は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

ようやく「綱紀粛正」の腰を上げたか?。。。

2006-02-12 15:25:23 | ニュースから考える

鳥取県は9日、野犬を捕獲するため毒入りの餌を許可なく設置、散歩中の飼い犬を死亡させた男性職員(48)を減給10分の1(6カ月)とするなど、職員計7人を懲戒処分にしたと発表した。県によると、中部総合事務所(倉吉市)の職員は昨年12月、湯梨浜町で野犬を捕獲しようと毒入りの餌を設置。保健所長の許可を取らず、餌の設置を周辺住民に周知させるなど必要な手続きも怠った。ほかにも、飲酒運転した男性職員(51)を停職1カ月、業務中に公用車に私物の無線機を持ち込み趣味のアマチュア無線をしていた男性職員(57)を減給10分の1(3日)とし、制限速度60キロの国道を約120キロで走行した女性職員(35)を含む4人を戒告処分とした。 ZAKZAK 2006/02/10

不良「公務員」の一掃に、鳥取県も、ようやく「重い腰」を上げたと見える。最もこの程度は、民間では、昔から行っていた「レベル」ですが、「ぬる湯」に浸りきった公務員には、少々「キツク」映ったかも知れない。。。

ちなみに私の知ってる会社は、飲酒運転=解雇 です。そう考えると?この処分は、まだ「ゆるゆる」の処分と言えますね。。。

また、制限速度60キロの国道を、約120キロで走行した女性職員の方。危ないですよ!もしかして?若い頃。「箱乗り」されてた方とか?。。。(^-^)

勤務中。公用車で「アマチュア無線」に興じていた方。趣味は結構ですが休日に楽しんでくださいね。モービルハムはマイカーで。。。

野良犬の駆除の為「一服」盛った方。違犯には違いないが、無責任に夜中に「放し飼い」をしている「不届き者」の飼い主も少なくない。庭や玄関にイヌの糞が落ちていると?確かに腹立たしい。いくら注意しても直さないのなら?自分の敷地内で「実力排除」するのは理解できる。。。(^-^)

それにしても鳥取県。「公務員」とて今は「ゆったりムード」に浸ってられる時代ではない。仕事は仕事。遊びは遊びと、明確に「区別」しないと、今度は「リストラ」されても文句など言えませんよ。。。。


「揚げ足取り」より是々非々で。。。。

2006-02-12 12:42:02 | ニュースから考える

憲法改正手続きの詳細を定める国民投票法案の今国会提出に向けた調整が宙に浮いている。自民、公明両党は10日、幹事長・政調会長らによる国民投票法案に関する協議会を1年2カ月ぶりに開いたが、与党が求める民主党も含めた協議の枠組みづくりには、小泉政権との対決姿勢を強める民主党側が難色を示す。自民内でも参院側に冷ややかな空気が漂っており「政権の求心力低下の表れ」との指摘も出ている。同日の協議会では自民党の武部勤幹事長が「今国会成立に向けて自公民3党で協議を進めたい」と意欲を示したが、青木幹雄参院議員会長は「民主党が全体としてどう取り組むのか確認する必要がある」と指摘。衆参執行部の温度差が浮き彫りになった。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 02/10 07:01) 

慎重な青木さんはともかくも、民主党の前原さんは、就任当初。自民党との接し方として「是々非々」で臨むとあったが。。。。早くも?。。。。ウ~ム。

自民党から政権交代を目指そうとしている「民主党」でしょ?こういう事で良いと思っているんですか?。。。(^-^)

確かに自民党も、反省すべき部分は反省すべきだと思います。小泉さんも頑張っている事は認めますが、閣僚に任せず?自らが「率先垂範」で発言し突き進んで来たこれまでの小泉さんスタイルからすると、郵政民営化の法案が成立してからの小泉さんは、些か「拍子抜け」しちゃっている様にも感じ。大丈夫か?と心配する時も有ります。。。(^-^)

残り任期が少なくなって来るから、ある面、仕方が無い事も有りますが、閣僚中心に依る和の内閣も結構ですが?改革続行のコアには、強いリーダーシップが不可欠であり、是非とも、もう二年ほど続投して頂き、今までの様に、また率先垂範で先頭に立ち「ガンガン。バリバリ」とやって貰いたいですね。。。

そこで感じる事は、このところの内閣は、ちょっと「迫力不足」 ですよ~!また野党の民主党も民主党で、「揚げ足取り」を「攻め」と勘違いされてて、折角の「前原イズム」が活かされていませんね。少し「やり過ぎ」です。。。

小泉さんの醍醐味は、何と言っても強引なくらいの「率先垂範」ですからね。まだまだ。老け込む時期ではない。。。

武部さん!小泉さんの「続投支援」を、よろしくひとつ!。。。。んっね。(^-^)


