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位置情報ゲームと地域活性化

2016-07-19 19:30:08 | ビジネス

今朝、FM番組を聞いていたら、とても興味がわく話があった。
リポビタンD TREND EYES:広がる位置情報ゲーム 現在リリース中の人気アプリは

ゲームそのものを全くしないので、詳細というか実際どのようなゲームなのか?という点は、おそらく拙ブログに来られる方のほうが、よくご存じだと思う。
興味を持った理由は、ここ数日話題になっている「ポケモンGO」が、この「位置情報ゲーム」の一つで、ゲームが公開されたアメリカなのでは、すでにTwitterアクティブユーザー数を上回るほどの人気なのに、中国ではこの人気ゲームが中国政府当局によって、楽しむことができない、というニュースがあったからだ。
ロイター:中国でポケモンGO脅威論、「非公開の軍基地探査も可能」

「ポケモンGO」については、拙ブログで説明をするよりもご存じの方のほうが多いと思う。
そして、ロイターが伝えている内容についての理解も、おそらく私などよりも理解されている方のほうが多いのでは?と、感じている。

その「ポケモンGO」は、ご存じの通り「位置情報ゲーム」だ。
そして使っているのは「Google MAP」を基にしている、と言われている。
地図の精度が高いがために、中国政府当局が懸念するような事態となっている訳だが、この「位置情報ゲーム」を使って、地域の活性化ができるのではないか?という気がしたのだ。

紹介をした人気アプリの第1位になっている「イングレイス」というゲーム。
「陣取り合戦ゲーム」ということらしいのだが、実は「街中で歩いてチェックポイントを探さなくてはならない」という。
「実際に、チェックポイントを探して歩く」というのは、何も位置情報ゲーム特有のモノではない。
随分昔からある「宝探し」のような、レクリエーションの一つだ。
とすれば、地方でこれ!と言った観光がない地域であっても、このような位置情報ゲームと連動させるコトで、その地域の魅力を発信するコトができるのではないだろうか?

今現在は、「ゲーム参加者同士のコミュニケーションツール」という点で、注目されているようだが、ある地域全体の「陣取り合戦」のように、参加者をゲーム上で募集し、実際現地でゲームをしながら「地域を歩く+地域の文化に触れる」というような、複合的要素を含ませることはできないだろうか?
チェックポイントを探すためには、その土地の人たちの協力を得なくては見つからない・・・などの工夫をすれば、これ!と言った観光資源がない地域でも、人を呼び寄せることができるのでは?という、気がするのだ。




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