浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「心行の解説」より。

2014-02-21 01:52:21 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

※ 不思議写真の一枚。
   舞台で何人かの方が恩師より癒しを受けているところが撮影されたものですが、
   すべての方が白色化【癒しの光に包まれているのかも?】しています。
   (先に紹介しました恩師お一人のものと同じような現象ですが、
    何故白色化しているのかは小生の知る限りでは恩師はお説き下さっておられません。)


           ~ 恩師の「心行の解説」より ~


先の続き・・・

京都から電話がありまして、「私はある法華宗の僧侶でございます。
私なりの修行をしてきましたところ、
突然クンダリ二(ヨガのチャクラの内の一番下のところ)が開いてしました。
今日も朝から二つの法事をさせてもらったのですが、
その法要中にも、その現象が出てくるのです。
今のこういう状態から解脱する方法について是非教えていただきたい」というのです。
自分の心について、生まれて以来今日までについて徹底的に追求することなく、
精神統一したり、瞑想したり、禅定に入りますと、そういう現象が起きます。
そして自分で自分がコントロールできなくなるのです。
徹底的に反省して自分はどういう人間なのか、
今日までどれほどの過ちや罪を作っていたかに目覚めて、
その上で許されていることを知り、人を許すことを実践して、
心が安らかな状態になったのであれば、これはほんものですが、心が不安定で、
心に安らぎがないまま霊的現象が起これば大変危険です。

その方にお会いして、そのようにお話させてもらったのです。
よく霊動が開くといいまして、過去世のことを話される方があります。
この前、神戸から来られた十五、六人の中には、
何人もの方が過去世を語られるということでした。
「あなたは自分の心に問いかけてみなさい。
あなたの心は綺麗ですか」と、聞きますと、
「いや駄目です。自分の心はきたない」と、言われます。
きたないままで、そういう霊動が開きますと、
光の世界からも来ていただきますし、また一つ違えば即、
闇からも入ってくるわけです。
心の状態によって異なります。
ものすごく素晴らしい光の天使がお入りになって正しい法をお説きになったとします。
しかし、肉体を通して語っておられたお方が、その時もし増上慢になったり、
また怒りや貪欲に捉われたりした時は、たちまちにして闇の世界からのものが、
その方に入ってきます。

もっとも危険なことは、
例えば「私はミカエルでございます」と言ったとしても、この場合、
ほんとうの光の世界のミカエル様がお入りになった場合も、闇の世界から入ってきた場合も、
全く同じように「わ・た・く・し・は・ミ・カ・エ・ル・で・ご・ざ・い・ま・す」と言われることです。
ご本人の心の状態によって入れ替わっていても分かりません。
しかも質が悪いのは、同じ名前を使い同じ言葉を使うということです。
ですから霊的に捉われますといかに危険であるかということを自覚したいと思いますね。


               ~ 感謝・合掌 ~




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