浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「垂訓」

2024-07-17 00:02:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


         第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

        心の教えを正しく行うと証がついて回る

          行く先々で金粉が舞い降りる現証

先の続き・・・

たとえば、ある時は講演会で演壇に向かって歩いていきますと、
歩いた足跡から花の咲くように次々と金が出てきて、
最後には演壇までの真っ直ぐな通路の
絨毯が一面に金を散り敷いたように黄金に輝いていました。
そのような体験からして、お釈迦様の御足を頭上に
いただいて行われる儀式も想像できます。

私のような者でも、
そのような奇跡を見せていただけるのですから、
ましてやお釈迦様の場合なら当然そういうことは
常にあったことでしょう。
歩かれたら必ずそこには金が出るだろうし、
お説法される時は必ずその場に
金が降ってきただろうと思われます。

こういうお話をさせてもらっていた時です。
講演会の会場の天井が板張りであるのに会
場一面に金粉が降り出しました。
そこにいた全員が金粉をひろうのに熱中されているので、
私の話しも一時中断せざるをえませんでした。


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「垂訓」

2024-07-15 23:56:35 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


         第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

        心の教えを正しく行うと証がついて回る

          行く先々で金粉が舞い降りる現証

先の続き・・・

空中からキラキラと金粉が舞い降りてくるという現象も、
その一つです。
神様がお現わしになる「現証」です。
仏教の儀式ではよく蓮の花をかたどった紙が散華されます。
その由来は、尊いお釈迦様の説法の場で
何もない宇宙空間より蓮の花びらが
舞い降りたといわれています。
しかし現実は金が舞い降りてきたのだと思います。

これも自分の体験したことですから、
信じる信じないはその人の自由です。
「井の中の蛙大海を泳ぐ鯨を知らず」で、
自分で確かめ納得のいったものだけしか
信じることはできません。
もう何度も何度も行く先々で金粉が降ってきたり、
歩いたところに金粉が散り
敷かれていたりという体験を重ねています。


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「垂訓」

2024-07-15 00:06:44 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


     第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

    心の教えを正しく行うと証がついて回る

    行く先々で金粉が舞い降りる現証

弟子を伝道に出される時に、
お釈迦様はおっしゃいました。
「あなたたちの赴くその土地の天と地と
多くの人々の幸福と利益のために
尽くしなさい」と。

我が人生の来し方をふりかえれば、
長年にわたって、国内、海外を問わず、
あちらこちらへとでかけて行っては、
夜も寝ないでこの御言葉の精神を
実践させていただいてきました。

地方に車で行き、講演させてもらい、
癒しをさせていただく時も、
夜中にやっと寝るということが多いです。
自己の思いの中からすべての
自我というものを捨て去って、
ただ赴く所の天と地と多くの方々の
幸福と利益のために、
己を忘れて命をかけて自らの肉体を
使わせていただいた時、
必ず神様は不思議な出来事を現わし、
その力を見せてくださいます。

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「垂訓」

2024-07-14 00:36:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


     第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

     心の教えを正しく行うと証がついて回る

作善止悪という簡単で難しい実践

先の続き・・・

口でいうのはごく易しいものですが、
行なえる人はほとんどおられません。
悪を行うと砂袋に砂を積めるように心を重くし、
善を行うと心が軽くなります。

また、よくないことをするのは、
コップの中の水にスポイトで
墨を一滴ずつ落としているようなものです。
心が濁ってきたら、反省をして悔い改めます。
それから償いの善き行いをさせていただくことです。

一生懸命に善行を積ませていただくのです。
それから、法の話、真理の言葉を
聴くのもいいでしょう。
そうしていれば、多少の悪を
犯してしまったとしても、
その濁った水に新しい真水を
注ぐことになります。

和尚は「三世の諸仏はことごとく
この法門を説き給う」と言われました。
三世は過去・現在・未来です。
いつの世にも変わらない真理として、
仏と言われる方はこの法門を説かれています。


