Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

滝坂の道から奥春日へ 其の二

2014-05-26 | 風景
ブログの輪写真展の申込期限も残すところあと1週間足らずとなりました。
私も参加させていただきますが、より多くのブログの仲間の皆さんのご参加を!

詳しくはhirosiさんのブログ心のままに感じるままにをご覧ください。




          滝坂の道から奥春日へ!




銀竜草。


 滝坂の道、首切り地蔵のある休息所から奥春日ドライブウエーの道に出ました。 一昔前ですと奥春日ドライブウエーの道も原始林が鬱蒼としていたんですが、ここ数年原始林の足元の不要な草木の伐採や、外来の樹木の伐採などを進めてこられましたので、場所によっては結構明るい林道になっています。 趣のほどでは少し以前の方がよかったかなとも思いますが、不要な下草や雑木の伐採で、森林環境の保護を考えておられるようです。 おまけに最近ではカシノナガキクイムシによる広葉樹の立ち枯れが問題になっていますので、なおさら春日原始林の保護には手をかけられているようです。 ところで今日の山歩きの目的の一つ銀竜草ですが、ことしも又その珍しい姿を見ることができました。 銀竜草という名前ですが菌類に寄生する珍しい植物で、まるで銀色の鎧をまとった竜が立ち上がったような姿です。
(14.05.10 撮影)





滝坂の道の後半、鬱蒼とした道が続きます。





奥春日山で一番大きな山桜の老木です。
この辺りは以前鬱蒼としており、風情があったんですが、下草や樹木の伐採が行われ明るく、風通しがよくなりました。



今年は少し寒かったからでしょうね、やっと頭を出しだした銀竜草。





ちょうど若草山から奥春日ドライブウエーに入るあたり、水谷茶屋へと下る道沿いに良く咲いて(出て)います。





水谷茶屋へと降りる林道です。この山沿いの土手に良く出ています。





寄生植物とのことですが、まるで珍しい花のようですね。





林道もかなり下ってきました。





春日山月日亭近くまで下りてきました、この辺りでも銀竜草が見られました。





水谷茶屋に到着、ここで一服して帰路につきます。







滝坂の道から奥春日へ 其の一

2014-05-23 | 風景

ブログの輪写真展の申込期限も残すところあと1週間余りとなりました。
私も参加させていただきますが、より多くのブログの仲間の皆さんのご参加を!

詳しくはhirosiさんのブログ心のままに感じるままにをご覧ください。



          滝坂の道から奥春日へ!


 先日、朝からの好天に恵まれて久しぶりに滝坂の道から奥春日へと歩いてきました。 昨年の同じく5月に出かけてからちょうど1年ぶりですが、今回も前年同様、奥春日の道で銀竜草がそろそろ出ているのではと思い、この日朝早くから出かけました。 いつも通りですが、春日大社の駐車場が早朝から利用できますので、この日も朝7時半に到着、春日さんにお参りした後滝坂の道に向かいました。 今日朝から清々しい晴天で、朝の森林浴ですね、気持ちの良い森の空気を胸一杯に吸いながらのんびりゆったり、寄り道をしながら歩きだしました。
(14.05.10 撮影)



この後でもご紹介いたしますが、石畳の古道に赤い落椿が目を引きます。





能登川沿いの集落を抜けてしばらく登ると滝坂の道の入り口でしょうか、石燈篭が出迎えてくれます。





能登川沿いに朽ちかけた石畳の道が峠へと続きます。





新緑が見事ですね。





ゆったりとした登りが続くんですが、この日は少し冷え込み、清々しい登り道です。





所々石畳の道も朽ちかけています。





ここしばらく、余り雨が降っていませんので流れも細くなっていますね。




木漏れ日が石畳の風情を高めていますね。





真っ赤な落椿に心奪われます。





入江泰吉さんの撮影スポットです。





石畳の道は、首切り地蔵の休息所へと続きます。







長岳寺のツツジとカキツバタ 其の二

2014-05-18 | 風景
放生池越しに本堂。
 

 長岳寺と言いますと、五年前にブログの仲間の皆さんと行きましたのを思い出しますね。 其の時は五月末でしたのでツツジもカキツバタもはや見ごろを終わっていましたが、雨上がりの境内でひっそりと佇む石仏に心を奪われました。 この日はまずまずの天候で、そのうちに明るい日差しが射してきましたので少し趣にはかけましたが、何枚もシャッターを押していました。 今回も沢山石仏の写真をアップしましたがご容赦ください。 
(14.05.06 撮影)





石仏1





石仏2





石仏3





石仏4





放生池に映りこんだ本堂。





本堂脇のモミジとツツジ。





ツツジが見頃ですね。





側溝の流れに落椿。





なんとかセセリですよね…?





