恩師の御著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第一章 或る愚か者の生涯
◆高橋信次先生との邂逅と天職を見出すまで◆
昭和四十五年に不思議な出来事が起こりました。
近所におばあちゃんがいまして、
レントゲンをとると膝の骨がグチャグチャに
なってしまっていたのですが、
私が手を当てると完全に治ってしまったのです。
レントゲンを撮るともとどおりになっているのがわかりました。
それがきっかけとなって、
治してもらったという情報が口コミで広がり、
治療をしてもらいたいという人々が集まってくるようになりました。
そして、不思議な運命の糸に操られるかのように、
人生が変わっていきました。
しかし、これも高橋信次先生という方を知ることなしには
考えられないことだったのではないかと思います。
人生を変えることになったのは、
一つは「足ることを知りなさい」という教えです。
それからもう一つは「無償の愛」ということです。