~ 恩師の御講演より ~
「末法」
昨今のマスコミを見聞する度に
この世は「末法」であると思わざるを得ない。
特にいたいけない幼児が何の罪も無いのに
愚かなる大人達によって殺傷されている事実である。
そこまでに至った背景にいかなる理由があるにせよ
「自分で蒔いた種」は
自分で刈り取らねばならないのが掟である。
「作用反作用の法則」を知るべきである。
まさに人間の皮を被った悪魔であると言わざるを得ない。
この世の法律によっても罰せられることは言を俟たないが、
それ以上に厳しい罰はその方御自身の「内なる良心」が
自分自身を攻め裁くからである。
「天に向かいて唾を吐き」
「風に向かいて灰を投じるが如し」
心より深く反省し大罪を帳消しにするための善を積み、
なお余りある善なる実践をしない限り、この世だけでなく、
あの世に於いても内なる御自身の「良心」が影の如く付きまとい
責め続けるであろう。
何故なら「内なる良心にはこの世の情状酌量なるものはない」
からである。
私達もこの悲しむべき出来事を心に銘記し「他山の石」
としなければならない
短かすぎた幼児達の御霊に対し御冥福を祈られずにはいられない。
~ 感謝・合掌 ~