笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

いろいろ見たり聞いたりの小ねた

2009年09月07日 | テレビ
どうも残暑が厳しいざんす。
キングオブコント&M-1で私は
ウキウキしております。

そんななか、お笑い周辺の事柄が
ちょいちょい身に起こっておりますので
(というか自ら起こしてるんだけど)
書いていきます。

☆エレ片全国公演 コントの人3
このタイトルで書いていて
気がつきました。
全国!
あ~まだ終わらないのか。
名古屋と大阪に行くんだった。
そんなわけで
公演が終わるまでネタがバレちゃうとつまんないので、
ネタ感想は後日書きます。
ただ
これから行く人
行こうかどうか迷っている人へ。
楽しめますよぉ~!うぉ~!
三人のサービス精神は素晴らしいです。
ラジオ聴いていて大好きな人は文句のない内容かと。
ラジオを聴いたことがない!
という方は、ポッドキャストで聴いていくことをおススメします。
あの楽しい雰囲気そのまんまの舞台です。
才能見せつけられたね!
あ、当日券で見に行きました。
余裕でした(余計なことを~)

☆赤塚不二夫展
圧巻。
のひとことに尽きます。
日曜でごった返していて、
原画の漫画を全部読むことはできなかったけど、
なんというか
パワーを頂きました。
死んでしまった人の作品
という感じがぜんぜんせず、
躍動感あふれたアーティストの膨大な作品を見せられたような錯覚に陥りました。
格好いいなぁ。脳みそ刺激されるなぁ。
古い感じがまったくしない。
でも
ひみつのあっこちゃんとか
突然、知っている読んだことのある作品が
目の前に現われると
そのときのことがバッとよみがえって、
タイムスリップするのだ。
不思議。
最後のキャラクターのパネルが行列している廊下から
著名人のシェーまで
最後のほうの展示は
グッときました。
いや。
グググときた。こみあげました。

☆からくりテレビ
芸人かえ歌をスタジオで披露。
あら?
奴ちゃんは合格かと思ったら。
TKOとフットボールアワー
でした。
TKOはいいなぁ。
黒いなぁ。

☆S-1
ひさびさにネタにしなきゃ。
と過去ログを見つつ思いましたが、
あんまりなぁ~。
地味にCOWCOWよしさんが先月1000万をとりました。
これで奥さんもお子さんもペットたちも
報われるね。
今月はまだダウンロードしたいものがないです。
が、先月。
フットボールアワーのSOSが
ロケ映像で最高でした。
これ何度も見ちゃう。
キュートンは
あの戦闘ポージングをロケで。
スタジオのほうがいいな。
シュールさは強くなりますね。ロケだと。

☆スクール革命!
今週は外タレ講座。
ボビー、フィフィ、ジローラモのお三方。
で、「あんまりかなぁ」なんて思いましたが、
ふつうにVTR映像も
穴埋め問題による大喜利も
とっても面白かった。
ひな壇のパワー(主にブラマヨ)と
外タレさんのエネルギーが
いい具合にぶつかり合っていました。
うーん。面白い番組よのう。
来週はM-1チャンプ特集のようですよ。
大注目!

☆お笑いオタク
だったんだ!
あたし!
と土曜日ひとに言われて気がついちゃいました。
そんなつもりなく生きていました。
ただ普通にがむしゃらに楽しんでいただけなので、
自分の位置づけについて
なりふりかまっておりませんでした。
人より詳しいつもりもぜんぜんありません。
知らないほうが、
というよりも
まだまだ知るべきことのほうが多いです。
だから年に数回のぞく
2チャンあたりの人の知ったかぶりに
驚愕することもシバシバです。
そうか。おたくか。
ちゃんと自覚しよう。
でもこのままでいいよね。
東京03で絶対自分は笑う。
という事実を発見したことは
ここ一年、お笑いにハマリにハマって得た成果です。
たぶん知識がなければ、
こんなに確実性を持って気がつかなかった。
なので、実はいったん到達したと言っても過言ではないんです。
やめてもいいんですけど。
しかし
なぜ、どこから、そしてどう?
という笑いの様々な疑問もまだスッキリ解決しませんし、
女性芸人や
次々と現われる新世代に
可能性を感じているので、まだまだ目を離せません。
希望に膨らんでおりますよ。
このワクワクいつまで続く?
そのときまで
どうぞよろしくお願いします。

