70歳定年に思う

安倍のハッパをかける一億総活躍社会が功を奏しているのか？
政府が「70歳定年」を打ち出した・・・。
見えて来るのは、年金制度のほころび。

先月開催の未来投資会議で安倍は熱く語る・・・。
70歳までの就業機会の確保に向けた法改正を目指す・・・。
背景にあるのは、財政難に伴う年金支給年齢の引き上げ。

男は2025年度、女は2030年度に厚生年金の受給開始年齢が65歳になる。
結果、年金受給までは働かなければならない。
70歳定年など長く働くための選択肢を示したと言うことは、死ぬまで働けと言うことか？

年金制度のほころびは、税制等で国が解決すべき問題。
そう指摘するのは正しい・・・。
これまでは60歳で定年を迎えた後、希望者は契約社員等で65歳まで雇われるケースが多かった。

ところで欧米は、年齢で社員を強制的に退職させるのは・・・。
年齢差別だとして禁じている国が目立つとか。

そして大学教授の指摘する言葉が、説得力を増す。
心の定年だ。
多くの勤め人には、中年のどこかで会社での先行きが見える時が来る。

そこでその後の働き方や仕事以外の生き方を見つめ直す。
それが定年制度に過度に振り回されず、納得いく後半生を送る第一歩ではないか？・・・。

私のバイト先は定年はなし、この世からお隠れするまで働ける。
団塊オヤジは山歩きが好きなので、それが出来なくなったら退職だろうなぁ。
とまれ、健康に留意して気楽に生きることが大切なんでしょうね。