Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

お山の上に

2011-06-29 | 風景
県道53号線を登りきったところに展望台がありました(誰もいませんね、私1人です)。 荒神岳を望む南方面。


 昨日、仕事で和歌山県と奈良県の県境、高野山より南の野迫川村に出かけました。 ここ数日は梅雨明けを思わす好天と暑さでうんざりしていましたが、さすが山の村 爽やかで涼しいですね。 海抜400mから最高地点で1300メートル余りの標高に野迫川村はあります、役場は1100mほどの高さでしょうか、少し前の雨降りの日なんか朝晩ストーブが要ったようです。 役場の人に聞いたんですが、先日は朝には車に暖房を入れて走り、街に降りると冷房が要るような状況で、体調を崩してしまわれたようです。 確かに五條市を過ぎて西吉野から天辻峠あたりまで登ってくるともうクラーは不用、窓を一杯に開けて山の清々しい風に吹かれながらのドライブでした。
(11.06.28 撮影Canon G10使用)



東方面、弥山・頂仙岳方面。何処までもぷかぷかと白い雲が流れていきます。




野迫川村役場から稜線沿いの県道733号線と別れ、林間七曲がりの53号線をかなり下った辺りにポツンと廃屋がありました。物置は屋根がもう崩れていましたが、母屋はまだまだしっかりしていたんですが…。




農具の物置・納戸でしょうか、すでに屋根が朽ち落ちていました。




まだ梅雨明け宣言は無いんですが、あの夏の空ですね。




野迫川村今井辺り。 山肌の少し開けたところに小さな集落が。写真左下に河原へ下りる階段が、川の流れは生活の一部なんですね。




県道53号線とも別れ、猿谷ダム湖を渡って国道168号線へ、先日までの大雨で湖面は満水です。




ダム湖対岸へと渡る小さなつり橋、自転車やバイクで通り過ぎていきます。




猿谷ダムから峠を登り西吉野へ。ここ天辻峠は天文台と天誅組で有名ですね。




街に至るとさすがに又クラーですね、結構渋滞もするあたりですが、あと何年ぐらいでしょうか、大和郡山から橿原を抜けて御所・五條へと続く高速道路がつながります。 これが出来ると十津川村や野迫川村がぐんと近くなりますね。






紫陽花

2011-06-20 | 風景

 相変わらず良く雨が降りますね、もう3週目でしょうか、週末ごとに天気が崩れて雨の休日になってしまっていますね。 折角の休日ですのでどこかに出かけようとは思うんですが、結局家の用事をごそごそ・ごそごそで、あまりお出かけが出来ずにいます。 大和郡山市の矢田寺や橿原市の久米寺では紫陽花園も見ごろを迎えたようですが、我が家の周りの紫陽花もそろそろと見頃を迎えだしたようです。 
(11.06.11~18撮影 Canon G10 使用)



1.カシワバアジサイ、二年目になると少しそれらしくなってきました。




2.真赤な紫陽花の赤ちゃんです。




3.ブルーのガクアジサイ、こちらもこれからですね。




4.淡い水色の紫陽花、清々しいですね。




5.上品なピンクの紫陽花。




6.葉の形が少し特徴的なガクアジサイ。




7.18日アジサイの花が咲きました。 真ん中の小さな一杯ある奴ですね。




8.少し淡いブルーの紫陽花をアップで。




9.薄いピンクの紫陽花にも花が咲きだしました。






雨上がり

2011-06-15 | 風景
       相変わらずここの材木やさんには目が行ってしまいます。 雨に濡れ、無造作に積み上げられた木材がいいですね。 

 本当によく雨が降りますね、ここ2週 週末は残念ながら雨続きで少しもてあましています。 先週末も前日からの雨が続き、午前中は雨が残っていましたが午後から雨も少し上がったようで空が明るくなってきました。 今更とりたててどこかに出かけるほどの考えもなく、それでも2週続きでなまった体を動かすためにコンデジもって富雄川沿いを歩いてきました。 富雄川の水量は豊かで、力強い川の瀬音が心地よく聞こえて来ます。 紫陽花にはまだ少し時間がいるようでしたが、初夏咲きの花が雨上がりの空に輝いています。 あたりの空気もしっとりとして心地よい深呼吸です。
(11.06.11 撮影 Canon G10使用)




あくまで個人的な意見ですが、節電対策…もうここまで至れり尽くせりで便利で無くってもいんじゃないかな!



