笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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キングオブコント2009 東京03優勝 ファン的感想

2009年09月24日 | テレビ
優勝というのは
なんという贅沢なご褒美でしょうか。

東京03の優勝について書きます。
ファンの方以外にはキツイ内容かと思いますので、
どうぞご容赦ください。
ちなみにアクセス数普段の4倍です。
は、はずい。

お笑いの一ファンとして
とにかく、この大会を十分に楽しみました。
お笑いを好きで良かったなぁ。
こんなに楽しめる自分を褒めたい気分です。
あんまり批判がないのはそのせいです。
だって楽しんだから。
好みはありますけど、でもどの組も力量を出したと思います。
すべてが一定以上のレベル。
マイナス面はいくらでも言えますけど、
楽しんだってことでいいじゃないですか。
それ以下はないです。
すべっていたのはDNAくらいでした。そしてそこも笑いになった。
すごいなぁ。
芸人の生き様を見たっ。それが唯一で最大の目的なので。

で、それとは違った視点で、
東京03のファンとして、
別人格にて
語りたいと思います。

とりあえず、
今も胸がいっぱいで言葉がないです。
言葉がないので、
書くことが難しいです(といいつつ今日もいっぱい書くぜ)

東京03のネタについては
面白いかどうかは別の次元でした。
とにかくミスらないように
つぎのひと言、
たとえば「店長かわいそうだろ」「三泊あるんだよ」という
鉄板のセリフで
しっかり笑いがくるかどうか
そういうポイントポイントでうまくやるかどうか
ということのみを確認していましたので。
面白いのかどうか、
ぜんぜん分からないのです。

ただやっぱり、いまから思い返してみると
声に出して笑ったところは何カ所もあった。
角田さんの店長っぷり。
豊本さんのガオー。
飛んでけ~と蛇を投げる飯塚さん。
2本目。
告る前の角田さんの顔(これカメラで抜かれて良かったねぇ)
角田さんのハープ。
飯塚さんの「トランプやろ」のあとのオラオラとカードを配る感じ。
トヨミめっちゃビンタされる。
吹き出しました。
やっぱ面白い。

けど世間的評価は意に介さないわたしなので、
まさかの点数です。
優勝をまったく考えていなかったので、
ほぼ最初から東京03のリアクションと同じだと思っていただければ
けっこうでございます。
優勝したときも、
ふわーーーー
優勝した~
とサーと力が抜け、
やったぁなどと思えませんでした。

角田さんを代表として東京03三人とも
素で面白いリアクションをされていました。
笑顔で拍手してくれた芸人審査員席と
ツッコンで殴って、良い絡みをしてくれた浜ちゃん。
ダウンタウンおふたりとも
笑顔で接してくれた様子が嬉しかった。
とにかく全部の流れが楽しかった。

心配したメンタル面も全然こちらからは見えなかった。
今回感じたのは、
サンドウィッチマンもインパルスもそうですが、
笑いの基礎筋肉が若手とは
違うということです。
アイディアはやっぱり若い世代は飛び抜けているし
すばらしい。
そこを血や肉する技術をベテラン世代はしっかり持っている。
ネタと本人たちがしっくりくる
というのか。(そんななか、しずるはやっぱり凄いと思うのですがこれは別の話)
とにかく、ナチュラルで無理をしない流れで爆発力のある笑いを取れた東京03が
芸人たちに最も支持されたことが
感慨深いです。
あと、トリオで女性を入れてきたこと、
ハーモニカが入ったこと
が実に新鮮でした。ほかとちっとも被らなかった。

芸人さんを超尊敬している私です。
その尊敬しているひとたちが、
私の好きな東京03に10点か9点を付けてくれたことだけで、
もうご飯何杯でもいけます。
毎日見にいっている「ほぼ日」の糸井重里さんも「東京03」と書いているっ。
これって、すげー。
(注:糸井さんコラム「今日のダーリン」は、明日の11時までしか見ることができません。急いで急いで!)

だから、ご褒美だと思います。
生きているといいことあるんだぜ
っていう、神様からのご褒美なんだと。
応援ありがとう。これからもよろしく。
と笑いの神様に
言われたようなそんな気持。

去年の年末
おぎやはぎのラジオ「めがねびいき」に東京03が出演し、
45秒ネタのネタ見せの帰り、
気落ちした様子でした。
「もう自分たちは時流じゃないのかも」
という飯塚さんに、
やべー哀しすぎる
やめちゃやだよ!
と急遽キャンペーンを張ったのでした。


もう絶対に辞める心配がなくなったのだ。
すばらしいことだ。
タイトルを取ったからって、安住はできません。
芸人さんはその一瞬一瞬で笑いを取って行かなくてはならない。
世間の評価があがったとしても、
何かしなければ
永遠に持続してはいかないのです。
歴代M-1チャンピオンの今を考えると
チャンピオンはただのきっかけであり、
それからどう活躍していけるかが勝負だと分かります。
そう考えると東京03の今後の活躍が本当に楽しみです。
しばらくはチヤホヤされて、にわかに人気者になるかもしれません。
でもね。
たぶん3年経てば落ち着くんではないか
と思っております。
そして芸歴が長く、酸いも甘いも噛み分けた東京03ももちろんですが、
コア度の高いファンも
これから予想される東京03バブルに簡単には流されては行かないでしょう。
だから、
よくなることは分かっているのです。
3年待ちましょう。
力をもっと付けた東京03のライブを見ることができるはずです。
とはいえ、チケット争奪になるのが嫌だわ。
やめてほしい、プレミアチケットとか煽るのは・・・。
いままでは、ふつうに取れてたっちゅーの。
ま、
3年後3年後。

