Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

正暦寺の紅葉Ⅱ

2007-11-24 | 風景

 九時半頃までどんよりと曇っていた空も、ところどころ青空がのぞきだし、暖かな秋の陽射しが差し込みだしました。 人気の少ない朝のうちに概ね見て回ったのですが、陽が射してきましたので、又もう一度境内を回りなおしました。 この時間になるとさすがに人の出も多くなり、参道も早朝の静けさから紅葉狩りの華やいだ雰囲気に変わります。 ひとしきり飽きるまで、秋の陽射しを受けて輝きだした紅葉を楽しんでから帰路に着きました。 境内ではさすがに日本酒発祥の地だけに、県内地酒の各銘柄のきき酒があり、少しお神酒をいただいてゆっくりと参道を下りました。



色のハーモニー2



石垣と白壁に紅葉が映えて。



南天の実が紅葉に負けじと真っ赤です。



参道にも暖かな秋の陽射しが。



石仏横の紅葉が真っ赤に燃えています。


         
         参道を行きかう人々。



今年もまた菩提山川から見上げてみました。



正暦寺の紅葉

2007-11-23 | 風景
 
 今日は早起きをして正暦寺に出かけました。 例年ですとこの時期には見頃を向かえ大変混雑も予想されますので、私にしては珍しく6時半に起きて正暦寺に向かいました。 さすがにこの時間ですと、普段は渋滞する道中もスムーズに走り、8時には駐車場に到着しました。 先着組みが数台いますが、駐車場はがら空きです。
 今日の天気予報では曇りのち晴れですが、この時間ではまだどんよりと曇り、朝の冷え々とした冷気が漂っています。 静まりかえった境内で、僧房の雨戸を開ける音に少し驚きながら、まだ陽の射さない参道の紅葉を見上げました。
 今年の紅葉は昨年よりも悪いようで、色付きも少し悪く、枝先の紅葉も広がリおりることもなく、茶色くちぢれて散りそうです。



朝の参道。


         
         振り返ると山門に紅葉。



少し色付きが悪いようです。



本堂へ上る参道より。



紅葉のハーモニー。


         
         石仏も紅葉に染まり。



少しだけ錦秋の里



奈良公園の紅葉Ⅱ

2007-11-18 | 風景

大仏池から望む大銀杏も黄色く色付き、今が盛りなようです。
こぼれ種から繁茂していた南京櫨の若木も刈り取られ、池畔がすっきりしています。
 大銀杏の下では、スケッチを楽しむグループが、秋の陽差しを浴びながらキャンバスに向かっていました。
 大仏殿裏手の紅葉並木は、幾本かの紅葉が色付いていましたが、全体としてはまだ早いようです。
 大仏殿正面へまわると、秋の修学旅行生や海外からの団体客でにぎわっています。 喧騒を離れて鏡池から白蛇川沿いに歩きました。 県新公会堂より流れる白蛇川沿いも紅葉並木が続きますが、ここも見頃にはまだしばらくかかりそうで、この連休辺りには見事な見頃を迎えるでしょう。


早散り始めた大銀杏







大仏殿裏手を彩る紅葉並木。


         
         白蛇川沿いの紅葉。



県新公会堂。



新公会堂前庭に置かれている鬼瓦。



新公会堂ロビーより庭園を望む。



奈良公園の紅葉

2007-11-17 | 風景
 
 朝からの晴天に誘われて奈良公園に出かけました。
正倉院展も終わり、少し車も走りやすくなりました。 紅葉の見頃にはいま少し早いようですが、今日と明日は奈良公園紅葉前線をご報告します。
 県新公会堂に車を止め、水谷茶屋から若草山・手向山八幡宮・二月堂と廻り、大仏池から東大寺を抜けて白蛇川沿いを歩いて新公会堂へと戻りました。
 全体としては紅葉も色づきはじめで、来週の連休ごろが見頃かと思います。 場所々で見頃の紅葉も楽しみましたが、昨年と比べて色付きは少し悪いようで、赤く燃える前に茶色くちぢれてしまった紅葉も見かけます。 大仏池の大銀杏は他よりも早く今が盛りで、そろそろ散り始めそうです。 来週頃には足元に黄色い絨毯が敷き詰められそうです。


         
         水谷神社上手の紅葉。



手向山八幡宮の紅葉はこれからです。


         



二月堂の銀杏も見事です。



二月堂より望む東大寺周辺。

         



講堂跡辺りより望む東大寺大仏殿。



滝坂の道から奥春日へ

2007-11-11 | 風景
 滝坂の道から奥春日道へ歩みを進めました。奥春日の道では更に行きかう人も少なくなり、林道のような道を一人歩きました。 時折秋の陽が差し込み、枝先の紅葉が赤く燃えています。 一人寡黙に歩いていると色々な思いが頭の中を通り過ぎて行きます。

 …いつまでも、何処までも歩いて行けるような気がしていた若い頃…
 …少し歳を重ね、物事が同じだけ判るようになってきても、まだまだと頑張り…
 …このごろは、この道何処まで続くんだろうと少しくたびれて…

通り過ぎていく色々な思いを楽しみながら、それでもこつこつと歩いています。


          
          この石畳の上を様々な人生が通り過ぎていきました。


何処まで続く道…

          
          振り返ると明るい陽射しが。


憩い。