エレ片
の
片。
いわずとしれた
お笑い界のカリスマ
ラーメンズの
片桐仁さん。
近年は
ラーメンズの活動のほかに
個性ある持ち味を生かして
舞台やドラマにひっぱりだこ。
また
その芸術的センスは
非凡で、
立体芸術に長けており、
雑誌のコラムも連載している。
そう。
これが
エレ片を聴く前の私の印象です。
どこか
シニカルで
芸術家風。
そんな格好いい片桐さんを
予想して
ラジオを聴き始めました。
エレキコミックと片桐さんを並べて
最初に
重要視して見ていたのが
片桐さんで、
彼がどんなラジオをするのか
楽しみでした。
こういう入りで
エレ片を聴き始めた
ラーメンズファンは
多いんではないでしょうか。
結果、
底なしの悪感度。
（好感度と逆）
うそうそ。
人間臭い。ダメさ加減。
期待の分だけ
裏切りがすごかった。
ここで
片桐さんを好きになれるかどうかで
エレ片に
ハマるかどうかが別れる気がします。
いまや
最初の印象は
すべて
覆される結果となります。
ラーメンズ。
相方小林さんの言ったとおり出来ない自分が嫌だ。
という。
茂木健一郎さんとのラーメンズ対談で
「あははは」「なるほど」
と相槌しか
しゃべっていない片桐さん。
もはや
「芸人」と名乗っておらず
名刺に堂々と「俳優」と書いてある。
そんな俳優業も
「ぜんぶ、オレなの」
と役作りできないことを暴露。
セリフを間違えると
誤魔化し、
人が間違えると大げさに笑う。
煙草を吸う演技と
泣く演技
という
けっこう普通の演技がNG。
お腹がぽっこり出ていて
役者としてプロとして
ちゃんとしよう
ということで始めた
加圧トレーニングは、
全然がんばらずに
もう３年がたとうとしており、
一緒に始めたやついさんとの差が
ついてきている。
しかし
トレーナーさんに家で一回でも腹筋してください
と言われて
断る。
芸術面では
美大で一番絵がヘタだったといい、
絵を描いて
と言われるとあからさまに不機嫌に。
立体も
右側つくると
反対側つくるのが
めんどうくさくなっちゃう。
そして
これも「味」だと誤魔化して…。
…
こんな
器のちっさい
かっこわりい
エピソードに事欠かない。
そして
これらすべてが面白いんだけど
一番の問題は
自分からは
それを発信しないこと。
いじめっ子エレキコミックに
ツッコまれて
初めて
ダダ漏れてくる。
あーひどいな。
と
時たま笑えないテンションで思うほどです。
ただ
憎めない。
完全に嫌いになれない
なにかが
片桐さんにはある。
みんなが
面白くないから
自分の好きなことばかり話すのは
止めてくれ
というのを
無視して
ドラゴンボールのエピソードだけ言う回とかは
本当に流れる時間が遅いこともありますが。
それでも
嫌じゃないんです。
自信のあることは
汁男優
と平気で言ったり
「オンナ、あいつら全然おもしろくない」
と、公共の電波で久々に聴いた男尊女卑発言を放ったりしますけど。
それでも。
今年
エレ片がユニットとして
コントライブを行った際、
片桐さんが生まれ育った町にロケに行く
というVTRが流れました。
あふれんばかりに
イケてないエピソードが
次々と飛び出し
それはまるで
片桐さんの記憶の引き出しが開くのと同時に
見ているこちらも
追体験するような気持ちになりました。
片桐さんは
カメラが回っていることも
エレキコミックが
隣で必死にふざけようとしているのも
気にせずに
目から大粒の涙をボロボロこぼしながら
せつない記憶を話すのでした。
わたしは
ひさびさの笑い泣きでした。
片桐さんが体験してきたこと
って
たぶんイケてない子が一回はブチ当たる壁だ。
それが
リアルにヒリヒリと癒えていない。
きっとそんなひとのほうが
世の中、多いと思う。
アメトークのイケてない芸人は
心の中で一回消化されて
笑いに変換できている。
片桐さんは
そんな変換さえできていない。
こんな素直で
強烈で
イケてない
面白い人を
やっぱ
嫌い
って思えないわ。
だって、こんだけしても
面白いんだもん。
変態で性格も最悪だけど
それを隠して
それでも見つけられちゃう片桐さん。
エレ片
キーワードそのままのような
ひとです。
こんなに
ふつうで
さらけだそうとしなくても
ボロボロ出ちゃう人が
この番組の
看板MCだと思っています。
最初に
思った印象のとおり
キーワードを
ぜんぶ背負ったままでも
いちばん目立っている。
エレ片のエース。
明日は
エレ片のバックボーンである
今立さん。
