笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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偏屈お笑いおたくの戯言

2009年09月11日 | テレビ
ちょっとね。
偏屈おやじみたいなことを書きます。
みんなに嫌われるかもしれないわ。
もう一個のブログとどっちに書こうか迷ったけど、
ソースが全部お笑い系なので、
こちらへ。
今日は義憤にあふれた、はなこば日記です。

①お持ち帰りを責められる件
Goro's Bar。
今週は、
少数精鋭にしたのか出演者も8名だけで
とっても見やすく良かったです。
馬場園ちゃんがかなり面白く、もっともっとお話してほしかった。

そんなことは置いておきまして、
企画がロンハーの格付け縮小版のような感じで、
たとえば「ケチそうなひとは?」というお題にて
みんながその場でフリップに出演者の名前を書き、
暴露トークをしたあとに、
HPで募集したアンケート集計を発表
ということをしておりました。
「ケチそうなひと」で、森三中の大島さんが「村上」さんと書き、
「ホテルのアメニティを持って帰る」から
と理由を述べていました。
村上さんは「だめなの?」とイラッとしていて、
こわいこわい
とみんなが引くリアクションになってました。
・・・
え、だめなの?
とわたしは思うわけです。
そうです。わたしはケチです(えっへん)

今週のやりすぎコージーでも
TKOが暴露した海原はるかかなた師匠の話にも
似たようなのがありました。
ケータリングを盗むこそ泥
と評されていてこれはとっても面白いのですけど。

捨てるよりは
よくないか?
と思うのです。
だって未開封のものは使い回すかもしれませんが、
ケータリングのお茶とかお菓子とか飲みかけていたり、
一回袋あけてしまったものは
捨てられるでしょうが。(海原師匠はやりすぎの匂いがするけど…)
それって
ダメじゃん。
ゴミが増えて環境が汚染されるより、
ケチと思われない方が重要なのだろうか。

持って帰らないのは
別にかまいません。
でも持って帰る人は悪いことしているわけでもないのに、
そんな言われ方されるなんて。

こいつ弁当を持って帰るんだぜ。

っていうお弁当を持ち帰った事実を
よく芸人の間で揶揄されたりしますが
なんで、そんな言われ方されなくてはならないのか疑問です。
余っているんだから、
ゴミにならないだけいいじゃないか。
いいことしているのに
もちろん、ひとのお弁当を勝手に食べるとかは
別の話です。

で、お弁当関係でもうひとつ。
②おかずに文句を言う件
よくロケ弁話とか
ロケ弁ランキングとか
テレビでお話されていますが、
苦手です。
職場にふつうに食べ物が用意されている。
という事実を
当たり前に言いすぎです。
毎日会社に行っている人は(まかないがあるところ以外)
みんな自腹でお金をだして
自分で買いに行って、ご飯を食べています。
会社側の待遇がよくても、社員食堂かフリードリンク
くらいです。
部屋があって、ご飯が用意されている職場
というのは、たとえそれがどんなに過酷な職業だとしても
ありがたい
と思うべきだと思います。
おかずに文句をいうのは以てのほかです。
それを注文して用意してくれるひとがいるだけで、
すごいことだと
わたしは思うのですけど。

書きながら、自分の真面目ぶりに嫌になってきたわ。おほほ。
なのでここは一個ゆるいやつを。

③小杉が身内に手を出す件
かなり前にロンハーの男性芸人格付けにて
ブラマヨの小杉さんが、吉本社員に手を出したなどで
「身内に手を出すなや」
と、総ツッコミされていました。
・・・これって別にいいじゃない。
だって身内以外だとどうなる?
ナンパ?合コン?
まあ運命の出会いってあるとは思いますけど、
たいていの人間関係って、徐々に構築されていくものです。
その過程で段々好きになるって
すごく自然ですばらしいことだと思うんです。
昔からよく知っている人と恋愛関係になるのは
人間の中身を知った上のことなのだから、
一回合コンで会って、
見た目とノリだけで選んだ関係よりも全然いいのに。
責めないであげて!
あんな愛くるしい小杉をっ。
というか、このことで逆に小杉さんを好きになったわ。

長くなってまいりました。
すいません。
次で最後です。そしてこれがたぶん一番反対意見が多い気がする。

④人吉祭開催の件

すばらしいことですね。
なにかと申しますと
人力舎と吉本興業の合同イベントです。
このお笑い界に実力派を輩出し続けるふたつの事務所の
若手が出演します。
結構いいひとが出るのに1800円で見ることができるお得なイベントです。
勝手な印象ですが、人力舎を好きなひとって
あえて吉本に興味をもたないように思うのです。
ですから、吉本の芸人さんも面白いっ。
って思えるといいのにと常々思っていました。
逆もまたしかり。

わたし、吉本興業って
なんだかんだいろいろあっても
やっぱりすごい
と尊敬しているんです。
大企業だからそれは闇もありますよ。当然のことです。
それを一挙に引き受ける懐の深ささえもすごい。
と最近では常々思います。
ナイツの塙さんが「すべらない話」でしていた
吉本の専務が浅草に劇場をつくるときに
浅草漫才協会にやってきて頭をさげた話は
じつに感動的ですし、
そのときにやろうとしていたことが
先月「浅草演芸祭」として吉本と浅草の芸人さんたちの合同で実現しました。
また
LIVESTANDが今年はじめて黒字とのニュース。
ということは
ここ2年、赤字だったということですよ。
それなのに、1年でやめないで3年もやり続けた。
去年私も行きましたが、お金のかかった大々的なイベントです。
裏で支えるスタッフの数も相当なものだと思います。
赤字なのにやり続けるという判断は勇気のいることです。
これはダイノジ大谷さんがおっしゃっていたことですが、
いまお笑い事務所で劇場を持っているのは吉本だけで、
なぜかというと、基本的に劇場は儲けがないのだそうです。
赤字が当たり前で会社が損するようにできている。
だから現実的にお金がなければできないし、
劇場を維持するのは大変なので、どこの事務所もやりたがらない。
だけど、
目の前のお客さんを笑わせることは芸人の修行の場としては
基本中の基本で、
それで力がついてくる。
だからこそ、吉本は劇場をやめない。
結果、そこから出た芸人さんがブレイクしたとして返りがあっても
それは長いスパンの話で
企業としては実にギャンブルなことです。
劇場があるからこそなのか。
吉本の芸人さんは層が厚い。
はんにゃもいるし、キュートンもいる。
オール阪神巨人もいれば、姫ちゃんもいる。
ひとこと「吉本芸人」とくくれません。
根本に
笑いを愛する気持と
笑いを育てようという姿勢があるから
ぜんぜん嫌いになれないのです。
だので、
何かって言うと吉本にかみつく、ネット上のひとびとが信じられません。
うそ。ちょっとは分かる気もしないでもない。あたしも卑屈仲間ですよ。
でも、
戦後吉本の歴史とか読むと、本当にいろんなことがあり、
こっちの勝手な妄想ですけど、まじ怖いです。
居所を知られたら、
ひといきに抹殺されちゃうぞ。
それを承知の上での悪口だとしたら、
それは勇気のあることです。

あいた。
また長くなりました。義憤に溢れていると思ったらそうでもなかった。
めんどくさいとか
いわないの~。
それでは~