ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ラジオドラマ聞き返しその26

2006年10月18日 | 指輪物語&トールキン
毎日聴けばあと1週間もあれば終わりそうなラジオドラマですが、なかなか聴く暇がなくなってしまったので(汗)とりあえず聴いておいたところまでの感想を。
フロドがアルウェンからペンダントをもらうシーンいいなあ。映画ではアルウェンを目立たせたいならぜひともやるべきだったと思うんですが・・・
しかしアルウェンの声、ヨーレスかと思いますね(爆)

セオデンの葬儀の後、エオメルたちがフロドたちに別れを告げるところがラジオドラマオリジナルで好きです!
まずエオメルがフロド、続いてサムに別れを告げ、その後になぜかエオウィンがレゴラス、ギムリ、ピピンにさよならを言います。
映画はもちろんのことですが、原作でも、このあたりが端折られているのが残念で。映画ではエオウィンはギムリとも仲良かったから、お別れを言うところ見たかったなあ。
そして、メリーに対してはエオメルとエオウィン二人とも言葉をかけます。
エオメル、メリーに「古の王たちなら贈り物をするところだが、私にはそなたに値する贈り物を持っていない」とか言うのですが、原作の「メリーが受け取ろうとしないからあげられない」がカットされていると、エオメル貧乏な王様みたいだ(汗)
そうそう、エオメルがメリーにHoldwineとよびかけるとき、「ホルドヴィネ」じゃなくて「ホルドワイン」と発音していたようですが・・・
そしてエオウィンがメリーに角笛を渡しますが、エオウィンにメリーの方から「僕を戦いへ連れていってくれたマークの騎士デルンヘルムの思い出に」なんて言っているのがgoodです!
そしてファラミアがフロドに別れを告げます。原作ではファラミア一言も喋らないので、こっちの方が自然ですね。でもサムとも話して欲しかったなあ。
この後、ピピンはガンダルフがどこまで一緒に来るか心配し、サムはアラゴルンが来てくれるかを気にします。なんとなくなついてる人が決まってるみたいでかわいい(笑)

そして一行はアイゼンガルドへ。
ここでエルロンドも来ていたことに初めて気がつきます・・・(笑)ガラドリエルとケレボルンは来てないんですよね。ガラドリエルの「ナン・タサリオンの柳の原で会えるやもしれませぬ」はエルロンドの台詞に。
そして、レゴラスとギムリと仲間たちの別れが・・・
原作でギムリの台詞の後半部がレゴラスの台詞になってます。「さようなら、ホビットさんたち!~それで私もあんた方の危険を気遣って目を覚ましていることもないだろうよ」までがギムリで、その後の「機会があったら便りをするからね。~でも全員が集まることは二度とあるまいなあ」というところがレゴラスになってました。
ギムリの名台詞をレゴラスに取られたのはちょっと悔しいけど(笑)でも原作ではレゴラスの別れの台詞なかったので、こっちの方が良いとは思います。
そして、なぜか「ナマ~リエ~」と言って去るレゴラスとギムリ・・・ギムリったらそんなにエルフ贔屓になったのか(汗)
木の鬚のメリピピの別れはあっさり気味? 原作で感じた、木の鬚の寂しさがあまり感じられなかったからかな。
そしてアラゴルンとホビットたちの別れ・・・
遠くからアラゴルンのエルフの石が輝く場面、アラゴルンのテーマが優しく流れて感動しますねー。この曲、このシーンを想定して作られたのではないかと思うくらい。
このあたりのシーン、ファンサービスかというくらい丁寧にやってくれて嬉しい限りでした!
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