先週の、シルバーウイーク期間中は安・近・短ですが結構お出かけをしましたので、ご紹介するのが遅れてしまいましたが、改めて閑話2題にお付き合いをください。
まず最初の写真ですが、ここしばらく雨らしい雨が降っていません。 地域によっては例年の数パーセントあたりしか降水量がなく、まとまった雨がほしいところです。 ご多分にもれず、我が家の前の池もとうとう干上がってしまいました。 この写真ではまだ少し水が残っていますが、今は全くなくなってしまいました。 それにしても不思議なのは池の亀さんなんですね。 まだ水があった時は何十匹といカメが水面から顔を出したり日向ぼっこをしたりしていたんですが、いまは全く目にしなくなってしまいました。 池の中を右往左往と迷走した揚句に、どこかへ一時避難をするようです。 これまでにも、上の道路まで脱走して来たカメを時折見かけるんですが、すぐまた池に強制送還されていました。 昨年の夏も同じような状態で池が干上がるとほとんど見当たらなくなり、また水が溜まりだすとどこかから出てくるようです。 行き先は不明ですが、たくましい生活力ですね。

大小さまざまなカメが迷走したようですね。

バンの親子が餌探しです。 今年もバンの親子が三羽池に住み着いています。
同じく我が家の前のイチョウのことですが、池沿いに十本ほどのイチョウの木が植えられています。 2~3メートルほどの苗木が植えられてかれこれ30数年が経ちますが、一昨年あたりから銀杏の実が実りだしました。 イチョウの木は雌雄異株で雄木と雌木があるようです。 銀杏を実らせるまでには30~40年ほどかかるそうで、ちょうど植えられた10本ほどの苗木に雌木が3本ほどあったようです。 一昨年に一本の木が僅かですが実をつけ出し、今年は3本の木に結実が見られます。 実の形は楕円型と丸型があり少し種類が違うようです。 2週間ほど前から結実し始めました楕円形の銀杏の実が、辺り一面に落ちています。 ↑写真の丸型の方はあと少しかかりそうですが、こちらも一杯できています。 銀杏の実は滋養強壮、鎮咳・去痰作用があり滋味豊かですが、あまり食べすぎると頻脈・ふらつき・嘔吐・麻痺などメトキシピリドキシンの中毒作用を起こすらしいですね、大人でも一日10~20粒ほどが無難なようで、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですね。

楕円形の銀杏の実です。 かなり臭いですし、素手で触るとかぶれてしまいます。

果肉を取り除いて何度も水洗い、ここまでにするのには結構手間がかかります。