たぬき自慢

もう17年ほど前の話ですが、信楽焼きの傘たてが欲しくて車を走らせました。我が家から加茂町を抜け木津川を渡って和束の集落を過ぎるともう信楽です。
何軒かの陶器屋さんをまわり、やっと気に入った傘たてを手に入れて店先に出たとき、なぜかこの狸さんと目が合ってしまいました。愛らしく見つめる30センチ足らずのタヌぼーで、あれから17年ほどたちますが、当時の姿のまま元気に猫の額のような庭を守ってくれています。
同じ頃に近所の人が信楽焼きの狸を買ったのですが、焼きが悪いのか上薬が悪いのか、2年ほどで全身が白っぽくなり爺さん狸に化けてしまいました。我が家のタヌぼーは化けることもなく、今も変わらず若々しいままです、同じ信楽焼きの狸でも色々あるのですね。

http://www1.kcn.ne.jp/~saga-j/turedure20.html

ただいま待機中！

信楽の街道沿いには多くの陶器屋さんが軒を並べています。
軒先には道路まで溢れるばかりの狸 狸 狸です。３ｍ以上もの超大物からミニサイズまで所狭しと狸の焼き物が並んでいます。写真は６年ほど前の写真ですが、まるで店先で客待ちしているようです。


http://www.e-shigaraki.org/

室池の自然

奈良と大阪の県境に標高６４２メートルの生駒山があります。生駒山の北に延びる尾根上に、まるで鹿の角のような形をした自然のため池があります。尾根の上にあるのでこの池への流れ込みはほとんど見当たらないようですがいつも満々と水を溜めています。水深は結構深いようで、少し沖合いで昔潜ってみましたがまったく底には届かず、水温がどんどんと下がり気持ち悪いぐらいです。昔はこの池には魚釣りの人やシジミ採り・山菜取りの人が訪れるぐらいで、池畔には珍しいサギ草が自生していました。今は池を取り巻く自然を大切にし、水生植物や湿生植物などを観察しながら散策できるトレイルコースが色々と整備されています。

http://www.city.shijonawate.osaka.jp/h130101/03/14/031401.htm

赤く色づいたもみじのヘリコプター

室池の池畔にはところどころもみじの木が自生しています。秋になると緑深い水面に真っ赤なモミジが映え目を奪われますが、この時期は新緑の若葉の先に翼を赤く色づけた種子がいっぱい実ります。

エゴノキの花

外周りのトレイルコースでエゴノキの花を見つけました。下向きに咲く白い五弁の特徴的な花で、トレイルコースでよく見かけました。
我が家の玄関先にもエゴノキを植えていましたが、水はけが悪かったみたいで花が咲くまでにだめにしてしまいました。

http://www.futaba-h.fks.ed.jp/mtmt/MyPhoto/egonoki.html