気の向くまま日記

とある凡人の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

火炎放射器?

2006年03月03日 | 臨床日記
自律神経失調症ということでHPを見て来られた男性、重心がすぐ上のほうにいってしまい肩がこり胸に不安のかたまりのようなものがあるとのことでした。
重心の変化が自分でわかり自分で多少修正もできるようで”気感”のある人でした。

重心を確認するとかなり上の方にくるっていて調整しました。
上半身の緊張をとるためにうつぶせに寝てもらい首、肩、背中と浄化していくと
「せなかは軽くなったけど胸のかたまりが騒いでいる」
ということで仰向けになってもらい胸に手を当てていきました。

確かに胸の真ん中にマイナスエネルギーのかたまりがあります。
しばらく手を当て、だいぶ取れた感じなので確認すると
「かなり軽くなって気持ちいいけど燃えカスがあります」
さらに手を当て、その後その燃えカスとやらもなくなっていきました。

その男性のいうことには私の手から火炎放射器のように火が出て悪者を燃やし尽くすように感じたそうです。すごく体の中が熱くなったそうで
「先生はそんなに気を出して熱くなってだいじょうぶなんですか?」
といわれるので私の手を触ってもらうと
「あれ?熱くないですね・・・」
体温が伝わっているわけではありません。体の中で反応して熱くなっているんです。

それと悪者を焼き殺しているわけでもありません。
悪者というのはないんですよ~。という話と”北風と太陽”の童話の話をさせてもらいました。
「今まで悪者扱いして戦っていたからよけいに悪くなっていたんですね。これからは自分の一部として折り合いをつけてやっていかねば・・・」
とその男性は納得されたようです。