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「垂訓」

2024-07-13 00:04:02 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


        第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

        心の教えを正しく行うと証がついて回る

作善止悪という簡単で難しい実践

先の続き・・・

白楽天には教えのあまりのやさしさが意外に感じられ、
その言葉の幼稚さにあきれて帰ろうとした時、
うしろから「三歳の童子これを知り、百歳の翁
これを行えず」と痛烈な一言がひびきました。

私たちはものの善悪は三歳にして教えられますが、
百歳になっても実践できないのが凡夫の姿です。

    「我が道は易しすぎなり 幼稚なり 
         人は言うなり 行いもせで」(弘)



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「垂訓」

2024-07-12 00:00:03 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


        第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

        心の教えを正しく行うと証がついて回る

作善止悪という簡単で難しい実践

先の続き・・・

悪いことをするにはなんの努力もいらず、
ただ欲望のおもむくままに生きていればよく、
善いことはこれを行うのに、
なかなか強い意志と勇気とを必要とします。
この言葉の由来である古い時代の中国の
故事を調べると、こんな話しがあります。

白楽天という唐の時代の有名な詩人が、
かねてから気になっていた高名な
ふくろう和尚を訪ねます。
いつでも高い木の上で坐禅をしているので、
誰言うとなくふくろう和尚と呼ばれていました。

森の木の上にいるふくろう和尚に会うと、
木の上の和尚に向かって、白楽天は
どうしたら人間は幸せになれるかと質問します。
すると、ただ一言「作善止悪」
という単純な答えが返ってきました。
白楽天は思わず笑いました。


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「垂訓」

2024-07-10 23:55:31 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


        第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

        心の教えを正しく行うと証がついて回る

作善止悪という簡単で難しい実践

奇跡は求めて得られるものではなく、
そういう気持ちさえ忘れて、
一生懸命に日々のやるべきことをやり、
また心の学びを人生の中で
地道に行っていく時に、
必要に応じて与えられます。

私たちにできるいちばん基本的な
法の実践とはなんでしょう。
いつもお話させていただくのは、
悪いことをしないようにして
善いことはどんどんと実行していく、
「作善止悪」の実践です。

なんだ、当たり前のことじゃないか、
と言われる方も多いと思いますが、
これが案外やってみるとできないものです。
残念ながら、今の世の中を見てもそうです。


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「垂訓」

2024-07-09 23:58:14 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

       心の教えを正しく行うと証がついて回る

          不思議なユリの現象

先の続き・・・

原因はいつも私たちの心の中で思うことにあります。
つまり、私たち人間の心はいつも神霊の側からは
しっかり見られているのだということを
忘れてはならないのでしょう。

厳しい心のチェック体制を怠ってはなりません。
これを怠り、自らをごまかしたりすると、
憂き目に遭うのも自分自身です。
そして、奇跡を体験しても、それにたらわれ、
あたかも自分に特別な力がついたのだなどと
増上慢に陥ることなく、
ああこれも神様の慈愛と励ましなんだな、
これからも怠らずに心磨きと
人のためになる善き行いを積み重ねていこうと
決心を新たにすることです。

そうすれば、ちゃんとその努力は
神様が御覧になってくださっています。
心の調和を目指し、
正しく法にかなった生活をしていくと、
その心は神様に通じます。



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「垂訓」

2024-07-08 23:55:46 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


    第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

    心の教えを正しく行うと証がついて回る

        不思議なユリの現象

先の続き・・・

その神の御心を我が心にいただき、
私たちが日々の生活の中に実践した時に、
はっきりとそれが正しい法にしたがう
行為であることを証明するような現象が
現れてきます。

これが現象による証明、
すなわち「現証」というものだと思います。
これまで奇跡と呼ばれてきたものの中で、
真実に神様がお現わしになったものは、
すべてこういう経緯のもとに必然の結果として
出てきたものだと言っていいと思います。

それは因果律の法則にかなったものです。
奇跡はたしかに不思議な現象です。
しかし、一方でこの法則を考えれば、
心と行いが法に照らして正しいものなら、
早晩なんらかの形で結果が出てくる、
その一つの現わし方が奇跡として現れますから、
ちっとも不思議ではないということになります。


