浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

末法

2008-11-13 02:57:04 | Weblog

~ 恩師の御講演より ~


「末法」

昨今のマスコミを見聞する度に

この世は「末法」であると思わざるを得ない。

特にいたいけない幼児が何の罪も無いのに

愚かなる大人達によって殺傷されている事実である。

そこまでに至った背景にいかなる理由があるにせよ

「自分で蒔いた種」は

自分で刈り取らねばならないのが掟である。

「作用反作用の法則」を知るべきである。

まさに人間の皮を被った悪魔であると言わざるを得ない。

この世の法律によっても罰せられることは言を俟たないが、

それ以上に厳しい罰はその方御自身の「内なる良心」が

自分自身を攻め裁くからである。

「天に向かいて唾を吐き」

「風に向かいて灰を投じるが如し」

心より深く反省し大罪を帳消しにするための善を積み、

なお余りある善なる実践をしない限り、この世だけでなく、

あの世に於いても内なる御自身の「良心」が影の如く付きまとい

責め続けるであろう。

何故なら「内なる良心にはこの世の情状酌量なるものはない」

からである。

私達もこの悲しむべき出来事を心に銘記し「他山の石」

としなければならない

短かすぎた幼児達の御霊に対し御冥福を祈られずにはいられない。


      ~ 感謝・合掌 ~


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