浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2020-09-05 00:16:00 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真は恩師「長尾弘」を学びの友の方がカメラに収めたものですが、
最初は光だけで姿が全然写っていなかったものをカメラの現像の光を絞っていって
今の姿が現れてきたそうです。
恩師の頭と肩の部分が微かに視認できるかと思います。


恩師のご著書「講演集」より

            講演集、 二

  仏陀、イエス、高橋信次先生の一番身近な弟子に


今日の私の存在は、高橋信次先生とのご縁があってこそで、
先生とのご縁がなければ、とても今の私はございません。
高橋信次先生はご存命中に、このようにおっしゃいました。
「私の身近にあっても私から遠く離れた弟子もある。
また巡り合うことが出来なくても、私の最も身近な弟子もある。
それは、私の説いた法を実践してくれる人である」と。
この教えを頂きまして、先生は忽然とあの世にお帰りになりました。
その後、私はほんとうに精神的に路頭に迷いました。
泣いて泣いて、泣き叫びました。

未熟な私が心から頼りにしているお方が、
突然この世を去られましたから、一体何を頼ったらいいのか、
私はどなたの教えを受けて学ばせていただいたらいいのかと、
途方にくれてしまいまして、
三日間というものは馬鹿のように大声をあげて泣きました。
私の家内が「頭に狂ったのと違うだろうか」といって、
すごく心配してくれたそうです。
しかし、泣き叫んだあとで、
「先生はちゃんと御著書を著わして下さっている、
又声を聞きたければ、テープも全部残して頂いている、
誰にも頼らなくともその先生の教えを頼りに学んでいこう」と、
自ら心に思い決めました。


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