Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

秋深まる斑鳩の里

2013-10-31 | 風景

 先日の27日、朝からの晴天に誘われて斑鳩の里に出かけました。 前日まで台風の影響で不安定な天候が続いていましたが、久しぶりに晴れ間がのぞいています。 法起寺のコスモスはもうだめだろうなとは思っていたんですが、わが家からも近いのと、やはり少し気になっていましたので思い切って行ってみることにしました。 やはり見頃はとうに過ぎていますので訪れる方も少なく、のんびりと、本当にのんびりとしています。 まだ少し散り残ったコスモスの花と熟した柿の実が私を迎えてくれました。 
(13.10.27 撮影)



法起寺境内北裏の駐車場にて。 熟した柿の実が朝日を浴びています。





法起寺講堂の甍と国宝の三重塔。





色付き始めた柿の葉が朝日に輝いています。





手前の虫食い一杯の葉は丹波産の枝豆。 帰りに買って帰りましたが実に美味しかったですね。





少し残っているコスモスを。 後で気がついたんですが花の真ん中にイモムシが。





少し散り残ったコスモス2





少し散り残ったコスモス3





もう一度講堂の甍と柿の実。 柿食えば…ですね、冨有柿がありましたので買って帰りました。




少し曇ってきましたが、すぐ近くの法輪寺ものぞいてきました。
こちらではジャム用のイチジク(黒っぽくて小ぶりです)を買って帰り、早速 苺ジャムに変身です。







稔り・・・。

2013-10-29 | 雑感
 今年最後の稔りでしょうか、ここ数日の朝晩の冷え込みで家庭菜園のシシトウの収穫もそろそろ終わりに近づいたようですね。
 夏の初めに今年は万願寺トウガラシを植えたんですが、始めの1~2個を収穫したのみで、その後はあまりうまく結実もせず、また実がなっても良く育ってくれませんでした。 そのうち虫がついたのか病気になったのかでどんどんと元気が無くなり、枯れてしまいました。 少し時期を逸してしまったんですが、1カ月余り遅れて売れ残っていたんでしょうか、すこし伸び切ったこのシシトウの苗を購入し植え直しをしました。 初めはあまり良く育ってくれませんでしたし、夏の台風の激しい風に、花が一杯ついた枝の半分が折れてしまいましたが、残りの枝がどうにか頑張ってくれました。 夏の終わりごろから、そう1カ月ほど遅れていますが、少しづつつきだした花が一気に稔りだしました。 先の二度の台風では室内に避難し、その後もしっかりと実をつけてくれていましたが、そろそろ終わりに近づいたようですね。 
 ご苦労様ありがとう、帰省中の孫たちは少しばかりの収穫でも大喜びをし、食卓に花を添えてくれました。 あの暑かった夏もはや過去になり、日一日と秋への深まりが増しています。(ところで余談ですが、この赤いシシトウは滅茶辛いです。)
(13.10.27撮影)





いま少し秋が深まってきましたね!

2013-10-26 | 雑感
 窓辺に少し秋の気配がしてきました。


 大変な被害をもたらした先週末の台風に引き続き、今週もまた週末を狙うかのように27号と28号がペアでやってきました。 結構心配もしたんですが、どうにか大きな被害もなく、少し手前でカーブして通り過ぎてくれました。 今日は台風一過とはいかず、時折申し訳なさそうにお陽さまが顔を出しますが、又すぐにどんよりと曇ってしまいます。 昨日朝からの激しい雨で家の前の池は満水。 何処から集まってきたのか沢山のカルガモが、一時避難でしょうか翼を休めています。 それにしても朝から冷たい風が吹き出しました。 家の前の欅や、目一杯ギンナン落とした銀杏の木々も少し色付き始めました。 少しづつ、そう少しづつ、気がつくと季節はしっかりと移ろいゆくのですね。
(13.10.20 撮影)
 


