Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

曽爾高原Ⅰ

2006-10-31 | 自然
 榛原から369号線を通り、曽爾高原に行ってきました。これまでは、七曲の栂坂峠を越えて曽爾村へ入ったのですが、この春に栂坂トンネルができ大変便利になりました。奈良市内からですと約1時間30分ほどで曽爾村に到着します。
 国立曽爾少年自然の家まで車で登り、そこから曽爾高原尾根道へ出て亀山を登ることにしました。有名なススキは少し遅かったのか、それとも土曜日の雨で濡れそぼったのでしょうか、穂があまり開いていません。背丈を越えるススキの中を尾根道へと登ると曽爾高原の全景が開け、鎧岳や兜岳、屏風岩が遠望できます。少し汗をかきながら尾根道に出て左に登ると倶留尊山、右に山道をとると亀山に到ります。
 ここまで登ると秋の陽射しも気持ちよく、足元にお亀池をみながら亀山へ続く尾根道を楽しみました。



尾根道への道から曽爾高原を望む。



足元にお亀池。



二本ボソから倶留尊山へ。



倶留尊山の東、三重側の急峻な山肌に少し秋の紅葉が望めました。



古光山方面を望む。

コスモス

2006-10-26 | 風景
 namazuさん、tomoさんのブログに魅せられて、私も藤原宮跡のコスモスを見に行ってきました。
 藤原宮跡周辺の皆さんが協力して種をまいたコスモスが、約2ヘクタールの畑に200万本の花を咲かせています。良く手入れされた広大なコスモス畑が大きく二つあり、天香久山側はまだ盛りですが、畝傍山側は少し花時を過ぎたようです。
 周辺はよく整備されており、地元の皆さんのご努力がうかがえます。仕事の合い間の忙中閑あり(忙中閑作りかな)ですが、秋空の下 陽光を一杯に浴びたコスモスの花々を楽しめました。
(SONY DSC-W30にて撮影)




天香久山



花の陰に畝傍山

空高く!

2006-10-24 | 自然
先日、ちょっとした行き違いでの応対のクレームを耳にし、奈良県南部の黒滝村へ事情の確認と謝罪に行ってきました。自宅より直接黒滝村へ向かったのですが、この日は道路事情も良く、約束の時間よりも半時間以上早く着いてしまいました。まだ少し早すぎるので、国道309号線から黒滝村方面へ入ってすぐにある黒滝森物語村で車を止め少し休みました。黒滝川沿いにあるこの施設やオートキャンプ場・森のこもれびホールは、夏のシーズンには多くの方でにぎわった思いますが、秋の陽光の下 今日は私一人です。施設を見渡せる芝生広場のベンチに腰掛けて真っ青な秋空を眺めていると、大空を悠々と飛行する鳥を見つけました。あまり鳥のことは詳しくないので良くわかりませんが、トビよりも少し大きいようで尾羽が三味線のバチのようですのでオオタカでしょうか、オオタカの方も私を見ているようです。山沿いの豊かな上昇気流があるのでしょうか、ゆったりと大きく旋回しながら私の周りを飛んでいてくれます。
黒滝川の瀬音を聞きながら、音も無く空高く飛翔するオオタカに心を奪われて、仕事のゆうつも飛んで行ってしまいました。
(SONY DSC‐30にて撮影)


移転展示されている黒滝村旧庁舎。



移築整備された庄屋の家と、掛け直された吊橋。



黒滝村HP http://www.vill.kurotaki.nara.jp/

お気に入りの散歩道

2006-10-16 | 散歩道
いつものことですが、このごろなかなか朝早く起きれません。
仕事のときは眠い目をこすり、朝ごはんをかけこんで職場へ向かうのですが、休みの日はついつい好き勝手な時間に起きだしています。この日も朝が遅くなってしまいましたがあまりの好天に誘われて、小さなザックを背に自宅から歩いて出かけました。
まず地元富雄三碓地区の氏神様 添御縣巫神社(そうみあがたますじんじゃ)へ向かいました。こちらの神社は建速須佐之男命、武乳速之命、櫛稲田姫之命の三神を祀り、貞観元年(859年)延喜式神名にはやこの神社の名前が出ており由緒正しい古社です。本殿にお参りをしてから富雄川の東、少し高台沿いの農家の集落の軒先をつなぐように伸びる旧道を大倭神宮・鹿島香取神社へと歩きました。この道沿いはかなり古い道で、神武天皇に遡るいわれの多い地でもあります。あまり詳しいことは理解していないのですが、神前に柏手を打ち、刈入れの終わった田んぼを眺めながらのんびりとした散歩道として楽しめます。 きらきらと輝く秋の日を浴びながら、のんびりと田舎道を歩くのも本当にいいものです。


休耕田に咲くコスモス。



富雄三碓地区の氏神様 添御縣巫神社(そうみあがたますじんじゃ)



大和造りの民家の屋根越しに生駒山を望む。



軒先で収穫した小豆が天日干されていました。



300~400mの山並みが続く矢田丘陵。



あふれんばかりの実をつけた庭先の柿の木。



帰路は車の少ない富雄川沿いの道を。

横浜 大桟橋へ

2006-10-15 | 風景
 13日東京での仕事を済ませてから、息子夫婦の住む横浜を訪ねました。
翌日は朝食を済ませてから、横浜港の大桟橋に案内してくれました。横浜駅よりみなとみらい線に乗りかえ、日本大通り駅で下車してオフィス街を大桟橋へ向かいます。ビルに囲まれた広場ではジャズの演奏をしており、おしゃれな喫茶店が並んでいます。大桟橋は、港の施設の屋上をデッキ状の板張りと芝生の広場をうまく配置して自由に利用できる素敵な空間で、港越しにみなとみらい地区の赤レンガや高層ビル群が、テーマパークのように見わたせます。 この日は少し風が強い日でしたが好天に恵まれ、山下公園もお弁当を広げてくつろぐ人や、犬を連れて散歩を楽しむ人々で賑わっています。公園に面した大通りには、おしゃれなカフェやホテルが軒を並べ素敵な空間を演出しています。
自然に恵まれた古都奈良も良いのですが、港横浜のアーバンライフもなかなかいいものです。
(SONY DSC-W30にて撮影)


みなとみらい地区が正面に望めます、ここからの夜景は素敵だろうな。



おのぼりさんですので、マリンタワーにも何十年ぶりに登ってみました。大桟橋に山下公園や氷川丸、シーバス乗り場が足元に見えます。



横浜港、左手にレインボーブリッジが見えます。