念なことである。。

金融商品の暴走は止めねばならないが、といって?抑え過ぎるのも良くない。日本のバブル崩壊を振り返っても、土地規制や金融規制を始めとして、政府の「総需要抑制策」が、あまりにキツ過ぎたことが、その後の経済に、壊滅的なダメージを与えてしまった原因になっている。あの時の教訓を決して忘れるべきではないと思う。。

資源の乏しい日本としては、食料品も含め、ほぼ全ての原材料を輸入せねばならず、そうした現実から、目をそむけてはいけないと警告したい。。

国内経済の再生は、無論のこと必須だが、それに際し、輸出を抜きに考えるのは?・・あまりに危険と指摘したい。輸出型経済再建を最優先すべきである。そしてそれを裏から支えるのは金融である。。

「福祉型経済成長」という理念は理念としても、「福祉型経済」社会では、投下した費用に見合う経済再建は、なかなか期待できない。長いこと「斜陽」と言われ続けて来た?・・あの「英国」が、何よりもそれを証明している。。

金融は舵取りが難しいが、単にリスクを恐れていては?経済の拡大は期待できないように感じる。「福祉型経済成長」もいいが、民主党には、輸出や金融も含めたバランス感覚ある対応を取ってもらいたいと要望する。。。\_(-_- 彡

 


不平等感の色濃い「子育て支援」。。。

2009-09-14 12:58:19 | ニュースから考える

東レ経営研究所がまとめた試算によると、民主党が政権公約に掲げた子ども手当の導入によって、家計に最大の恩恵を受けるのは「共働きで年収300万円、中学生2人と小学6年生以下1人の子どもがいる」世帯で、年額79万2000円のプラスが生じるという。
 逆にマイナスが最大になるのは「妻が専業主婦で年収1500万円、高校生や大学生の子ども3人がいる」世帯で、41万5000円の減収になるという。
 現行の児童手当は中学生を対象外としているため、子供手当に変わることで、中学生の子どもがいる世帯の家計が潤う。
 また、配偶者控除の廃止で共働き世帯は妻が専業主婦の世帯よりも有利になり、扶養控除の廃止では所得税率の低い低所得世帯がより恩恵を受けるという。 妻の就労の有無、子供の数や年齢、年収(300万~1500万円)で世帯を520ケースに分類して試算した。 ZAKZAK 2009.09.12


芸能人にも子沢山の家庭はある。ちなみに「堀ちえみ」さんのとこなどは、これから天国だろう。。

まっ、それはそれとしても、肝心の財源が問題だ。今後、国や地方の歳出を極限にまで減らし、完璧にカラッカラになった中で、掛かる費用の全てを公費で賄うというのであれば?・・・まだ納得もし易いが・・・・

財源に、特定の層だけを狙い撃ちして、増税させるというのは?・・・言語道断も甚だしく、断じて許しがたい。御免被る。。

今の時代、みんな必死に生きているのであり、どこの家も、他所の家庭のハエまで追っている余裕はない。。

しかも、中には子供を望んでも?・・出来ないでいる家庭もあろうに・・・民主は、そういった方々に生じる不平等感を、どう考え、どう救済して行くつもりなのだろうか?・・・・

小さい子のいる家庭だけに、特別優遇する今の民主の考え方は、明らかに公平さを欠き、憲法の理念に著しく反する。。

それでなくても最近では、生活保護を受けている受給者より、真面目に働き納税しているワーキングプアの方が、年収が低いと問題になっている。。

生活保護の支給額については、大方の市民が納得できる範囲まで、額を大幅に下げるべきである。その浮き出た分を上乗せとして、待機中の未受給者に応えてゆくのが本筋である。。

要するに・・・バランス感覚に見合うようにしてもらいたいのだ。。

記事の「子育て支援策」にしてもそうである。あまりに額が多すぎなのである。もっと減らすべきが当然である。。

こんな事が平気でまかり通るようになれば?・・今まで真面目に払って来た者からすれば?・・バカらしくて、バカらしくてしょうがなくなるし、むしろ、「今まで払った分を全部返せ!」って、・・・言いたくなる。。

こんなバラ撒きをしていたら?・・・いずれ国民の納税意欲が下がるのは?・・・目に見えて来る。アホらしくてやってられん。。。\_(-_- 彡