憲法公布70年の節目

日本国憲法は、1946年(昭和21年)11月3日に公布。
ということで昨日11月3日で公布から70年を迎えたそうな。
そして最近は、この憲法が押しつけだったと問題視する動きが俄然浮上。

この押しつけ憲法論を主張する政治屋軍団は、国の主権回復を訴えているらしい。
何を今更の感がしないわけでもないが・・・。
自民党の憲法改正草案でも、現憲法は占領下で制定されたと批判。

自主憲法では、「日本を主権国家にふさわしい国にするため」と言い切る始末。
改憲の動きは、政治劇場に現実課題として浮上。

ところで地球上を見渡せば、英国では欧州連合離脱。
アメリカでは、大統領候補者がお互いに罵り合う口撃合戦。
韓国では、大統領の不祥事勃発で辞めろコールの大合唱。

大統領と言えども、一夜にして死に体と化する気の毒過ぎる景色。
とまぁ～、激動し続ける大変な国際情勢である・・・。

そこに来て、美しい国も負けじと自衛隊がPKOで活動しやすく？するため・・・。
「駆けつけ警護」の任務を付与予定で意気軒昂の景色。

おまけに憲法公布を記念する「文化の日」を「明治の日」に変えよう。
そんな動きまで登場する昨今。
明治時代への郷愁や憲法押しつけ論へ傾斜する国に変貌しつつある。

おまけに某メディアの調査では、政治屋の7割が憲法を改正する方が良い。
そんな答えを出した政治の舞台・・・。

いやはや、美しい国は、とんでもない方向に走っているように思えてならない。
そして、総裁任期の延長等などを思えば・・・。
目的達成に向けて着々と地ならし準備中、まさに進行形の景色。

安倍クンの胸中は、順風満帆といったところ？
でもねぇ～、国民を震え上がらせる怖い国になることだけは、勘弁してっちょ！