先回エントリーをした直後に、PC画面が真っ暗!
サポートセンターなどに連絡するも、PCは復活せず、しばらくお休みをすることになってしまいました。
その間、いろいろ考えることがたくさんありました。
たとえば、天皇皇后両陛下の「パラオ諸島への慰霊の旅」と安倍総理の思考・・・。
これまで、いろいろな場面で天皇陛下をはじめ皇族の皆様は「戦後の平和」について語られてこられた。
そのお言葉には、「今の平和な日本は、先の大戦によって名も知られぬ多くの若者の犠牲によるところがある」という、趣旨だという印象が強くある。
そのような言葉をここ2,3年多くなられたという印象があった。
そして今回のパラオ諸島のご訪問。
多くの犠牲者が出た海に向かい、深々と頭を下げられたお姿は、印象深いものであった
そのような両陛下のお姿を拝見し、感じることは安倍さんは本当に「愛国者なのだろうか?」という疑問だった。
確かに、今の天皇陛下は「象徴天皇」というお立場であり、政治的発言は避けられている。
しかし、たびたび口にされる「平和への願い」と「先の戦争に対する思い」、そして「憲法を守る」いうお言葉を聞くたびに、解釈の仕方を変えてまで、「集団的自衛権」に固執し、自衛隊の活動範囲を広げようとする安倍さんの姿勢は、日本という国のためではなく、自己満足というか、ご自分の思いだけで推し進めているように感じられるのだ。
天皇陛下の意思をくみ取ることが「愛国者」だとは思わないが、それにしても安倍さんの暴走振りは、怖さを感じさせるものがある。
そして「右翼」でもなければ、「愛国者」でもなく、単に武力が好きなひ弱いお坊ちゃまという印象ばかりが強くなるのだ。
その一方で、「これから先の戦争は、武器を持ってドンパチするようなものではない。おそらく日頃当たり前のように多くの人が使っているITを使って、一瞬のうちに相手の国のすべてのインフラを機能させなくなることだ」という話も聞いた。
ITと言っても、スマートフォンやPCなどだけではない、家庭電化製品にも多くのITチップが使われている。その一般家庭で何気なく使っている家電製品のITチップを操作することで、一瞬のうちに相手の国のインフラの機能不全を起こす、という方法が、これからの「戦争」だろう、という話なのだ。
その意味で一番セキュリティー管理が行き届いている国は、(当然のことながら)中国で、米国などはその1/10にも満たないという。日本に限って言えば、そのような危機に一番さらされやすい国で、政府もその部分での危機意識がほとんどない、という。
とすれば、安倍さんが息巻いて「集団的自衛権を発動し、日本も戦える国にするんだ!」といったところで、すでに時代が変わってきている、ということになる。
そのような時代感を持つことの意味などを考えさせられたのだった。