日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

早朝出勤よりもシエスタ

2011-05-21 06:20:00 | ライフスタイル
昨夜Yahooのトピックスなどを見ていたら、この夏東京都庁では職員の出勤時間を早める予定があるようだ。
場合によっては、7時半出勤と言うコトも予定しているようだ。

確かに、この時間帯ならまだまだ暑さを感じる程では無いだろうし、何より満員電車に揺られ、一汗かいての出勤は避けられるだろう。

そのことに異議があるわけでは無い。
ただ、早朝出勤をしても、電力消費量が上がる時間帯に掛ってしまえば、その効果は半減するのでは?
午後の1時~4時くらいまでの時間帯をいかに節電+暑さ対策ができるのか?と言うコトがポイントのような気がするのだが、違うのだろうか?

毎年のように拙ブログでオススメしているのが、「シエスタ」だ。
朝早く仕事をはじめ、午後の一番暑い時間帯を「お昼寝タイム(別にお昼寝をする必要は無いのだが)」として、過ごすのだ。
当然、事務所内の照明は総て消し、窓を開け放つ代わりにブラインドを下げ、エアコンは最小限の運転に切り替え、ゆっくりと過ごす。
日が落ちはじめた時間帯に、残りの仕事を片付けると言う方法だ。

朝7時半くらいから仕事をはじめたとすると、11時半くらいから「シエスタ」に入り、午後の4時位から仕事を再開し、午後の7時には退社と言うコトが可能になる。
もちろん、残業はナシだ。
職場にいる時間が長くなると言うことになるとは思うが、何も職場にいる必要は無い。
木陰で過ごすなり、プールでひと泳ぎをするなり、それぞれの楽しみ方をすればよいのだ。
逆に、午後4時頃~7時頃まで役所の窓口が開いている方が、利用者にとっては便利かも知れない。

この夏の「節電対策」の最大ポイントは、「電力消費ピーク時にどれだけ節電できるのか?」というコトだと思うと、そのような発想もあるのでは?
それだけではなく、この「節電対策」をキッカケに、「労働時間とその内容の見直し」も積極的行う必要があるのでは?

「節電」という言葉で、何となく縮こまったコトばかりを考えるのではなく、これまでのライフスタイルや労働内容を見直すチャンスと捉え、積極的にアイディアを出し合うコトの方が大切だと思うのだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。