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JASRACには、「ご祝儀」という発想はないらしい。

2019-09-03 20:05:16 | 徒然

今日のYahoo!のトピックスでも取り上げられている「JASRACの結婚式における包括使用料」。
Impress Watch:JASRAC、結婚式披露宴での楽曲複製に包括使用料を試験導入

このニュースがYahoo!のトピックスで取り上げられてから、ヤフコメには音楽教室の時よりも多くの非難のコメントが書き込まれている。
その多くは、「結婚式に流す曲まで15,000円というお金を徴収するのか?!」とか「もともとの音源を購入したうえで披露宴用まで徴収するというのは、二重取りではないのか?」などの内容だ。

このコトに対して、JASRAC側はHuffpostのインタビューに答えている。
Huffpost:JASRACが結婚式の「包括使用料」を発表して、ネット騒然。その実態は?

これまでも、結婚式場の生演奏には「著作料」を支払うことになっていたようだ。
確かに、営利目的と言えば式場の費用の中に含まれる(はずな)ので、営利目的と言えない訳ではない。
と言っても、全曲流すわけではなく一部の使用だと思うのだが、生演奏なので徴収の対象となるのだろう。

そして今回は、「披露宴の演出で使う(多くの場合、新郎新婦の思い出の曲だったりする)複製音源に対しても、徴収する」ということのようだ。
Huffpostの記事を読むと、既に前からこのような話し合いがされていた、ということのようだ。

結婚式の披露宴に出席するということも無くなり、今の披露宴事情というのは知らないが、このような複製音源にまで著作権を徴収する、というのはどうなのだろう?
ヤフコメにもある通り、使用するためにCDなどを購入し、新郎新婦がオリジナルで複製・編集をした場合、確かに楽曲の一部は使用しているにしても、全体からすれば「オリジナル複製・編集」ということになるのではないだろうか?
そもそもCDを購入した時点で、使用する楽曲に対しての著作権料は支払っている。
著作権料の二重取りでは?という指摘に対して、JASRACはどうこたえるのだろうか?
「例え一部であっても、使用していることには変わりない」と、突っぱねるつもりだろうか?

「音楽教室」の時にも感じたことなのだが、JASRACの行っていることは「著作権」という権利ばかりを主張して、徴収することに躍起になっているが、本当にその行為が音楽振興につながっているのだろうか?
音楽で社会や文化が豊かになり、それらの音楽を創り出している人たちにキチンと還元できているのだろうか?

以前のように結婚式場主導の演出の披露宴から、新郎新婦が主体となった披露宴へと変わりつつある、と聞いている。
とすれば、新郎新婦の想いの詰まった「オリジナル編集複製」であれば、ご祝儀として欲しいと思うのだ。

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