日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

ファッションとフェア-トレード

2007-04-29 00:09:31 | トレンド
いよいよGWが始まった。
中には9連休を利用して、海外に行かれている方もいるだろう。
女性の場合、海外でのお楽しみと言えば「ショッピング」だろう。
特に、有名ブランド品はショッピングの中心なのではないだろうか?
このところの円安でグッチなどは、日本国内の価格の値上げを検討しているようだから、尚更かもしれない。

海外からの商品といっても、有名ブランドとは違うポジションにあるのが「フェア-トレード」商品だろう。
過去何度か拙ブログでも取り上げてきた「フェア-トレード」だが、ここにきて新しい動きが出てきた。
それが、ファッション誌「VOUGE NIPPON」とのジョイントで生まれたコラボレーション企画だ。
これまでフェアートレードのアパレル商品と言うと、フォークロア風すぎて自分の趣味に合わないと、なかなか買いたい!と言う気にはならなかった。
タイやバングラデシュなどのシルクやオーガニックコットンなど、その素材はとても魅力的なのに、デザインで二の足を踏むことが少なくなかったのだ。
そこに目をつけたのが、今回のジョイント、コラボレーション企画だ。
新進気鋭のデザイナーとコラボレーションすることで、より付加価値が付く。
これまでのフェア-トレードの問題点であった価格面でも、十分納得がいくモノとなりそうだ。

一昨年あたりから「LOHAS」だとか「スローライフ」という言葉が、一般化し洋服などの素材もオーガニックコットンなどが人気となっている。
もし本気で「LOHAS」的スローライフを楽しむなら、このようなファッションを楽しむこともアリなのではないだろうか?
もちろん、「LOHAS」とは関係のないファッションピープルも、十分楽しめる価値がありそうだ。