Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

晴れのち雨、時々蛭の一日 その2

2009-07-28 | 風景
 
 春日大社の駐車場に車を止めてから約2時間余り、11時半ごろにやっと首切り地蔵のある休息所に到着しました。 ここら辺りは蛭がいるようで要注意ですが、少しゆっくりと休息することにしました。 写真の撮影に熱中しすぎて水分補給を全くせず、のどがカラカラです。 誰からとはなく早い昼食のコールもありましたので、ついでに昼飯もとることにしました。 
 この辺りからですね、私の右腕に少し違和感がありましたので見直すと、吸血中の蛭が付いているではあ~りませんか。 大きさは1センチ足らずですが、私の血でパンパンに膨れ上がっています。 腕から無理やりはがすと、かみついているんですね、少し抵抗と痛みが走ります。 血を吸うときに蚊と同様で、血が凝固しない物質を出しているようで、いつまでも血が止まりません。 今のところ趣味人さんや、morinoさん、伸之助さんには蛭がついてないようで、奥春日の原生林へ歩を進めました。 
 奥春日に入ったころから、ポチポチと降りだしていた雨が一気に土砂降りになって来ました。 あわててカメラをタオルで包みビニール袋に収納しましたが、雨が激しくザックを開けて収納することができません。 ビニール袋の口をしっかりと握りしめ、折り畳みの小さな傘をさしての行軍です。 次の休息所まではまだしばらく歩かなければなりませんので、結構しっかりと濡れてしまいます。 私やmorinoさんは、まだ折り畳み傘があるので頭あたりだけでも濡れずにいられますが、趣味人さんや伸之助さんは大変です。 
 この雨ですので鶯の滝もパスをして、しばらく行くと女性の悲鳴が聞こえてきました。 1時間ほど前に首切り地蔵の休息所で一緒だった単独行の女性のようで、足に吸いついた蛭が取れずに叫んでいるようです。 少しパニック状態でしたが、強引に吸いつく蛭を取ってあげると落ち着きを取り戻されました。 
 ふもとの水谷茶屋に降り着いてから、morinoさんの靴の中に蛭を発見、まだ足に吸いついてはいませんが素早く靴の中を逃げて、なかなかつかまりません。 その後、自宅に帰ってから発見されたんですが、趣味人さんの足にも吸血途中で急死した蛭が付いていたようです。 天候も不安定ですのでこの日の写真撮影はここらで置き、高畑のろくさろんに移動をし写真談議に花を咲かせました。
(09.07.25 撮影)



苔むした倒木や岩の間を流れていきます。



谷筋での写真撮影に余念のない趣味人さんと伸之助さん。



谷筋は、苔むした岩石と倒木に埋まっています。



入江泰吉さんのポイントで、激しく迫るmorinoさん。




少し高台からは趣味人さんが!



再生 まだまだこれからという意思表示でしょうか、もののけ姫の世界ですね。



苔と茸のコラボレーション。





晴れのち雨、時々蛭の一日 その1

2009-07-26 | 風景

 滝坂の道から奥春日山を歩いてきました。
前日の天気予報では少し雨が心配でしたが、朝起きてみるとお陽さまがのぞいています。 今日は、趣味人さんmorinoさん伸之助さんと待ち合わせ、春日山原生林へ出かけました。 朝から結構気温が高く、春日大社から高畑を通じて滝坂の道に入ったあたりで、もうぐっしょりと汗をかいてしまいました。 木立に覆われた滝坂の道へ入って少しほっとしています。 木陰を抜けていく爽やかな風はなかなか吹いてくれませんが、春日大社の禰宜の道を出てから、高畑の炎天下の住宅地内を歩いて登って来ましたので、風は止まっていますが緑の木陰にほっとします。 能登川の瀬音に誘われながら、軽快に滝坂の道を登って行きました といきたいところですが、日ごろの運動不足と暑さで、あっちこっちに寄り道をしながら、何を撮ったかわからないような写真を大量生産しながら、やっとこさっとこ汗を拭き拭き歩を進めました。



滝坂の道入り口で大きな黒い蝶(名前がわかりませ~ん)を発見!
じわじわと、おじさん達の包囲網がちじまります。


夜のうちに土から出て木の上に登り、暗いうちに羽化するはずなんでしょうが。
寝過ごしたんでしょうか、まだやっと土の中からはい出してきたところのセミ君、きょとんとして私たちを見上げています。 
見かねた趣味人さんが、木の上に連れて行ってあげました。



意外と水の流れは少なかったです。



木漏れ日を受けて。



morinoさん趣味人さんのデュエットショット! 絵になりますね。



太めのカリントウのようにねじくれています。



切り株。 モーずーっとここにいますね!



