Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

二月堂から春日大社、吉城川沿いへ  その3

2009-11-29 | 風景
       手向山八幡宮にて。


 二月堂横の茶所で温かいほうじ茶をいただき、持参したお昼のお弁当を食べました。
 ここは無料休息所のようなところで、良く見るとさまざまな国の方が来られています。 以前と比べて、東南アジアや韓国・台湾、欧州やアメリカ辺りからの外国の方が多く見受けられます。 皆さん神妙な顔付きで、ガイドブックに目を落としながら、ほうじ茶をすすっている姿を拝見していると、実に平和で微笑ましく感じられます。
 余り長く休憩ばかりもしておれませんので二月堂から手向山八幡宮を訪ね、若草山の山麓を南へ抜けて、茅葺の水谷茶屋から春日大社へと向かいました。 この辺りから特に人が多くなってきました。 そういえば、今日は阿修羅展や奈良フードフェスティバルの最終日で、いつも人出の多い東大寺南大門の参道は、まるで心斎橋や銀座通りのような人出です。
(09.11.23 撮影)



水谷茶屋辺りの紅葉、残念ながらここもいま一つの色付きでした。




春日大社 本殿回廊横の紅葉。




春日大社参道わき 着到殿横の紅葉。




少し燃えて来ました。




春日山より流れ出る、吉城川両岸にかかるモミジ。




水面にも燃えるモミジが。




奈良フードフェスティバル最終日。 国内の著名なシェフが日替わりで美味しい食事を提供してくれています。




この日は、興福寺の「お堂で見る阿修羅展」の最終日ということもあるんでしょうか、東大寺南大門前もすごい人出です。






吉城園から大仏池、二月堂へ その2

2009-11-27 | 風景

 吉城園(よしきえん)は、「興福寺古絵図」によると同寺子院の摩尼珠院があったところとされていますが、明治になって民間の所有となり、大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が造られた後、奈良県の所有となり庭園鑑賞および茶会などに広く利用していただくために平成元年4月1日より開園されています。 
 場所は県庁北側の信号を東へ渡り、知事公舎を過ぎた突きあたりに依水園と並んで立地しています。
 朝早くは靄が掛かっていましたが、少しずつ晴れ間が広がり、朝の陽が射しこんできました。 これまでのしっとりとした庭園の風情から、少しづつ様子を変えつつあります。 モミジの紅葉も少しづつ燃えだしてきたようです。
(09.11.23 撮影)




離れ茶室に陽が射し始めました。




茶釜でしょうか、珍しい形をした灯り。




離れ茶室から。




この日は、苔むしたこの石段に心を奪われていました。




吉城園を後にして、戒壇院へ。 黄色いせんだんの実と軒先の狛犬?




大仏池にて、有名な大銀杏の樹は、ほとんど葉を落としていました。




銀杏の落ち葉の絨毯に心奪われます。



二月堂へと至る坂道で。 白壁と柿の木と大仏殿。






奈良公園 吉城園の紅葉 その1

2009-11-25 | 風景
         受付を入ってすぐ、四阿(あずまや)が配された築山。

    
 昨日の22日に、帰省中の娘も孫と東京へ帰京し、今日23日は家内も朝から何十年ぶりかの小学校の同窓会で大阪へ出かけました。 独り取り残された私は、以前から気になっていました奈良公園に紅葉狩りに出かけました。 この日は興福寺で開催されています「お堂で見る阿修羅展」の最終日で、大勢の人出が予想されますので少し早く我が家を出発しました。 昨日の昼過ぎ頃から降り出した雨も上がり、朝靄が掛かっていますが、今日はこれから一日晴天とのことです。 駐車場に無事車を止め、少しゆっくりと準備をしてから吉城園の開園を待ちました。 朝靄に霞む庭園の紅葉もまた違った趣があり、朝の静寂の中で朱色や紅のもみじの紅葉が心に沁み込んできます。 何という鳥でしょうか、歌うようにさえずる鳴き声が、雨上がりの朝の喜びを伝えているようです。
(09.11.23 撮影)




あずまやから望む池の庭。




少し紅に色付いています。




苔の庭へ至る石段。




紅葉と石燈篭。




茅葺の離れ茶屋と苔の庭。




紅へのグラデーション。




茅葺の茶屋の風情がいいですね。




庭に少し陽が射し、色とりどりの落葉が輝いています。






平城宮跡へ

2009-11-24 | 風景
       朱雀門越しに完成間近の大極殿が望めます。


 東京への帰京の前日、帰京準備に忙しい娘に代わって孫君(2歳1カ月)を連れて大好きな電車を見に平城宮跡に出かけました。 娘は翌日の帰京前に、買い物や美容院へと忙しく、その間 爺婆が孫のお相手です。 それにしても小さな男の子はなんでこんなに電車や乗り物が好きなんでしょうかね。 長男の孫君1号も電車が好きですが、こちらは自動車系で車には目がありません。 この日も、平城宮跡ですと間近で近鉄電車が見られますので孫君も大喜びです。 宮跡内の踏切の側で、「でんちゃ! きた!」と大喜び、特急電車や快速急行、神戸からの相互乗り入れの阪神電車と何台の電車を見送ったでしょうか。
(09.11.21 撮影)



朱雀門横の銀杏が見事です。




近鉄電車の踏切の横から、まだ何もありません。 このすぐ横を近鉄電車が縦断しています。




まだまだ金ぴかの鴟尾(しび)です。




朱雀門の前にて、孫君少したたずんでいます。




広大な朱雀大路にて、観光客が記念撮影。







長谷寺紅葉 その2

2009-11-22 | 風景
    本堂にて。

 真言宗豊山派総本山長谷寺は朱鳥元年(686年)道明上人が天武天皇のために法華説明図をを初瀬山西の岡に安置したことに始まり、のち神亀4年(727年)徳道上人が聖武天皇の勅願によって本尊十一面観世音菩薩を東の岡にお祀りになりました。 ご本尊の十一面観世音菩薩立像は高さ十メートル余りあり、御足に触れてご縁を結べます。 この日も特別拝観で御足に触れさせていただくことが出来たんですが、、本堂の舞台を右に左に動き回る孫君を追いかけていましたので、残念ながら拝観させていただくことができませんでした。 それにしても満2歳1か月の孫君は元気はつらつです。
(09.11.19 撮影)



舞台より五重塔を望む。




弘法大師御影堂にかけての紅葉。




御影堂前の銀杏の黄葉が見事です。









まだこんな感じのもみじが多かったです。




五重塔のもみじも色付きがいまひとつです。









本坊から本堂五重塔を望む。




長谷寺と言えば草餅ですね。