昔ながらの農家の佇まい、落ち着きますね。




いつもの風景、大和瓦の連なりが趣があって いつ見てもいいなと思うんですね。




今、栗の花が満開です、蜂も一杯です。




ビョウヤナギ、雨上がりで花びらが少しくたびれて来たようです。




キンシバイ、鮮やかな黄色い花 少し幸せな気分に。




道沿いの石材店さんで、ねっ誰かに似ていると思いません!




土手沿いに咲くハルシオン(?)の花にはたくさんのベニシジミが翅を休めていました。 
必ず翅を広げていましたので、雨に濡れた翅を乾かしているんでしょうか。




田植えが一段落して、みんなで畔豆を植えられていました。 
水田の中には、たくさんのカブトエビが背泳ぎをしながらせっせと草取りをしていました。





山の家

2011-06-11 | 風景
   吉野町役場付近で見かけた川沿いの民家、真ん中の物見櫓のような部屋がいいですね。 今も現役で活躍しています。

 先日、仕事で黒滝村から天川村へと出かけました。 街中では梅雨の晴れ間で薄曇りの少しむし暑い天候でしたが、下市町から国道309号線をぐんぐんと登ると少し涼しくなってきます。  山頂近くの広橋トンネルから登石トンネルの辺りでは気持ちの良い涼しさで、クーラーオフ! ウインドウ全開でお山の冷気を一杯に浴びながらのドライブになりました。 この辺りも同様に、林業の衰退とともに住まわれなくなった家々が点在しています。 決して廃屋とは言いたくないんですね。 ほんの少し前までは、お山で頑張ってこられた人たちが生活されていた場所、山仕事のたくましい人たちと同様に、働き過ぎて節くれだった手のような家々が残されています。 今はもう住む人もなく役割を終えたようですが、山間に溶け込むような調和となぜか懐かしい思いがわいてきます。 街の生まれで育ちですが、どこか私たちのDNAに古くから記録された原点なのかもしれませんね。
(11.06.09 撮影 Canon G10 使用)




天川村から黒滝村へ、笠木地区あたりで出合いました。 住まわれなくなってかなり経つんでしょうか。 




小さな清流沿いにひっそりとたたずんでいます。 水は透き通るように美しく渓流魚がいるようです。 




清流を渡ってお山へと続く道…。




更にもう少し道を下ったところに。 こちらも現役引退のようです。




黒滝村、堂原地区にて、力強い作りの古民家。 台所の煙出しでしょうか、この形の民家を多く見かけました。




黒滝村から下市町へ、丹生の長谷辺りでしょう同じく煙出し屋根のある民家。




一枚目吉野町川沿いの民家。 吉野川を見るためでしょうか、物見櫓のような部屋がユニークですね。




橿原市一町辺り、県道35号線沿いで見かけました。




表側はこんな感じ、農業関係の倉庫でしょうか。 トタン張りがいい雰囲気ですね。






歴史的まちなみ

2011-06-05 | 風景
                    餅商 一ツ橋、焼き餅ですね。

 この頃雑用が多く、ついつい更新が遅くなってしまっています。 今日は、先月末に仕事ででかけた五條市新町の街並みを紹介します。 
ちょうどお昼休みで時間調整になってしまいましたので、短時間でしたが新町地区を訪ねてみました。 この辺りは江戸時代の歴史的町並みが残る地区で、昨年12月に重要的建造物保存地区(重伝建)に選定されました。 奈良にはこの他にも、お隣御所市の御所まちや橿原市の今井町、宇陀市の大宇陀松山地区や大和郡山市の城下町、良くご存じの奈良市の奈良まちなどなどがありますが、いずれも概ね江戸時代の歴史的な建物で、今でも現役で生活の場になっています。 某生命保険会社のCMにもこの歴史的な建物での生活の場面が紹介されていますが(今井町かなと思いますが)、実にいいですね。 江戸時代の古い町並みですが、ちょうど中ほどに築250年の町家をリノベーションしたレストラン五條源兵衛(0747-23-5566)があります、完全予約制でこの日は訪ねられませんでしたがお薦めです。
(11.05.24 撮影 CANON G10使用)



造り酒屋さんですね。




この看板が実にいです。




新町の路地裏を覗いてみました。




小さな流れの両側、張り出した出窓の町並みがいいですね。




源兵衛からまちなみ伝承館へのあたり。




五條市からの帰路は、葛城山麓を抜ける通称山麓線を通りました。 水田ではもう田植えの準備ですね、この辺りは葛城山からの湧水を利用していますので、美味しいお米で有名です。