埋没林公園を出たころには空は曇っていました。北の原を回り、西の原にやってきました。
定めの松、樹齢400年だそうです。
人間の寿命、時間に比べれば十分長寿で大昔のことですが、
先ほど見た3500年前の地球の出来事に比べれば”最近”のことです。
定めの松から車では10分もかからないところに三瓶温泉鶴の湯があります。温泉は今回の目的のひとつで、念願の三瓶温泉初入湯です。鉄分を含んで茶色く濁った色が特徴の湯で、ぬるめですがゆっくり入っているとじわじわと汗がでてきてあったまるのがわかります。
温泉でサッパリしたあとは古民家を改造した「ドマカフェ」でコーヒーとケーキ。
そこで(しつこくも)店の人に尋ねました。
「上山(うやま)の大杉って近くですか?」
「ああ、前の道を行ったら”すぐ”ですよ。道が細いから気をつけてください」
この一言で、やはりここまできたんだから行ってみようとしたのですが・・・
これがどれほど大変なことになるのか、その時は思いもしませんでした。。。