の
片。
いわずとしれた
お笑い界のカリスマ
ラーメンズの
片桐仁さん。
近年は
ラーメンズの活動のほかに
個性ある持ち味を生かして
舞台やドラマにひっぱりだこ。
また
その芸術的センスは
非凡で、
立体芸術に長けており、
雑誌のコラムも連載している。
そう。
これが
エレ片を聴く前の私の印象です。
どこか
シニカルで
芸術家風。
そんな格好いい片桐さんを
予想して
ラジオを聴き始めました。
エレキコミックと片桐さんを並べて
最初に
重要視して見ていたのが
片桐さんで、
彼がどんなラジオをするのか
楽しみでした。
こういう入りで
エレ片を聴き始めた
ラーメンズファンは
多いんではないでしょうか。
結果、
底なしの悪感度。
（好感度と逆）
うそうそ。
人間臭い。ダメさ加減。
期待の分だけ
裏切りがすごかった。
ここで
片桐さんを好きになれるかどうかで
エレ片に
ハマるかどうかが別れる気がします。
いまや
最初の印象は
すべて
覆される結果となります。
ラーメンズ。
相方小林さんの言ったとおり出来ない自分が嫌だ。
という。
茂木健一郎さんとのラーメンズ対談で
「あははは」「なるほど」
と相槌しか
しゃべっていない片桐さん。
もはや
「芸人」と名乗っておらず
名刺に堂々と「俳優」と書いてある。
そんな俳優業も
「ぜんぶ、オレなの」
と役作りできないことを暴露。
セリフを間違えると
誤魔化し、
人が間違えると大げさに笑う。
煙草を吸う演技と
泣く演技
という
けっこう普通の演技がNG。
お腹がぽっこり出ていて
役者としてプロとして
ちゃんとしよう
ということで始めた
加圧トレーニングは、
全然がんばらずに
もう３年がたとうとしており、
一緒に始めたやついさんとの差が
ついてきている。
しかし
トレーナーさんに家で一回でも腹筋してください
と言われて
断る。
芸術面では
美大で一番絵がヘタだったといい、
絵を描いて
と言われるとあからさまに不機嫌に。
立体も
右側つくると
反対側つくるのが
めんどうくさくなっちゃう。
そして
これも「味」だと誤魔化して…。
…
こんな
器のちっさい
かっこわりい
エピソードに事欠かない。
そして
これらすべてが面白いんだけど
一番の問題は
自分からは
それを発信しないこと。
いじめっ子エレキコミックに
ツッコまれて
初めて
ダダ漏れてくる。
あーひどいな。
と
時たま笑えないテンションで思うほどです。
ただ
憎めない。
完全に嫌いになれない
なにかが
片桐さんにはある。
みんなが
面白くないから
自分の好きなことばかり話すのは
止めてくれ
というのを
無視して
ドラゴンボールのエピソードだけ言う回とかは
本当に流れる時間が遅いこともありますが。
それでも
嫌じゃないんです。
自信のあることは
汁男優
と平気で言ったり
「オンナ、あいつら全然おもしろくない」
と、公共の電波で久々に聴いた男尊女卑発言を放ったりしますけど。
それでも。
今年
エレ片がユニットとして
コントライブを行った際、
片桐さんが生まれ育った町にロケに行く
というVTRが流れました。
あふれんばかりに
イケてないエピソードが
次々と飛び出し
それはまるで
片桐さんの記憶の引き出しが開くのと同時に
見ているこちらも
追体験するような気持ちになりました。
片桐さんは
カメラが回っていることも
エレキコミックが
隣で必死にふざけようとしているのも
気にせずに
目から大粒の涙をボロボロこぼしながら
せつない記憶を話すのでした。
わたしは
ひさびさの笑い泣きでした。
片桐さんが体験してきたこと
って
たぶんイケてない子が一回はブチ当たる壁だ。
それが
リアルにヒリヒリと癒えていない。
きっとそんなひとのほうが
世の中、多いと思う。
アメトークのイケてない芸人は
心の中で一回消化されて
笑いに変換できている。
片桐さんは
そんな変換さえできていない。
こんな素直で
強烈で
イケてない
面白い人を
やっぱ
嫌い
って思えないわ。
だって、こんだけしても
面白いんだもん。
変態で性格も最悪だけど
それを隠して
それでも見つけられちゃう片桐さん。
エレ片
キーワードそのままのような
ひとです。
こんなに
ふつうで
さらけだそうとしなくても
ボロボロ出ちゃう人が
この番組の
看板MCだと思っています。
最初に
思った印象のとおり
キーワードを
ぜんぶ背負ったままでも
いちばん目立っている。
エレ片のエース。
明日は
エレ片のバックボーンである
今立さん。
