函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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壊し屋の大作戦

2020年09月19日 05時26分49秒 | 政治
自民党の菅義偉総裁が初めて取り組んだ組閣と党役員人事。

期待と不安が入り混じる厳しい展開。
メディアは、派閥均衡やベテランを重視する安全運転が目立つ一方で・・・。
改革を進める突破力を同居させる一面も覗かせると評価。

官房長官に起用された加藤勝信厚生労働相は、安定した答弁や実務能力に定評があるらしいが、にわかに信じがたい。
ところで加藤は、旧大蔵省出身だそうな。
ということで菅が重視する省庁の縦割り打破が、実行できるか懸念する声もあるようだ。

更に、二階俊博幹事長や麻生太郎副総理兼財務相。
はたまた田村憲久元厚生労働相や上川陽子元法相ら前政権の閣僚を再任したが、これはリスク回避作戦らしい。
党四役と国会対策委員長には、総裁選談合の党内5派が揃い踏み。

派閥の推薦を受けない方針と言っていたが、党内全7派に勢力に応じたポスト数を分配した景色。
また、行政改革・規制改革担当相には、河野太郎防衛相を起用した。
これは、役所の縦割り打破等を掲げる菅の切り札作戦らしい。

スガノホマレは、周囲にこう言って憚らない。河野には、俺がやりたいことをやって貰おうと思う・・・。
訪日外国人客(インバウンド)の拡大や利水ダムの事前放流等など。
複数の省庁にまたがる課題に積極的に取り組む役割を河野に託したと言えるそうな。

河野が防衛相として地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備を断念。
その際、関係者に十分な根回しをせず反発を受けた。
菅は、軋轢を生んでも政策を実現する行動力・気概を買ったらしいとか。

そして菅は、河野にこう激励したと伝え聞く。
俺は作る方だから、壊すのは河野にやって貰う・・・だって。
スガノホマレ内閣は、役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義。

これを打破して規制改革を進め、国民のために働く内閣を作りたいそうな。
でもねぇ、盾と矛、アメとムチ・・・。
使い方を誤るとトンデモないことになるなぁ。

言うことを聞かない官僚は、閑職行きが既定路線だもねぇ・・・。
壊し屋同士が結託の大作戦・・・どうなるんでしょうかねぇ。

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