きょうの笑点

今日の笑点は
ホームラン級の面白さでした。

愛知県みよし市からの公開収録
そして
歌丸師匠の代打司会として
木久扇師匠が
司会でございました。

とにかく

ひどい！

のひとことです。
どんだけ
ぐずぐずなんだ。
それを出演者全員で
総ツッコミです。
やりとりが楽しすぎて
大爆発しておりました。
笑いが折り重なって
ずっと
笑顔で終わりました。
毎回こうだと困るけど、
代打だからこその良さを余すことなく堪能いたしました。


そんな
木久扇師匠の司会っぷりを
たぶん全然伝わらないだろうけど、
羅列しておきます。

それほど
でもない回答に大爆笑の木久扇師匠。
笑っていて、なかなか進みません。
楽太郎改め円楽師匠の答えを
「これは時世を詠んでおり・・・」
と解説をはじめる。
全然、先には進みません。
テンポテンポ。

小遊三師匠の答えに
「これは情景が浮かんで非常に良い・・・」
と座布団をあげるも
小遊三師匠ご本人が
「そんなにいいとは思えないんだ」
と困惑気味。
「時局を詠んで・・・」
また！

基準が分からない
とみんな口々に。
しかしながら、
あまりのことにみんなずっと笑っている。

さて一問目が終了し
仕切りなおして
問題文を読みます。
木久扇「愛知県のひとは堅実なひとが多く・・・
　　　（あ！）
　　　2問目です」

円楽師匠の答えを
またもや
うまいこといった
とかいって、なかなか座布団をあげない木久扇師匠。
やっとこさ
「楽太郎くん・・・じゃなくてあの円楽さんに
　座布団を一枚・・・」
と間違えながら指示を出し、
山田くんが座布団を持ってくるも
まだしゃべっていて
「あげようかなぁ、と今思っております」
あげないの？
円楽師匠立って、
もうもらう気になってますけど。
大爆笑。

次の回答で
好楽「ストレスがたまっております」
会場から大拍手がきておりました。

ぐずぐず感はさらに加速し、
みんなに手をあげさせておいて
なかなか指さない。
手をあげている小遊三師匠にむかって
木久扇「小遊三師匠、今日はいい顔色をされています
　　　昨日は、早く寝たんでしょうね」
早く、指せ。
回答席から「余計な～」

そんな余計なことばかりいう師匠ですが、
地方公演は
ことのほか力を入れる座布団運びの山田くんが
しゃしゃりでてきて
予想通り自分の持ち歌を歌う
山田的サービス回答をしたところ
裏のほうでひとりでやってください
といなし
「自分の売込みがうまいですね～
　本当に世の中、油断できないですね～」
と真っ当なことをおっしゃっていました。
世の中、というか、山田が油断できん。

昇太師匠の挙手を見て
木久扇「パッと手があがりました」
と解説。
「何か思いついたんでしょう」
そして全員から「当たり前だろ」ツッコミが
昇太「思いついたから手をあげてるんです」
好楽「あなたとは違うんです」
昇太「やみくもにあげてるわけじゃない」

ひと息ついて
問題文を見る木久扇師匠ですが
「まだふたりあげてますね」
と、当てるかと思いきや
「次の問題です」
円楽「なんなんだ！」

そんな自由で楽しい回。
すばらしかったです。
全員が、
すべらしてなるものか
と思っているかどうかはしりませんが
熱がいつもと違う。
平穏な笑点を愛している私ですが、
こういうときの盛り上がりも大好物です。
ふだんのときも
地方収録は
盛り上がる傾向にあり（オンバトも同様）、
いつもより笑いの量が多かったように思います。

さいごに
円楽師匠が
「そんな司会者あるかい！歌丸さん早く帰ってきてー」
とおっしゃっていました。
ほんとにね。
頼みますよ。
矛盾しているようですが、
早くいつもの笑点に戻って欲しい。
でも来週の波乱も楽しみにしています。

全部終わって
「ふー」とため息をついていらした
木久扇師匠がかわいかったです。

来週も注目ですよ。