職業僧侶。。。

2006-02-12 10:36:22 | ニュースから考える

長野市の善光寺の僧侶ら9人が、個人加盟できる労働組合に加入し、寺院内に独自の分会を結成した。分会は「今後、賃上げなどの交渉を行いたい」としている。僧侶を中心にした寺院内労組は全国的にも珍しく、労働団体の中央組織も「以前は大阪にあったが現在はない」(連合)、「聞いたことがない」(全労連)などと話している。労組を結成したのは、善光寺で塔頭(たっちゅう)25ヶ院を束ねる天台宗大本山「大勧進」の僧侶と一般職員、パート約45人のうち、僧侶5人と職員4人。1月に全労連系の「長野県一般労働組合」の分会として「善光寺大勧進分会」(花岡利家分会長)を発足させた。分会は、「大勧進」側と塔頭の間でトップの進退を巡ってトラブルになった際、塔頭側に同調した僧侶(52)が、県一般労組に個人加盟したのがきっかけ。同僚らが同労組に加入、分会発足につながった。長野県一般労組の木継勇一書記長は、「僧侶は労働者とは思っていなかったが、相談を受けるうちに労働者であるとわかった」としている。「大勧進」側は、発足について「ノーコメント」としている。 (2006年2月11日12時36分 読売新聞)

記事にある長野の「善光寺」さんは、全国に数多の信者を持つ古刹である。歴史ある「大伽藍」を数多く所持し、そこに集い修行を続ける僧侶は数多くおられると思う。今は「坊さん」も結婚するし、子供も作る。ただ生活出来れば良いと言う時代ではない。贅沢を求めないまでも、妻子に貧しい生活を強いて、またそれが受け入れられる時代ではない。。。

時は正に、二十一世紀である。それを思えば?伝統に根ざす僧侶と言えども?考えられなくも無い出来事である。記事に依れば、僧侶の他にも寺を陰日なた無く支える職員やパートも含めての「労組」加入らしい。戒律は戒律としながらも、それなりの生活は送りたいとする「今風」の考え方に立脚している為か?それにしても、仏様にお仕えする僧侶ですから?やはり「違和感」は否めない。それにしても例外を認めない「変革」の波は、いよいよ以って僧侶の世界にも及んで来たという事か?プロ野球の労組の時も驚いたが、改めて、時の「移ろい」を感じさせずにはおかない。。。

また最近感じる事として、「命」を軽視する凶悪事件が後を絶たないが、昔と違い、国民の側にも「宗教観」の著しい「希薄化」傾向が進んでいる様に感じられ、仏教も単に「葬式仏教」化している現状を考え併せると?果たして、これでいいのか?と感じざるを得ず。些か気掛かりである。。。

長い不況の影響か?檀家側からすれば「戒名」が高いの?「塔婆代」が高いの?と、仏事への「出費」に目が行ってしまいがちだが、寺側からすれば、逆に宗派の本山への「上納金」も有り、寺に「戒名代」がそっくり残る事など無く。世間で言う「坊主丸儲け」にはならない様だ。しかも、しっかりした「檀家」を多く抱える寺ならまだしも、名ばかりの「檀家」ばかり抱えている貧乏寺などは、到底やって行けるハズもなく、「廃寺」に陥るところも多いとされる。しかしそういう地域でも、葬式を挙げる都合上、坊さんがいなくては困り、そういう寺を、複数「掛け持ち」で、互いに出張し合う寺や坊さんも多い。(最近は葬儀屋が、僧侶のマネごとで、葬儀の場を取り繕うケースも、まま多いとか?) 。。。

そういう事情だから、寺の経営を安定させる目的で「幼稚園」や「マンション」の経営を副業にするところも当然多くなっている。加えて墓地の「切り売り」で収入確保に努めるところも出て来る。中には既に分譲している墓地を、一端、回収し「区画整理」し直して、それまで持っていた面積に見合う「再区画」した墓地と交換する寺も出ており、それがもとで「檀家」とトラブルに発展するケースも、時折ニュースざたになる。。。

我が家の菩提寺は、お蔭様で「健全経営」らしいが、最近はパソコンによる「檀家管理」を始めている。例えば、今年は、誰々が「何回忌」になり、来年は誰々の「何回忌」という具合に、こと細かく、早め早めのアクションで「法事」などをプレゼンして来る様になった。。。(^-^)

さて、「牛に引かれて善光寺」の逸話が残る古刹で起きた、世にもハイカラな僧侶の「労組」加入騒動。果たして今後、どの様な展開と相成りまするやら?ただ「労組」が出来ても?「ストライキ」に走り、京都の寺がやった様な「拝観停止」だけは絶対止めて下さいね。仏罰が有りますよ。念のため。。。。