株式上場についてのトラックバックを頂きました。
「会計という視点での株式上場」という意味で、公開とさせていただきました。
今日からオンエアになったのだろうか?懐かしいフレーズのテレビCMを見た。
ドリンク剤の「リゲイン」のCMだ。
「リゲイン」というドリンク剤ほど、サラリーマン社会を反映したテレビCMはないかもしれない。
バブルの頃、「24時間戦えますか」というキャッチフレーズとともに、俳優・時任三郎扮する「牛若丸三郎太」が、海外で働くモーレツ・サラリーマンとして出演していたCMだった。
バブル真っ盛り、時代は「ノリノリ・イケイケ」という、一種の躁状態だったともいえる。
とにかく、24時間寝る時間を惜しんで仕事をし、夜は遊ばなくてはイケナイという雰囲気が、社会全体を包んでいたような気がする。
そのときに「黄色と黒は、勇気のしるし。24時間戦えますか。ジャパニーズサラリーマン!!」と煽られるCMが、頻繁にテレビから流れていたのだ。
バブルが砂上の城のごとく、崩れ去ったとき「リゲイン」のテレビCMは、一変する。
「24時間、戦えますか!」というフレーズと行進曲のような曲調が一変し、坂本龍一氏の、流れるようなピアノ曲となり「あなた、無理をしないで・・・」的なキャッチコピーへと変わったのだ。
このときのテレビCM出演をしていたのは、俳優の唐沢寿明と仙道敦子さんだった。
当時は、日本中にリストラの嵐が吹き荒れ、大手企業といわれるトコロでも1000人を越すリストラが実施されていた。
「明日はわが身のリストラ」状態だった。
だからこそ、テレビCMでは「癒し」をテーマにしたCMへと変化していったのだ。
商品そのものも、即効性のあるドリンク剤から穏やかな効き目の錠剤がテレビCMの中心だった。
バブル崩壊から少しづつ景気の回復基調が見え始めると、CMの出演者も変わっていくのだが、それでも「牛若丸三郎太」ほどの強烈なキャラクターの起用はなかった。
今回のテレビCMは、ひとりの牛若丸三郎太ではなく、数多くの牛若丸三郎太のようなエネルギッシュな「24時間戦うサラリーマン」が登場する。
テレビCMを時代を映す鏡の一つだとすれば、「今」という時は、バブル期の再来に差し掛かっているのかも知れない。
だが、あの躁状態の社会の中から、私たちは多くのことを学んだはずなのだ。
右へならへ的思考の怖さや、地に足をつけた客観的視点の大切さなどだ。
「会計という視点での株式上場」という意味で、公開とさせていただきました。
今日からオンエアになったのだろうか?懐かしいフレーズのテレビCMを見た。
ドリンク剤の「リゲイン」のCMだ。
「リゲイン」というドリンク剤ほど、サラリーマン社会を反映したテレビCMはないかもしれない。
バブルの頃、「24時間戦えますか」というキャッチフレーズとともに、俳優・時任三郎扮する「牛若丸三郎太」が、海外で働くモーレツ・サラリーマンとして出演していたCMだった。
バブル真っ盛り、時代は「ノリノリ・イケイケ」という、一種の躁状態だったともいえる。
とにかく、24時間寝る時間を惜しんで仕事をし、夜は遊ばなくてはイケナイという雰囲気が、社会全体を包んでいたような気がする。
そのときに「黄色と黒は、勇気のしるし。24時間戦えますか。ジャパニーズサラリーマン!!」と煽られるCMが、頻繁にテレビから流れていたのだ。
バブルが砂上の城のごとく、崩れ去ったとき「リゲイン」のテレビCMは、一変する。
「24時間、戦えますか!」というフレーズと行進曲のような曲調が一変し、坂本龍一氏の、流れるようなピアノ曲となり「あなた、無理をしないで・・・」的なキャッチコピーへと変わったのだ。
このときのテレビCM出演をしていたのは、俳優の唐沢寿明と仙道敦子さんだった。
当時は、日本中にリストラの嵐が吹き荒れ、大手企業といわれるトコロでも1000人を越すリストラが実施されていた。
「明日はわが身のリストラ」状態だった。
だからこそ、テレビCMでは「癒し」をテーマにしたCMへと変化していったのだ。
商品そのものも、即効性のあるドリンク剤から穏やかな効き目の錠剤がテレビCMの中心だった。
バブル崩壊から少しづつ景気の回復基調が見え始めると、CMの出演者も変わっていくのだが、それでも「牛若丸三郎太」ほどの強烈なキャラクターの起用はなかった。
今回のテレビCMは、ひとりの牛若丸三郎太ではなく、数多くの牛若丸三郎太のようなエネルギッシュな「24時間戦うサラリーマン」が登場する。
テレビCMを時代を映す鏡の一つだとすれば、「今」という時は、バブル期の再来に差し掛かっているのかも知れない。
だが、あの躁状態の社会の中から、私たちは多くのことを学んだはずなのだ。
右へならへ的思考の怖さや、地に足をつけた客観的視点の大切さなどだ。