じゃ!明るくなったところで、今日はここまで~。
おやすみなさいませ。



春風亭昇太・林家たい平二人会

2009年09月07日 | ライブ
9月5日土曜日にサンパール荒川大ホールにて
催されました。
いそいそと行って参りました。

演目は以下。

 前座 春風亭昇々
 林家たい平「お見立て」

 仲入り

 翁家勝丸 曲芸
 春風亭昇太 「宴会の花道」


たい平さんの「お見立て」。
古典落語でございました。
調べたら200年も前にできたのだとか。
古い気がぜんぜんしない。
とっても面白かったです。
笑う笑う。
喜瀬川という花魁
杢兵衛という田舎もののお金持ち
喜助、店の若い衆
の三者三様の個性がからみ
あれよあれよと展開していく
すばらしいプロットを持つ落語です。
場面も、店と墓地で行われますが、
情景が見える。
たい平さんがそれをサラリとやってみせていて素晴らしかった。
仲入りでお友達と
何度も「すごい」
「ひとりだよね」
あれ、ひとりでやってんだよね。
と再確認してしまいました。
個人的には、
お茶を頬につけて泣いているフリをする場面で
ツボにバッツーンとハマりました。
これ一回フリがあっての、
「やるぞやるぞ」という感じがあったのにもかかわらず、
想定を超えたのだ。


昇太さんは創作落語。
お酒が飲めない人の提案で、
会社の宴会で、
自分が好きなものを会費分で食べようという会が催される。
これは昇太さんっぽいなぁと思いました。
伏線をいくつも最初にはっておいて、
後半たたみかけるように展開していく。
計算高いぜ。
でも笑う。
昇太さんの落語は笑いの量がいつも多いです。
枕がいつもだけど、長い長い。
基本的に、
卑屈なところが好きです。
幸せなやつは全員敵。
というスタンスです。
素敵。

ひとり40分弱の持ち時間で
落語は20分強。
ぜんぜん長く感じず、
それでいて充実していて、
寄席などでパッパと見るより
とってもいいです。
寄席だと時間の関係上、
演目がだいたい決まっていて、
演者さんは違えど、同じ噺を何度も聞いたりしますが。

これで4,000円以下は安いです。
お笑い好きで
落語どうかな~?
気になるな~。
って方に、
この二人会はおススメです。
昇太さんはいつも思うのですが、
感覚がわりと近い。落語をポップに捉えている気がする。
だので、
親しみやすいと思います。

んで。
今回思ったのは、
コントやネタを
テレビやDVDで見まくっている私が言うのですが、

落語はすげーよ

ということを改めてしみじみ思いました。
お笑いのネタ
落語の噺
を同じラインに並べるんじゃねぇ。
と江戸っ子に怒られそうですが、
同じラインで見るからこそ、
「落語」という芸能の完成度は
そんじょそこらの
すごいコント
すごい漫才のネタ
は、かないません。
そしてなおかつ
笑う
って要素が主体なのが
すばらしい。

ピン芸人で
舞台の真ん中にちょこんと座って
ネタをはじめて
しゃべるだけで、
遊郭が
下町が
長屋が
時には空気や
食べ物の匂いまで
感じてしまう
さらにはそれで面白い。
なんてこと、落語以外にないでしょう。
あるはある。
バカリズムのネタとかでもある。
けどね。
完成度で言ったら
歴史があるぶん落語の凄みたるや。
(あくまでも完成度の例として。
 バカリズムはそのほかにも優れているところがたっくさんありすぎます)

「笑いもの」カテゴリーのジャンルとして
ネタとしては
もしかして
落語が最強?
と今回思い始めました。

持ち時間20分以上ないと
その面白さは真には分からない
というのが弱点ですが。
あれ?
だれかさんたちのコントと似ている。

でわまた~