は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

野中ともよ会長。敵前逃亡する。。。

2007-03-20 00:09:19 | ニュースから考える

経営再建中の三洋電機の野中ともよ会長(52)は19日、辞表を提出した。複数の関係者によると、2月に発覚した過去の決算での不適切な会計処理をめぐり、調査や今後の対応についてほかの経営陣と意見の対立があったという。 (産経新聞 Sankei Web 03/19 19:13)

三洋電機の経営再建中の「野中ともよ」会長が突然辞任を決めた。。例の件が原因しているであろう事には誰でも察しがつくとしても?いったい彼女の身に何が起こったのか??何が原因で突如として責任をブン投げる気にさせたのだろう?。。。

いずれにしても、彼女の行動は「敵前逃亡」に他ならぬものであり、今回の事で、あの方の「業績」や「信条」を、大きくスポイルする事になったのは言うまでもない。。。

ライブドアのよう「小さい案件」に、あの様に「大騒ぎ」して踏み込んでおきながら?一方では、粉飾とされる額に於いて、10倍近い「日興」には?何ら腰を上げようとしない特捜のバランス感覚に、今もって市民の批判が集まっている。。。

これを機に、特捜は三洋電機に対し、一気に踏み込むべきではないのか?その上で、是非とも早急なる「真相解明」を進めて頂きたいものである。。。

思えば何年か前までは、「銀行から、一兆円以上借り入れている場合は、返さずとも潰される事はない」などとする風説が、まことしやかに囁かれていた時期があった。当時のゼネコンや、一部の大手スーパーなどの経営者には?ふてぶてしくも?不適な「自信」を覗かせる場面が何度もあった。。。

勿論、今の銀行には、そんな事はないと信じたいが?巨悪に背を向けて「弱い者イジメ」に走る最近の「特捜」の有り方などを見ていると?まさしく、当時のそれを「髣髴」させ、市民感情的にも「血が逆流する想い」に駆られる。。。

その意味で、本日、辞任したとされる三洋電機の野中会長は、本来であれば、辛くともこの場合、残って捜査に手を貸すべきが相当だった。辞任は、本人に取っては楽だろうが?他の経営陣に取っては「厄介払い」が出来たも同然である。まさに「願ったり叶ったり」の状況を与えてしまうものだ。。。

当然ながら、今後「ヤバイと思われる事」には連携して「口チャック」も予想される。だからこそ?それを封じ込める意味でも、外部からの「汚れていない血」は残して置くべきだったのだ。だが、既に辞めてしまった以上は、今更、仕方がない。この上は、「特捜」が直接に踏み込むしか?おそらく全面的「真相解明」は出来まい。。。

果たして?疑惑の掛かった「三洋電機」に明日は有るのか?このところ「ご難続き」ながらも?日々の仕事に一生懸命頑張っている一般社員らのためにも、この場は、しっかりと「ウミ」を出し切る事に専念して欲しいものである。。。。