ガンダルフのせっかち名台詞を書き出しているうちに、普通の?名台詞もやっぱりいいよなあ、と思ったので、こちらも書き出してみます。
まずは「旅の仲間」から。袋小路屋敷でフロドにゴクリの話をしている場面です。
「わしには悲しい話に思える」と、魔法使いはいいました。
「かれの心の片隅にはまだ昔の本心が残っておって、暗闇の中の割れ目を洩れるように、そこから光が射しこんできた-過去からの光がな。思いやりのある声をふたたび耳にして、正直なところ気持ちがよかったのじゃなかろうか。風や木や、草にさす陽の光といった、とうに忘れていたものの記憶がよみがえってきたんじゃあるまいか。」
ガンダルフの名台詞というか、ゴクリがかわいそうになる場面ですが・・・でもやっぱりガンダルフの名台詞ですよね。
ゴクリに対する深い理解と慈悲の心が、イスタリとしてのガンダルフの偉大さを感じさせますが・・・実際にはゴクリを捕まえた時、イライラして脅したりしたんですよね~(汗)ガンダルフったら・・・フロドの方が大人です・・・
理解はできているけれど、実際に目の前にすると、うだうだと話が堂々巡りするのはガンダルフとしては我慢できないんでしょうね~(笑)
続いては、裂け谷で目覚めたフロドへの台詞。
「(略)わしはさっき『ばかなこと』と言ったが、本気で言ったのではない。わしはあんたのことを(中略)それからほかの仲間のことも、満足に思っとるよ。はるばるここまで、あんな危険をくぐりぬけて、あくまで指輪を手放さずにやって来るなんぞ、どうして、なまなかな手柄じゃない。」
ガンダルフのホビットへの優しさをストレートに感じられる台詞ですね。いつものガンダルフ調でズバズバ言った後の、いつもらしくない?優しいフォローが、ガンダルフのフロドへの心からの労わりを感じさせます。
続いてまた裂け谷にて。メリピピがフロドについて行くことに否定的なエルロンドに対するガンダルフの言葉です。
「(略)エルロンドよ、この件に関しては、大いなる叡知よりもむしろかれらの友情に期待したほうがよかりそうにわしは思うのじゃがね。(略)」
エルロンドもホビットにはかなり優しいと思うのですが、ガンダルフはそれ以上にホビットへの深い理解を示していることがわかりますね。メリピピへの優しさと親しみも感じられて・・・やっぱりガンダルフはいいなあと、読んでいて改めて思ってしまいました。
FotRの普通の名台詞はこれで終わってしまいました。ちょっと短めだけれどキリがいいので今日はここまでということで。
まずは「旅の仲間」から。袋小路屋敷でフロドにゴクリの話をしている場面です。
「わしには悲しい話に思える」と、魔法使いはいいました。
「かれの心の片隅にはまだ昔の本心が残っておって、暗闇の中の割れ目を洩れるように、そこから光が射しこんできた-過去からの光がな。思いやりのある声をふたたび耳にして、正直なところ気持ちがよかったのじゃなかろうか。風や木や、草にさす陽の光といった、とうに忘れていたものの記憶がよみがえってきたんじゃあるまいか。」
ガンダルフの名台詞というか、ゴクリがかわいそうになる場面ですが・・・でもやっぱりガンダルフの名台詞ですよね。
ゴクリに対する深い理解と慈悲の心が、イスタリとしてのガンダルフの偉大さを感じさせますが・・・実際にはゴクリを捕まえた時、イライラして脅したりしたんですよね~(汗)ガンダルフったら・・・フロドの方が大人です・・・
理解はできているけれど、実際に目の前にすると、うだうだと話が堂々巡りするのはガンダルフとしては我慢できないんでしょうね~(笑)
続いては、裂け谷で目覚めたフロドへの台詞。
「(略)わしはさっき『ばかなこと』と言ったが、本気で言ったのではない。わしはあんたのことを(中略)それからほかの仲間のことも、満足に思っとるよ。はるばるここまで、あんな危険をくぐりぬけて、あくまで指輪を手放さずにやって来るなんぞ、どうして、なまなかな手柄じゃない。」
ガンダルフのホビットへの優しさをストレートに感じられる台詞ですね。いつものガンダルフ調でズバズバ言った後の、いつもらしくない?優しいフォローが、ガンダルフのフロドへの心からの労わりを感じさせます。
続いてまた裂け谷にて。メリピピがフロドについて行くことに否定的なエルロンドに対するガンダルフの言葉です。
「(略)エルロンドよ、この件に関しては、大いなる叡知よりもむしろかれらの友情に期待したほうがよかりそうにわしは思うのじゃがね。(略)」
エルロンドもホビットにはかなり優しいと思うのですが、ガンダルフはそれ以上にホビットへの深い理解を示していることがわかりますね。メリピピへの優しさと親しみも感じられて・・・やっぱりガンダルフはいいなあと、読んでいて改めて思ってしまいました。
FotRの普通の名台詞はこれで終わってしまいました。ちょっと短めだけれどキリがいいので今日はここまでということで。
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