では長々と書きましたが
とにかく幸せ。最高な気分です。
今日はこの辺で。

KOC関連の記事で
書きたいことが
何個かあるので、また書いちゃうかもしれません。

それでは~

キングオブコント2009 ネタ以外感想

2009年09月24日 | テレビ
どうも~。
いや~面白かったねぇ。
と、いつまでも言っているはなこばです。
毎度いうよ。
ショーレースのたびに言っているよ。

今週のバナナムーンにて
設楽さんが
芸人は基本的に本質を見せない職業だが
戦わされると本気のところを見せないといけない雰囲気になってしまう
本来、バラエティならば
すべっても
すべっちゃたよ~ん
で笑いにすればいいのに、
それが許されない。
とおっしゃっておりましたが、

だからいいのよっ

と、食い気味にツッコミました。
そういう本質的な部分を
こちらは
めちゃめちゃ見たいんです。
しかしながら、
これ見よがしに見せつけられるのは違うのです。
そういうのは引きますが、
戦い
という大義名分を元に、
マジな部分を垣間見れる感じがたまらんのです。
そういうのを味わいましょ。
そうしましょ。
それがショーレースです。
祭りだ祭りだ。

今回の大会。
あ!
これは楽しいかも。
と思った最初の瞬間は、
トロフィー返還で
バッファロー吾郎が出てきたとき。
木村さんの
「お~ポカホンタス」
のかぶせ。
でした。
バッファすばらしい。
基本まじめです。
DNAよりも話してない
と言われるオイシイスタンスもよし。
「サカス見てきたら?」
と松っちゃんに言われる始末。
まじめに
竹若さんが「テンション保って」
とアドバイスしたとこは
さすが
いいお兄さんだなぁと。

ここからは
箇条書きに書いていきます。


審査員席にNONSTYLE発見する松っちゃん。
 松本(NONSTYLE)「なんで出たんや」
 NONSTYLE M-1優勝しても「イマイチやからですよ」
これ、触れてほしかったんで、
すっきりして良かったです。

②芸人さんが出てくる前の紹介VTRが面白かったですね
直前SPで使っていたものが短くなっていたのですが、
会場の笑い声が入っていたため、
笑いどころが明らかになっていました。
ジャルジャルの釣りに例えて「釣りはしないんですけどね」
ロッチの沖縄旅行
など。

③勢いある若手が出てきたと思ってやっていた
というモンスターエンジン西森さん。
・・・
こういうコメント。
今となっては・・・。
同様にジャルジャルが
点数が出た瞬間
「帽子かぶってるのが恥ずかしくなってきた」
本音だと思います。
自分たちがイチバンと思っているものを
ぶつけたあとで、
点数がそうでもない
と出てしまうと、そら。
ジャルジャルは絶対良かったけど、そういうことでもなく。
本気でぶつかるこその感想。
ちなみにこのすぐあとに、
サバンナにコメントを求めて
高橋さん「こいつ(八木)ゴリララッパっていったあとに
     小さい声で
     パナキですって」
浜ちゃん「あいつアホや」
大笑い。

④映りこんでいる芸人さん、
 コメントをする芸人さん
も豪華で。
なにより。
まああんまり下手なことはいえないかと思いますが、
でももっと食いついていかんかい。
とも思いました。
ビーグル38のスッピンをはじめてみて、
なんか贅沢な気分になりました。

⑤東京03角ちゃんの顔。
イチイチ面白かったです。
贔屓目が入っているかしら。
なんて思ってたけど、浜ちゃんが笑っていたので、
よっしゃ
と思っておりました。

⑥ひとつめのネタすべてが終わって、
控え室が映っていましたが、
机、ちっちゃ。
あえて顔を作っている出演者全員。
松本「裏番組みているんじゃないでしょうね」
で吹き出すひとびと。
雰囲気いいなぁ
と思いました。

⑦サンドウィッチマン
最後まで格好いいんだ。
1stで高得点獲得して
「金のにおいがプンプンしますね」と富澤さん。
東京03に最後に追い抜かれても、
ちゃんとテンション保っていたと
思う。
負けたと分かっても
「完敗です。悔いはないです」
とスパッと。
「しょうがないっす」
くわ~男前!
抱かれたい。
あ、
取り乱しました。

⑧そして最後に
負けの美学。
審査員席の芸人さんの
温かいこと温かいこと。
ネタ終わった瞬間、カメラが行くと大笑いしている。
審査員席のコメントにも
温かく笑う。
そして、高得点者への惜しみない拍手。
最後、優勝が決定したあとに
審査員席がドーンと映って、
大きな拍手をしていたところに
ジーンとしました。
格好いいなぁ。
書き出しにも書いたバナナムーンにて
板倉さんが去年のことをお話しており、
もう来年は出ないと
結果がわかるまえに設楽さんと話していたとのこと。
でも準決勝で敗退したあと、数ヶ月して
「悔しくなるんすよ」
と。
本当にそうだろうな。
面白さに優劣なんてつけられないと分かっていても、
自分が渾身の力を込めてやったネタが
認められないことへの腹立たしさは
みんなが持っているに違いないと思います。
自分の職業を愛するがゆえの正しい気持ちだと思います。
そんな想いをかかえた100人の芸人さんたちが、
あそこに座って、
あんなに楽しそうに会場を盛り上げていたことに
敬服するばかりです。
書いてて、泣きそうです。
来年も楽しみ。

積み重ねることにより、
大会はドンドン良いものになっていくはずですから。

さ、またまた長々と。
ってこう書くのも飽きたくらい
毎度、長文のブログでございます。
明日はいよいよ
東京03まわりについて
書く予定!
ひゃっほ~。