Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

高畑サロン

2005-03-30 | 散歩道
高畑付近は奈良公園の南に位置し、奈良公園や東大寺周辺と比べて観光シーズンでも落ち着いた雰囲気を見せています。
春日大社より、深い木々に覆われたささやきの小径を抜けると志賀直哉邸にいたります。写真は志賀直哉邸と隣家の高畑サロンの古びた土塀で、このあたりはゆっくりと散策を楽しむことが出来る地域です。高畑サロンでお茶をしたり、蕎麦どころとして一押しの銀松や、古民家でいただくわらびもちなどがあり結構楽しめます。
高畑のメイン道路より一つ南に旧道に入ると奈良の民家を利用した日々器陶芸倶楽部などがあり、国宝十二神像で有名な新薬師寺や写真美術館が、奈良らしい路地の先に閑静なたたずまいを見せています。

http://www.kasugano.com/kankou/shiganaoya/


新薬師寺へいたる

2005-03-30 | 散歩道
高畑から新薬師寺へいたる細道、昔の地道に簡易舗装を施したままの不ぞろいの道にこれもまた奈良らしい雰囲気でしょうか。こんなところをゆっくりと歩いているとなんかほっとするんですね!
写真に見える山門は不空院の山門。

写真美術館

2005-03-30 | 散歩道
新薬師寺の少し南に奈良市写真美術館があります、年間を通して多彩な写真展を行っており色々と楽しませてくれます。
今年は奈良の自然を愛した故入江泰吉氏の生誕100周年を迎え、彼が半生にわたって追い求めようとしたものを、約100点の作品で探る写真展が開かれます。
「入江泰吉の写真世界ー美と心の発見ー」 期間 4月2日~6月26日


石上神宮

2005-03-26 | 風景
天理市街地の東、鬱蒼とした杜の中に鎮まるのが石上神宮(いそのかみじんぐう)で、布都御魂大神を主祭神とし、種々の重宝や兵器が納められ、累代物部氏が奉祀してきました。今も七支刀をはじめ多くの国宝や重要文化財を伝えています。
南北いずれに向かうにも、ここが山辺の道の起点となり、今回は桜井から天理までの間(南コース)を写真でご紹介しましたが、ここ石上神宮から布留ノ高橋を渡り弘仁寺・正暦寺・円照寺を超えて奈良へと通じる北コースとがあります。
古道は時に山間のそま道となり、ときに田園の中をゆくのどかな野道となり、さらに遠く二上山や大和平野を望む雄大な景色となって飽きることがありません、踏みしめる道のそこそこに神話の世界が息づき時間はいつしか古代へと遡っていくようです。

http://www.tenri-iexpress.com/tourist/isonokami/top.html