昨日は終日雨が降っていました、関東地方や東北地方では季節外れの台風20号の接近で、激しい風雨で大変だったようです。 一夜明けて今日は朝から快晴です、一雨ごとに木々の紅葉も進んでいくようで、我家の前の銀杏の木も少し色づき始めてきました。
以前にもご紹介していました我家の前の小さな池ですが、この夏はほとんど水を抜いてしまって、池の底を見せていました。 自治会の人の話ですと、どうも水利組合が民間の業者にこの池の権利を売却したようで、いずれ埋め立てられてしまうのでしょうか。 ここより更に500メートルほど上手に、以前三方を緑に囲まれた瓢箪池がありましたが、埋め立てられ宅地に変わってしまいました。 建売に際しては「生涯沈下保障」などと看板を建て、安心な埋立地をアピールしていましたが、本当に大丈夫なんでしょうか。
我家の前の小さな池も、いずれは埋め立てられるようですと、これまで毎年冬に飛来してきた渡り鳥にとっては越冬地が又一つなくなってしまいます。 子供たちが小さい頃には、フナ釣りやザリガニ採りの思いで多い池ですが、水を抜かれた時点でほとんどの魚が死滅してしまいました。 後はどろぬまのようになった一握りの水溜りに、雷魚や亀が何とか生きていましたが、ここしばらく水門を閉じたのでしょうか、秋の長雨が少し溜まり、少ない水面ですが今年もマガモやカルガモが飛来してきました。 以前にご紹介しましたバンの父子はどこかに旅立ったんでしょうか、今はもう見かけません。
あまり勝手なことは言えないですが、身近なささやかな自然がなくなるのは淋しい限りです。
この秋も又、マガモが渡ってきました。
玄関を出るとすぐ目の前が池です。