日課の？いや、中毒症状と言える(笑)ユーチューブチェックで、クラッシュテスト動画を発見。この動画は、基本的に海外製の成績の悪い車たちが採り上げられていたようですが、ずっと見てたらスターワゴンの海外版が出てきました。ライトバンタイプの２ＷＤのようで、日本仕様には無い大きなバンパが特徴。
何キロのオフセット衝突なのかは分かりませんでしたが、思ったよりもキャビンの変形が少ないなと思いました。少なくとも、スターワゴンの設計段階で、低速のフルラップ衝突実験はしたかもしれませんが、オフセット衝突はどう考えても対応しているとは思えません。この動画を見る限り、これよりも基本設計の新しいセダンタイプの車なんかも出てましたが、これよりもひどいキャビン変形をしている個体もあり、それに比べれば、きちんと堅牢なモノコックフレームで衝撃を吸収して分散してるのかな？といった印象です。ただ、当たった位置が悪いのか、思いっきり緩衝材を貫通して後ろのセメントにめり込んじゃっており、正しい実験になっているのか疑問ですが(笑)。
スターワゴンは、最終型でわざわざエアーバッグシステム（しかも助手席側も含めてデュアルタイプ）を新造しており、「ノーズの全く無いワンボックスタイプの車にエアーバッグなど、あったところで何の意味も無いのでは？」と疑問に思っていたのですが、案外、効果があるかもしれません。
もっとも、ここまで変形してしまっては、人が仮に無事だったとしても、車は再起不能でしょうが(笑)。