Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

奈良町界隈 その4

2010-02-24 | 風景
     元興寺境内では満開の水仙が出迎えてくれました。

 
 今週に入ってからびっくりするほど暖かい日が続いています。 今日なんか汗ばむほどで、4月下旬から5月にかけての気候らしいですね。 この様子ですと、県内の梅花も一気に膨らんでいることでしょう。 そう言えば、今日はコートではなく上着を手にした方もちらほらと見かけました。
 ところで、今日は先日の奈良町界隈の続きをご紹介したいと思います。 この日は、まだ少し寒さが残っていたんですが、お陽さまが射すと充分春を感じる暖かさでした。 東塔跡から少し戻って、久しぶりに元興寺を訪ねました。 まだ時間が少し早いんでしょうか、訪れる人も少ないようで、極楽坊でお参りをしてから静かな境内をゆっくりとめぐりました。 元興寺を後にしてから少し東の方に歩を進めました。 今西家書院や大乗院庭園文化館を訪ね、聖ラファエル協会の横を通り抜けて、今日の目的地の一つ奈良ホテルに向かいました。 奈良ホテルでは、今日24日まで平城遷都1300年記念祭に合わせて、奈良ホテル所蔵の絵画の特別公開がされています。 上村松園画の「花嫁」や中村大三郎画「美人舞妓」がお目当てですが、横山大観や川合玉堂の団扇画にも目を奪われます。
お昼前ぐらいから少し曇ってきました、今日はこれから用事がありますので早々に奈良ホテルを後にして事務所に向かいました。
(10.02.20 撮影) 




国宝の極楽坊と禅室  行基葺の明日香からの古瓦が実に美しいですね




境内に居並ぶ石仏群…合掌!




ほころび始めた紅梅を見つけました。




路地の奥にしゃれた喫茶店とその奥に手打ちの蕎麦屋さんが。




今西家書院。




今西家書院前庭では白梅が。




奈良ホテルに向かう裏道で微笑ましい光景に出合いました。 お兄ちゃんしっかりと妹の手を握ってあげてね!





百年余りの歴史を持つ奈良ホテル 忙しそうです。




春日大社参道 一の鳥居前にて。




奈良町界隈 その3

2010-02-21 | 風景
ならまちセンターから。

 昨日は久しぶりに出かけました。 午前中だけでしたが、3時間余り自由に過ごすことが出来ましたので、色々と悩んだ挙句近場の奈良町に又出かけることにしました。 先日は、奈良町の西側あたりから中心部辺りを歩きましたので、今回は中心部から東側辺りを歩くことにします。 あまり時間がありませんので、猿沢の池そばの奈良市営駐車場に車を止め、猿沢の池から歩きだしました。 朝の陽を浴びて猿沢ノ池が輝いています。 猿沢の池から今御門町辺りの細い道を抜け、元興寺東塔跡から元興寺へ。 十輪院辺りから今西家書院に回って大乗寺庭園に至り、奈良ホテルに向かうこととしました。
(10.02.20撮影)


朝陽を浴びて猿沢の池が輝いています。




温かな日差しを浴びて鴨君も日向ぼっこ。




池畔で鴨君を見つめるにゃん君。




今御門町辺りにて。




路地をあちこち抜けてまた菊岡さんところに出て来ました。




元興寺東塔跡の入り口にて、振り返ると格子の家。



東塔跡にて春を告げる贈り物が。






5年が経ちました。

2010-02-13 | 雑感
 
 手探りでブログを始めてから今日でまる5年が経ちました。 この5年間を振り返ってみますと恥ずかしい限りの写真と記事ばかりですが、これまでお付き合いをいただきました皆様に心より感謝申し上げます。 これからもたぶん、これはといった写真のご紹介はできないかなと思いますが、ありふれた日常の中で少し気になる風景を見つけましたら、相変わらず稚拙な写真ですがご紹介させていただきたいと思います。
 ところで、今日も朝から仕事でしたので新しい写真をご紹介できませんが、この1月に帰省をしていた孫君の写真をあらためてご紹介します。 この日は、孫君の大好きな近鉄電車を間近で見るために平城宮跡に出かけました。 孫君のお目当ては「きんてちゅ びぃしゅたかー!」です。 いつまでたっても見飽きることがないようで、いつまでもいつまでも、次の電車が来ないか線路を見つめています。 この日は何故か朱雀門も気に入ったようで、しばらくの間 朱雀門を見つめていました。 小さな孫君の瞳には、朱雀門の向うにどんな世界が見えているんでしょうか。
(10.01.17撮影)

 追伸: この写真をよく見てみますと、どうも左側に近鉄ビスタかーが写っているようです。 孫君は朱雀門の向うを通り過ぎる近鉄ビスタカーを見ていたようですね。






残された風船ふたつ

2010-02-07 | 雑感
 
 1月初めから帰省していた娘と孫2号が、昨日東京へ帰って行きました。 昨年末は、帰省途中にノロウイルスの発病のためにUターンして、正月帰省が出来ずにいましたが、正月も明け、孫2号の体調も良くなってから、ゆっくりと帰省していました。 孫君が帰省していると、ジジもババも大変ですが我が家には笑いが絶えません。 時折、孫君の大泣きもありますが、これも又楽しい限りです。
娘と孫が東京へ帰っていきますと、少しホッとしますが家の中の灯が消えたようで、実に寂しい限りです。 この春からは、どうもご主人の仕事の都合で上海に転勤になりそうで、娘も孫君も更に遠くなります。 幸いなことに、上海でしたら関空まで2時間足らずですので以外と早く帰国できるのですが、それでも異国の地という思いで、心配と寂しさがつのります。
いまは静かになってしまった居間に、孫君の残していった風船が二つ、所在投げに転がっていました。










奈良町界隈 その2

2010-02-04 | 風景
                 以前にもご紹介しました十輪院前の路地道。


 ここしばらく、本当に寒い日が続いていますね。 来週からは、又暖かくなるとのことですが、こう週替わりで寒暖の差があると、変化に対応する能力の低くなった私にはつらい毎日です。 つまり年をとったということですね。
ところで奈良町も南城戸町や井上町辺りは生活感が豊かですが、西新屋町や芝新屋町辺りは庚申堂や奈良町資料館、奈良町物語館、元興寺等があり観光客も多く、町も少しよそゆきの雰囲気がありますね。 それでも昔ながらの懐かしい裏路地がすぐ横にあったりで、足を進めるごとに楽しみが広がってきます。 夏はこの辺りも結構むし暑く、歩くのもつらいんですが、この時期は奈良町散策にはもってこいですね。
(10.01.30 撮影)



奈良町らしい店構え。




漢方のきくおかさんや奈良町物語館、この辺りが奈良町の人気エリアでしょうか。




元興寺東塔跡にて。




東塔跡の護り猫さん。 少し太めです・・・んっ何か!




水仙の花が温かそうな日差しを受けていました。




裏路地・・・秘密基地への出入り口です。




昭和の建物てトタン板や波板に象徴されるように思いません?



石橋の上から、宝船のように見えません!




今御門町にて、実にいですね。 この先においしい蕎麦屋さんがあったんですが閉店になってしまいました。




洋画家 絹谷幸二さんの生家にて。




杉玉ならぬ松ぼっくり玉、ここのほうじ茶は実においしいんですよ。




もちいどの通りにて。