Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

五月の風

2011-05-28 | 風景
 万葉庭園でせんと君が迎える奈良県立万葉文化館に、「日本のふるさと奈良 安野光雅」展に行ってきました。 絵本から、奈良のスケッチ、絵本平家物語など安野光雅さんの作品世界を堪能しました。
(11.05.14 撮影)

 ところで近畿地方でははや梅雨入りをしたんですね。 昨年と比べて18日早く、平年より12日も早い入梅とのことですが異常気候でしょうか。 おまけに明日には台風2号が最接近しそうで、季節感が狂ってしまったようです。 
まだ少しは五月晴れを楽しめると思っていたんですが、今は梅雨の前線と台風2号に影響されて、時折激しい雨が降っています。




この日は初夏を思わすような気候、さらさらと吉城川の流れが爽やかでした。




若い鹿君も今日はちょっと水遊びですね。




東大寺は相変わらず結構な人出です。 鹿君もせんべいのおねだりで忙しそう。




東大寺大仏殿から手向山八幡宮へ向かう参道、新緑のトンネルです。




二月堂からの参道、いつもスケッチの方々がおられます、ゆったりと流れる時間それぞれの楽しみですね。




路傍の石仏…合掌。




東大寺本坊横の新緑、奈良らしいですね。





春日薫風

2011-05-25 | 風景

 ご紹介がかなり遅くなってしまいましたが、春日大社の藤をご紹介します。
朝からの晴天に誘われて春日大社の神苑に出かけました。 まだ少し早いかなと思ったんですが、神苑の藤のニュースに誘われ出かけてみることにしました。 写真でご覧いただいたように花房もまだ少し短めですが、さまざまに咲き始めた藤の花からあの甘い香りが漂ってきます。 大きなクマンバチがブンブンと忙しげに飛び交っています。 時折吹き抜けるやさしい風に藤の香りが一杯運ばれ、風薫り陽光があふれる5月の朝でした。
(11.05.07 撮影)




薄紫色の藤の花房が見事です。




真っ白な藤の花が朝の陽を浴びて輝いています。




やさしい薄紫色のグラデーションですね。




神苑を後にして春日大社本殿に参拝に向かいました。




御蓋山(みかさやま)の野藤が見事です。 境内砂ずりの藤はまだ短めで、砂ずらずでした。




水谷茶屋に新緑が輝いています、鹿くんも皆さんも気持ち良さそうですね。





デイライト横浜Ⅱ

2011-05-16 | 風景

 以前から気になっていたんですが、ランドマークタワー横にある帆船日本丸に連れて行ってもらいました。
日本丸は憧れの帆船で、その優美な姿に魅了されていました。 てっきり戦後に建造された練習船と思っていましたが、姉妹船の海王丸ともども戦前の造船で、1930年(昭和5年)に神戸で進水されたようで、終戦直後の引き揚げ船としても活躍をしたようです。 
 小さかった頃、海外に大変あこがれた時期がありました。 将来は商船大学に行って世界の海にとか、パイロットになって世界の空へと憧れをつのらせていましたが、最終は努力不足、小さかったころの夢はいまだ夢のままでいます。 
 日本丸が50歳にになった頃傷みが目立つようになり、新たな日本丸の建造が決まり現役を引退しましたが、その後1983年(昭和58年)に横浜のシンボルとして保存されることになりました。 年に何回かすべての帆を広げる総帆展帆(そうはんてんぱん)がボランティアの手で行われますが、「太平洋の白鳥」と呼ばれたその優美な姿を是非見たかったですね。
(11.05.05撮影 Canon G-10使用)




高層ビルの谷間で初めて日本丸を見たときは不思議な感じでしたが、そこはドックになっているんですね。 




手摺の金具や船内の内装には真鍮がふんだんに使われています、ピカピカでいですね。




船上に引き揚げられていますが、巨大な錨です。




メインマストとたくさんのロープが見事です。




練習生の居室は思っていた以上に狭いですね。 一部屋8人でべッドの大きさは185㎝×65㎝の狭さでした。
 



厨房へ通じる廊下、ピッカピッカですね。




海水を引き込んだ1号ドックに保存されているんですね。 船上では波で少し揺れていました。




帆船日本丸と横浜みなと博物館を楽しんだ後は中華街へ。 この日はすごい人出でしたね。






デイライト横浜!

2011-05-08 | 風景

 この4月は横浜に住む孫君1号の入学式でした。 残念ながら仕事で出かけることができませんでしたので、仕事を無事終わらせてから、この連休に横浜に出かけました。 時折、小さな頃の面影も見せてくれますが、もうすぐ七歳になり、弟君の3号もいるのでお兄ちゃんになったもんです。 久しぶりの横浜旅行で、ブルーライト横浜までの元気はありませんでしたが、デイライトには孫君家族4人と横浜の街を散策しました。
 表紙の写真は、山手外国人墓地の上手にあるべーリックホールで、イギリス人貿易商 B.R.べリック氏の邸宅として、J.H.モーガンの設計により1930年に建てられました。
(11.05.03撮影 canon G-10 使用)



すべての寝室には専用のバスとトイレがそれぞれについていました。 おしゃれな明かり窓と、青いタイルが素敵でした。




二階執務室に面した応接室。 




読書用のスペースでしょうか、面白い小説と薫り高い珈琲があれば最高でしょうね。




実にクラッシックなタイプライターが置かれていました。




家族用の食堂でしょうか、こんなお部屋でゆっくりと食事を楽しんで見たいですね。



ローズガーデン「えの木てい」 ケーキ屋さんですね。




山手234番館 朝香吉蔵設計により1924年に建築された外人向けの共同住宅




個人のお宅でしょうか、おしゃれな色遣いですね。




山手十番館 BLUFF GARDEN 今はレストランですね。  このお店の向かいあたりから外人墓地が広がっています。