深紅のハーレー いいですね!





お昼前に帰路につきましたが、更に大勢の方が来られています。







長岳寺のツツジとカキツバタ 其の一

2014-05-15 | 風景
重要文化財の楼門です。


 今年の連休は孫の帰省もなく少しゆっくりとなどと思っていましたが、結構雑用が増えて何かとバタバタしてしまいました。 いつもながら安近短がわが家の基本姿勢ですが、この連休も徹底して安近短となりました。 連休初めから中日は、午前中に県立美術館の「アメリカ現代美術の巨匠達」や明日香村の万葉文化館に「三瀬夏之介 風土の記」を見に出かけました。 連休最終日のこの日は朝からまずまずの天候で天理市郊外、山野辺の道沿いの長岳寺にちょうど見ごろのツツジを見に行きました。 9時過ぎまでに着けば駐車も大丈夫だろうと思っていましたが、どっこい駐車待ちの車がもう出ています。 それでも3台余りの駐車待ちでしたので、ここは心を落ちつけて根気よく駐車スペースが開くのを待ちました。 心安らかに待ったおかげでしょうか、それとも早朝から来られている方がおられたからでしょうか、15分余りの待機で無事駐車することができました。 さすが連休ですね、他府県ナンバ―の車がたくさん止まっています。 長岳寺のツツジもこの日が見ごろ、今はカキツバタも見ごろを迎えたようですね。
(14.05.06 撮影)



大門をくぐって本堂へ。




見事なツツジの参道が続きます。




入山の受付を済ませて楼門へ。




放生池を取り巻くツツジもちょうど見ごろです。





境内のツツジも見事ですね。





放生池。





モミジの新緑が鮮やかです。




カキツバタの青い花もそろそろ咲き始めたようですね。




本堂横のツツジも見事ですね。





大師堂前の趣のある石の香炉。







安堵町を訪問!

2014-05-12 | 風景
太子道へ少し北上して、善照寺から出発です。
 

 
 4月からここしばらく、公私ともにバタバタとしていましたのでご紹介が少し遅れていますが、先月末に久しぶり出かけました安堵町をご紹介します。 以前から安堵町は、行くえ不明だった広島大仏の話や、天理軽便鉄道などの話題で気になっていたんですが、天候にも恵まれたこの日、お昼過ぎまででしたが折りたたみ自転車を積み込んで安堵町に出かけました。 安堵町は奈良市内を流れる富雄川と佐保川が合流し、大和川となる地に開けた町並みで歴史は古く、聖徳太子が斑鳩から飛鳥へ通った太子道が町内を抜けています。 安堵町役場の駐車場は休日も利用できますのでここに車を止め、折りたたみ自転車で太子道を少し南へと寄り道をしながら走りました。 今回もまたまた一杯アップしましたがご笑覧下さい。
(14.04.26 撮影)



初の人間国宝になった陶芸家富本憲吉の生家。 
富本憲吉記念館になっていましたが、いまは残念ながら閉館になっています。




敷地内にシャガの花がひっそりと咲いていました。




生家の記念館は閉館になっていましたが、陶芸教室はその後も運営されていますので、敷地内に入らせていただけました。




次に安堵町歴史民俗資料館に回りました。 ここで、大正4年から昭和3年まで実在しました天理軽便鉄道の説明や車両の模型を見ましたが、館内撮影禁止でしたのでご紹介出来ずごめんなさい。
当時人はもちろん、綿花やさまざまな産物を運んだようですね。




奈良県再設置の功労者である今村勤三氏の生家が民俗資料館として利用されています。




庭園には枝垂れ桜やさまざまな花が植えられていますが、この日はちょうど牡丹の花が見ごろを迎えていました。




見頃の牡丹1




牡丹2




牡丹3




太子道を少し外れて、安堵町の町並み。




白壁が続きます。




この日の3つ目の目的地 中家住宅に到着。 残念ながら見学には申し込みが必要でした。




中家住宅は二重の濠めぐらせた大和の環濠屋敷で、中世武士の平城式居館の姿をとどめています。




中家住宅を折り返しに戻りましたが、昔ながらの町並みには心奪われますね。
この日は残念ながら時間に限りがありましたのでここから引き揚げましたが、次は太子道ををさらに川西町、三宅町、田原本町へと自転車で走ってみたいですね。