欅の枝先にも少し季節の変化が。





池のみなもを冷たい風が通り過ぎていきます。





そんなに慌てなくても、青と黒のワンポイントが素敵ですよ。





まだ少し曇り空、季節がゆっくりと動いていきます。
こんな日はゆったりと、自宅で暖かい珈琲を飲みながら読書もいいですね。






大津祭り  番外編

2013-10-22 | 行事
石橋山の町衆の皆さん、前輪を浮かせて天孫神社へ方向転換です。


 大津祭りがいつ頃から始まったのかは明確な資料が無いようですが、曳山が祭礼に取り入れられた時期はほぼ確かめられており、「四宮祭礼牽山永代伝記」と寛永12年(1635)の「牽山由来覚書」によると、大津祭りの起源は、江戸時代の始め慶長から元和年間(1598~1624)と言われています。  以来400年あまり、地元の町衆のみなさんの大変なご努力でこの祭りは継承されてきましたが、祭礼を行う人と参加する人、および観る人々の強い連帯感があってこそでしょうね。 
 曳山を取り囲むように見物ができる和やかなこの祭りを、少し縁の下の力持ちさんにもスポットを当て番外編としてご紹介したいと思います。
(13.10.13 撮影)  




巡行前の猩々山、曳山の後輪を守る立ち姿の粋なおじさん。




午前中は威儀を正して裃で。





神功皇后山の町衆。





曳山の車輪を、欅の舵棒でしょうか(名前がわかりません)制動ですね。





龍門滝山、欅の舵棒を車輪にかまして方向転換ですね。





湯立山、微妙な進路調整です。





孔明祈水山、狭い路地から一気に方向転換です。





町衆の気合のあった力強い動きです、前輪が少し浮いてますよね。





西王母山、信号待ちみたいですね。





お昼休み、巡行も一服です。







大津祭りに行ってきました 其の二

2013-10-18 | 行事
さていよいよ巡行の始まりです。
    

 十三基の曳山の巡行は、先月のくじ取りで順番が決められています。 くじ取らずの西行桜狸山を先頭に天孫神社の神事を済ませて、順次それぞれの曳山が町内を巡行していきます。 お囃子が高まり、巡行とともに熱を帯びてきます。 それぞれの場面でお囃子も変るようなんですが、初めての私にはまだ聞き分けることができませんが、気持ちはどんどんと高揚していきます。 思わず知らずシャッターの連続ですね。 昨日は今日の撮影に際して色々と戦略を練っていたんですが、ほとんど飛んでしまって、無駄押しシャッターの連続ですね。 一般的にはこんな状態を、「下手な鉄砲も数打ちゃ…」などと言うんでしょうね。 残念ながらその続きの、「…当たる」 が無いままに、曳山ストーカーが続きます。
(13.10.13 撮影)




1.そろいの白い法被が粋ですね。





2.それぞれの曳山のお囃子が町内を通り抜けていきます。





3.子供たちの打つ鉦の音が、気持ちを高ぶらせてくれますね。





4.玉屋町辺りでしょうか、町屋もお祭り模様ですね。





5.湯立山の赤い提燈がひときわ目を引きます。





6.家紋の伝統的なまん幕が実にいですね。





7.丸屋町商店街のアーケードの下も山が曳かれていきます。





8.桜の枝先に小さな桜の精の翁が姿を現しました。 前方に出て廻る姿は、奥の西行法師と問答をする姿とのことです。





9.からくり人形の演じ中は、曳き山を止めて見物しやすくしてくれています。





10.こちらは桃山と呼ばれる西王母山。 桃の中から、からくり人形の桃太郎が飛び出してきます。




11.午前中の巡行の終盤、中央大通りへ。





12.午前の巡行が終わり、中央大通りで十三基の曳山は集結し、午後の巡行へと移ります。






13.さてそろそろ帰る時間です、撮りきれていない写真に目一杯後ろ髪をひかれながら、
午後からの巡行は諦めて帰路につきました。