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「垂訓」

2024-07-08 00:03:49 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

       心の教えを正しく行うと証がついて回る

          不思議なユリの現象

先の続き・・・

私たち人間の行為を通す以外に、
具体的には神の御心をこの地上に現わせません。
そして、もし誰もかれもが、
本来の神の子としての心を素直に実行し、
互いに助け合い尽くし合い、
愛の光に満ちあふれた神の国が
地上天国としてできるはずです。

神様はそれを最も望んでおられるのです。
個人の幸福も健康も、
この神の御心と肉体にいる自分の心とが同一になった時、
はじめて運命や境遇や心境となって自然と現れてきます。
それは神の世界の光がそのまま現象界へ流れてきますから、
当然と言えば当然のことです。

神様の世界に苦しみや不幸や悪や
不完全のあるわけがありません。
「我が与えし、その肉の身を持ち 
我が思いをこの地上に示し現わせ」。
これが、神様の願いです。


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「垂訓」

2024-07-07 00:04:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

       心の教えを正しく行うと証がついて回る

先の続き・・・

ウィスキーの空き瓶にたまった皆さんの
愛の真心の募金を寄付できたのを
神様が喜んでいらっしゃると、
お話させてもらっていると、
ユリに奇跡が起きた
―――ということをもっとわかりやすく説明すると、
以下のようになります。

神様はこの物質や肉体の目には見える現れの世界では、
御姿を現わして直接人助けなどの
善い行いをされるわけにはいきません。
神様は肉体も声もお持ちにならず、
ふつう私たちには見えない存在です。
しかし、「人の目を通して語り給う」
という言葉があります。

「我が行為 神の御心あらわさん 
父の御心世に示さんがため」(弘)


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「垂訓」

2024-07-06 00:01:20 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

       心の教えを正しく行うと証がついて回る

先の続き・・・

その言霊に自然の植物も動物も
すべて感応してくれます。
念力でもなければ、霊能力でもないし、
また神様以外の霊的な存在の
応援による力でもありません。

自分の力で起こしているものではなく、
神様が証しを見せてくださっているのです。
山に入って護摩を焚くとか、
何もそういう厳しい行をしなくても、
日々の生活の中で正しい法をよりどころとして
調和された安らかな心で生きていけばいいのです。
もっと具体的に言うと、
反省と与えられた環境への感謝です。
無償の愛の実践です。


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「垂訓」

2024-07-04 23:53:33 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

       心の教えを正しく行うと証がついて回る

先の続き・・・

そういう不思議なことを
見せていただくことはよくあります。
浄心庵を訪れた方は必ず目にされるでしょうが、
やはり講演中に百合の花が
垂直に立ってしまったという
不思議な現証の写真が
額に入れて飾ってあります。

ふつう釣鐘状の花は上を
向くことはありません。
上を向いて咲くと花の中に
雨水がたまり腐ってしまうからです。
それが茎と同じ方向にピンと
上を向いて咲いています。

茎とオシベが一つづきのように
直立をしています。
正しい神理を語る時は、
神の力が言葉の中に宿ります。
これを言霊と呼びます。


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「垂訓」

2024-07-04 00:01:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

       心の教えを正しく行うと証がついて回る

不思議なユリの現象
自然現象であったとしたなら、
ユリの蕾は必ず一つずつ別々に、
時間の間隔をおいて開花するはずです。
それが同時に全部そろって咲くのですから、
奇跡としかいいようがありません。

「今話させてもらったことを神様が
その通りだとおっしゃって、
その正しさを証明してくださったのです。
もし、お話が間違っていたら、
こんな現証は見せていただけるはずが
ありません」と、お話させて頂きました。


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「垂訓」

2024-07-03 00:05:49 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


       第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密

       心の教えを正しく行うと証がついて回る

不思議なユリの現象

先の続き・・・

みなさんがいっせいに驚きの声をあげました。
ただ一本だけ、
さっきの状態を証明するかのように
茎が曲がったままでした。

実際にすべての蕾が同時にパーッと開いたのです。
わたしの今のお話は間違っていない。
そんな確信を与えるように、
植物も喜んで応えてくれたと思います。

二部屋向こうの鏡台の上に一輪ざしで
生けてあったユリもいっしょに開きまいた。
大勢のみなさんが見ている
目の前で起きた出来事です。


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