日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

様々なところで感じる「ズレ」感

2021-09-01 20:22:31 | 徒然

今朝FMを聞いていたら、トップニュースの扱いで秋篠宮家の眞子内親王の結婚が報じられた。
これまで、様々な憶測が飛び交い「結婚」が既定路線の様になっていたので、「あ~~、やっぱりね」という感じだったのだが、これまでの騒動は一体何だったのだろう?という、気がしてきた。

結婚相手となる男性を直接知っているわけではないが、これまで報じられてきた数々の出来事を考えると、「事故物件」のような人物の印象しか持てない。
これは問題となっている母親だけではなく、ご本人そのものにも問題があるのでは?と、感じる部分が少なからずある。
学生時代の羽目を外した写真を見ても、「今時の大学生ってこんな感じ?」というよりも、「随分な表情の写真を平気で撮らせるのだな~」という印象なのだ。
フィルムカメラの時代ではなく、スマホ等で気軽に自撮りできる時代だからこそ、自分を良く見せる術を知っているのでは?と思っていたのだが、どうやら彼にはそのような意識はなかったようだ。

「人はその潜在的意識を持って、ある時はことばに、そしてある時は態度に出る」ということを、何かの本で読んだ記憶がある。
「潜在意識ということは、何気ない時に出る言葉や態度」ということになる。
正に、彼の写真はそんな感じの写真だったのだ。
残念なことに、秋篠宮家の方々もまた、不意に見せる態度に「皇族としてどうなの?」と訝しく感じる時がある。
その意味では、両家似た者同士なのかもしれない。
それは、「他者に対しての欠如」だ。

そのような宮家に男子がいる、ということで「皇位継承順位」が1位・2位ということになっている。
もちろん、多くの国民は反対をしている。
それは「皇族としてどうなの?」と訝しさを与える宮家だからだ。
ところが「男子がいる」という理由だけで、有識者会議は「皇位継承」の話を進めている。
国民が感じているのは、憲法にある「象徴天皇」としての存在にふさわしいか・ふさわしくないのか、という点を含めた「皇位継承」を考えて欲しい、という点なのだ。

にもかかわらず、「象徴天皇」という重要な部分をすっ飛ばし、「男系男子」という点にばかりにこだわりながら「安定的な皇位継承」を目指すというのは、無理があり過ぎる。
何故なら、皇族に限らず日本の人口そのものが、減少し続けているからだ。
減少し続ける日本の人口は、皇室においても同じことだろうし、そこに性別の条件を加えることは「安定」どころか、「不安定要素」を加えるだけなのではないだろうか?
「象徴天皇」としての存在意義、「安定的皇位継承」に「男系男子」という条件を加えることで起きる「不安定皇位継承」という、2つの点で国民の多くは「有識者会議」の議論の内容が、ズレていると感じているのだ。

何故このような「ズレ」が生じるのか?
一つは、噂としてある上皇・上皇后陛下の意思だろう。
皇族には政治的発言は、許されてはいない。
政治的な色合いのある「皇位継承を検討する有識者会議」において、その意思を伝えることはできないはずなのだ。
もしあるとすれば、それは上皇・上皇后陛下に対する「忖度」だろう。
だが、既に引退をされた方々の意見を反映させるのは、いかがなものだろう?という疑念が、国民の中にはあるのだ。

もう一つは「男系男子」という言葉に、縛られた思考しか持ちえない人たちが、議論の中心にいる、ということだろう。
そのような人選をしているのは、とりもなおさず現政権であり自民党の「潜在意識」なのだと思う。
何故なら、秋篠宮殿下を見るにつけ、自民党にとって都合の良い人物像にしか見えないからだ。

これから先の国民は、秋篠宮ご一家の皇族離脱(というのか?)を望む声が出てくる可能性はあると思う。
何故なら「象徴天皇」を言う、憲法で定められた天皇像を大きくかけ離れているからだ。
この「ズレ感」を、果たして秋篠宮家はもちろん現政権はどれほど感じているのだろう?



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