Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

昭和残像

2010-03-10 | 想い出
     トタン板は昭和の時代の証でしょうか。 朽ちてしまっているのが残念です。

 
 昨年は天皇在位20周年を向かえ、より一層 昭和という時代が遠ざかって行くのを感じていました。  人生の半分以上、想い出のほとんどを昭和の中に持つ自分としては、少し寂しいものを感じています。  先日に、二度ほどゆっくりと奈良町辺りを徘徊したんですが、少し違った目的がありました。  生れ育ったのは大阪のなんばで、当時の懐かしい思い出が なんばにはたくさんありましたが、難波の歌舞伎座のように年を追うごとに又一つ又一つと無くなって行くのは寂しい限りです。 hirosiさんのブログや写真展「失われ行く空間・空堀」に大いに刺激され、奈良の地で昭和の残像を探してみようと思いました。   これから時折ですが、昭和の名残を残す建物や地区、昭和の懐かしい文物なんかをご紹介できたらなと思います。
(10.01.30他 撮影) 


hirosiさんのブログです http://hirosi906.exblog.jp/




やすらぎ書店さん今日はお休みでしょうか、それとも廃業してしまったんでしょうか。
ロボット三等兵やロボタン、鉄腕アトムに鉄人28号等々懐かしい漫画本が思い出されます。
ところが、なかなか新しい本は買ってもらえず、ほとんどが貸本屋さんでしたね。



表通りはちゃんとアスファルト舗装がされていましたが、少し裏路地に入るとでこぼこな地道が残っていました。 そんな裏路地の奥に空き地があって、秘密基地もありましたね。




当時は真ん中に撹拌棒がついた洗濯機が主流で、上部にローラー式の洗濯物絞り器がついていました。 
そういえば洗濯機を勝手口のそばに置いていた家が多かったですね。




我が家には、かまど式の木製のお風呂がありましたが、時折風呂焚きが面倒になると銭湯に行かしてくれました。 
近所の怖いおっちゃんもいましたが、友達に会えたり、風呂上がりのフルーツ牛乳が懐かしく思い出されます。






大空へ・・・

2008-01-10 | 想い出
 
 我家から矢田寺方面へ向かう県道沿いに奈良工業高等専門学校があります。 この道は県立民俗公園に向かうときや、仕事で斑鳩方面へ抜けるときにはよく通る道です。
 道沿いの校庭の一角にプロペラ機が置いてあり、フェンス越しにいつも横目でちらりと見ながら県道を走り抜けていましたが、この日は孫をだしに守衛さんに断り、思い切って校庭に入らせていただきました。 
 学生さんの研究用でしょうか、1945年ごろに製造され、防衛庁より管理換えされたノースアメリカン社製のテキサン練習機T-6が置いてあります。 二人乗りで、翼長12.5m・全長8.8m・全高3.5m、最大時速330km・実用上昇限度6560m・航続距離889kmの可愛らしいプロペラ機です。
 小さかった頃の一番の憧れがパイロットでした。 残念ながら努力足らずで夢がかなわず、地上をあくせくと走り回っていますが、どれほど大空を自由に飛び回る夢を見たでしょうか。 いまはもう飛び立つことができなくなった飛行機ですが、コックピットに座り、操縦桿を手に大空を自由に駆け巡る夢が又わいてきます。
〈08.01.03 撮影〉






へっついさん

2007-05-10 | 想い出
 
 県下の古民家が移築されている、県立矢田民俗公園に出かけました。
物心ついた頃には、もうガスレンジとステンレス流しがあり、魚焼きのひちりんの記憶しかないのですが、どっしりと土間にすえられたへっいさんを見ていると、なぜか懐かしいような思いがこみ上げてきます。ここに移築されるまでには充分使い込まれてきたのでしょうか、板の間に腰掛けて、薄明かりの土間の真ん中で黒光りするへっいさんを見ていると、ゆったりと流れる時間の中、少し昔のこの家の人々の暮らしが、ちゅんちゅんと湯気を立てる湯釜の音や、炊き立てのご飯の香りとともによみがえってくるようです。
〈07.04.30 撮影〉




いつもありがとうございます!

2007-02-17 | 想い出
 まだ当面忙しい日々が続きそうで、しばらく更新が怠りそうです。
気がつくと、このブログを始めさせていただいてからはや2年が過ぎていました。
あまり見栄えのしない写真と駄文で恥ずかしい限りですが、これまでご訪問いただき、又 温かいコメントをいただきました皆様に心よりお礼申し上げます。
 まだしばらくは更新もままならない状況ですが、この4月中旬ごろには仕事も一段落つき、これからもどんどんと更新したいと思っております。
これからもよろしくお願いいたします。





プラレール

2007-01-03 | 想い出
 年末に帰省してくる孫のためにクリスマスプレゼント買いました。
あれこれ悩んだ挙句、乗り物好きの孫のためにプラレールにしました。
30年近く前に息子のために始めて買ったプラレールと、ほとんど変わっていません。
 当時はあまりいろいろなパーツはありませんでしたが、緑色のトンネルは今も変わりません。あの頃のプラレールはどんな電車が走っていたのか忘れてしまいましたが、今はトンネルを通り高架橋を通過し、踏み切りや駅を通り過ぎて新幹線500系が走っています。