ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ホビットBoFA本予告のことなど

2014年11月17日 | 指輪物語&トールキン


なかなかブログ書く時間が取れなくて、書きたいことも色々と溜まっているのですが、ひとつずつ…
まずは、ホビット最終章の本予告がいよいよ公開になりました!
字幕は相変わらずあれですけど(汗)色々と考えさせられる予告でしたねー。

最初は「おお、サルマンが活躍するのか!?」というのが気になってましたが、後でこちらで一部英語の台詞が判明して、うわー!となったのですが…
私がうわー、となってしまったのはドワーリンの台詞です。台詞わからない時点から、ドワーリンがピンでアップに…!というのが気にはなっていたのですが。
ドワーリンはトーリンに対してこう言っています。"Bilbo was right.You cannot see what you become.".(さきほどのサイトではBilbo is rightとなってますが、wasとなっていたサイトもあり、おそらくwasの方が合っている気がするのでwasを採用してます)
ドワーリンがビルボを支持してる!?あのドワーリンが…!
私は映画のドワーリンはとてもドワーフらしくて好きなのですが、ホビット好きとしては、唯一ホビットに優しくないのが残念なところだな、と思ってました。これでホビットに優しかったら完璧なのに、と…
今までのところ、ドワーリンはトーリンの第一の信奉者で、何があってもトーリンについて行くだろうと思われました。きっと三部のビルボの行動の時も、ドワーリンはトーリン側につくのだろうな、と思っていたのです。(原作だとトーリンのビルボに対する言動を恥ずかしいと思うドワーフは一人や二人ではありませんでした、というような記述だったので、トーリン側のドワーフも当然いたのだろうなと。原作のドワーリンはトーリンにつきそうな感じではありませんでしたけど…)
でも、そんなドワーリンが、ビルボが正しかったって言うなんて…!盲信的にトーリンに従うのでなく、トーリンがおかしいということができるなんて…!
まあ、この台詞だけでは、ドワーリンがビルボのどこが正しいと言ったのかまではわかりませんが。ビルボの言葉の一部だけを取り上げてるのであって、ビルボの行為自体を肯定しているのではないのかもしれない。
それでもやっぱり、ドワーリンがビルボが言ったことを認めたというのは、すごく大きいことだと思います。それだけトーリンの変わりようがひどいのかもしれませんが…その辺はちょっと心配なんですけど(汗)でも、個人的には、ドワーリンがビルボを理解してくれたのだったら嬉しいな、と思います。
「ホビット」に出て来るドワーフたちは、自分たちの種族の中に閉じこもって、他者を理解しようとしません。それが、ビルボの存在により、見方が変わる…特にトーリンが、ホビットの生き方のすばらしさを認めるというのが、私にとっては「ホビット」の一番心を打ったところでした。
原作ではバーリン以外はあまり描かれていませんが、他のドワーフたちも皆ホビットを認め、ビルボを尊敬するようになっていたはずです。裂け谷の会議でのグローインのフロドへの態度を見ても明らかですよね。
だから、映画でも、ドワーリンも最後にはきっとビルボと少しは仲良くなってくれるんじゃないかと期待してたんですが…どうやら期待してもよさそう、と思ってもう嬉しかったんです…!

嬉しかった理由はもう一つ。この場面のおかげで、ビルボの行為が、ちゃんと重要なこととして描かれるのではないか、ということでした。
原作のビルボの行為について「裏切りとしか思えなかった」という方が結構いらっしゃるようなんですよね…あそこで感動した私にはびっくり、だったのですが。
そのあたりが、映画でよりわかり安くなっているのか、そうでもないのか、というのはありますが…
このあたりはまた別の機会に譲りたいと思います…

ティーザー予告でもビルボの台詞を聞いて、これは大丈夫では…と思ったのですが、この本予告を観て、DoSでかなりクールダウンした気持ちが一気に盛り上がってしまいました。もしかして期待しても大丈夫じゃないかって…
実は同じ日にサントラのプレビューが出て、これで更に盛り上がってしまったのですが、これもまた次の機会に(笑)
まあ、実際観てみたら、気になるところも色々あったりする可能性はありますけどね…RotKも予告もサントラも良かったのに、本編観たらあれ?というところはありましたから(汗)
ただ、ホビットに関しては今のところLotRほど許せない箇所はないんですよね。ほとんどないと言っていいくらい。原作からあれだけ離れているにも関わらず。(まあテンションは思いっきり下がってましたけど…(汗))
そんな訳で、今更最終章へのドキドキが高まって来てしまいました。期待しつつ、やっぱり終わってしまうのが怖い気持ちもありますが…
さてどんな最終章が待っているのでしょうか…あと公開まで1か月です…!
コメント
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