石畳の滝坂の道、結構きつい登りです。





グリーンカーテン

2009-07-19 | 雑感

 折角のこの夏最初の三連休ですが、仕事と家の用事でお出かけできずにいます。
今日はそんな訳で、我が家ネタですが、ニガウリのグリーンカーテンのその後をご紹介いたします。
 先週から一段と暑くなり、夏らしい気候になって来ましたが、おかげでゴーヤの実も良くなってきました。 小さなできたての実から、大小さまざまな実を合わせて20あまりの実がぶら下がっています。 ところで暑くなりました分 水やりが大変です。 直径35㎝余り、深さ35㎝ほどの野菜専用プランターに1苗づつ植えていますが、それでも朝・昼・夕と1日3回たっぷりと水をやらないと葉がしおれています。 葉から蒸散する水分はかなりの量のようです。 緑陰のが他の日影よりもとくに涼しいのは、水分の蒸発による気化熱の効果ですが、グリーンカーテンも同様のことが言えそうです。 これまでの簾に比べて、みずみずしい葉の緑色の視覚的な効果もあるでしょうが、やはり幾分その辺りの気温が低くなっているように感じます。



すっかり緑の葉に覆われてしまいました。 昨日の夕刻、あまりに伸びすぎたつるの枝先をかなり剪定して少しすっきりとしました。



室内より。 グリーンカーテン越しに西陽を受けていますが、これまでと比べてあまり暑苦しく感じません。


 ここで少し早計な結論ですが、プランターときゅうりネットで、どこにでもニガウリやきゅうりのグリーンカーテンが設置でき、水やりは少し大変ですが、蒸散効果であたりの気温が少し下がり涼しく感じられますので、エコの暑さ対策としてはおおいにお勧めです。







野菜の時間を!

2009-07-17 | 自然
   真っ赤に熟した実からいただいています。

 我が家のエコの取り組みとして緑のカーテン(にがうり)をご紹介しましたが、今日はさらに興が乗りまして、野菜プランターによるミニ家庭菜園をご紹介します。 とりとめのない写真をずらずらとご紹介しますがご容赦ください。 
 今年は野菜作り用の専用プランターが出ていましたので、一苗一鉢で植えてみました。 すくすくと育つ苗を見ていると日ごとに愛着がわいてきます。 朝の水やりはすこしバタバタしますので家内にお願いして、夕刻早く帰宅できるときは私が水やりをしています。 今はグリーンカーテンのニガウリ同様、トマトもナスもオクラもシシトウも見事な実をつけてくれています。 この盆に帰省してくる孫たちが、大喜びしてくれるのが楽しみです。
(09.07.12 撮影)



ピンポン玉ぐらいのミニトマト、すずなリです。



元気なナスの花、黄色いおしべが太くてしっかりっしているのが元気な花だそうです。



センター分けの髪型みたいです、目と鼻をつければよかった。



真上からオクラの花。



ただいま成長中のオクラの実。 



シシトウの白い花。



夏にはもってこいのピリ辛シシトウ。



昨夕の収穫、今朝のおみそ汁の具になりました。



窓辺でニガウリもしっかりと育っています。



ワーからまっちゃった!





盛夏の円成寺と桔梗

2009-07-15 | 風景

 円成寺の蓮花の開花状況を紹介していただきました、さんきちさんのブログ散水館にも書かれているんですが、蓮花見頃の先日の日曜日でも、円成寺を訪れる方が少ないようで、庭園や境内には静寂が満ちているようです。 じっくりとお寺を楽しみたい向きには誠にぜいたくな環境です。 
 手入れの行き届いた境内に、涼やかな薄紫色の桔梗が咲きだしており、少し暑さにくたびれかけた気持ちを潤してくれます。 本堂に映る青葉の紅葉も見事で、満ち足りた気持ちの中で時が過ぎてゆきます。
(09.07.11 撮影)


咲き始めた涼やかな桔梗。



本堂・阿弥陀堂に映える青葉紅葉。



護摩堂前の庭に咲く桔梗。



楼門より眼下の浄土池を望む。



日差しを浴びて、青葉紅葉が美しいですね。







茶店の横に紫陽花、「氷」の幡に心ひかれます。