函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

孤独の宰相(その2)

2022年02月13日 06時20分14秒 | 政治

飛ぶ鳥を落とす勢いで内閣総理大臣に就任した菅義偉。

就任直後から、おかしな展開が始まる。

学術会議の任命問題、コロナの感染拡大でGoToトラベルの迷走。

著名人とのステーキ会食という痛恨。

倅が、総務省の上級国民を接待する等々。

上昇気流から徐々に下降線を辿る有様は、気の毒な限り。

コロナのばい菌に翻弄されながらも、何とか東京五輪を終えた。

しかし覇者としての菅親分の威厳は急にすぼみ、落日の日々。

あっという間に、親分席を岸田文雄くんに奪われてしまった!

盛者必衰を演じてくれた菅は、可哀想な佇まいに変貌。

その背景には、菅流のトップダウンの政策決定。

それが、国民の不信感を招く結果になったと著者は指摘する。

政策決定のプロセスを国民に説明する姿勢に欠けていた・・・。

皮肉にもコロナのワクチン対策に燃えて、コロナに負けたような景色。

仕事をしたいから総理大臣になったと自負する菅。

それが、わずか1年で退陣に追い込まれてしなった・・・トホホ。

裸一貫で政治の世界に飛び込んで戦い続けてきた男も、遂に力尽きた。

ドロドロした政治の世界に裏切られた悔しい胸中は、察するに余りあるなぁ。

また、自分の暮らしを守るために、勝ち馬に乗り返替えるセンセイたちもセンセイたちだねぇ。

そんな政治屋たちの生き様もあからさまに記述されている。

ところで、そんな文雄親分も、いつまで持つのかなぁ?

こちらの失脚劇も見ものではありマスね・・・。

ガースー親分のように、1年は持たないんじゃないかなぁ?

是非ぜひ、「孤独の宰相」を読んで下さいな!


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