防衛省の忖度

今度は、防衛省が忖度し始めた景色。
陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備先の自治体に・・・。
受け入れを促す狙いで新たな交付金を検討しているそうな。

イージス・アショアを巡る候補地は・・・。
陸上自衛隊新屋演習場(秋田県)とむつみ演習場（山口県）。
しかし、周辺住民の間に安全性への懸念が根強く、自治体も受け入れに慎重。

その背景には、両演習場周辺でレーダーの電磁波による人体への影響等が懸念。
美しい国には、「防衛施設周辺生活環境整備法」というのがあるんだって。

それに基づき、部隊の運用や基地・施設が原因で騒音。
あるいは土地の損傷など生活環境に影響が出ている場合・・・。
防音工事や道路改修等に国から助成金や交付金が支出される。

早い話が、自治体への説得材料として(交付金を)示し、受け入れさせる施策。
札束で痴呆？自治体の面をひっぱたけか？
そんな思惑が底流に渦巻いているなぁ。

でもねぇ、北のミサイルが飛ぶ秋田県の先はアメリカ。
山口県の先はグァム島のようだ。
何のことはない、晋三がトランプに忖度するからこんな景色になるんだろ。

2019年度予算には、こうした経費として1,078億円が計上されている。
だがこの法律は、生活環境への影響があることが支出の要件。
イージス・アショアは、生活環境への影響はないと強調している。

結果、防衛施設周辺生活環境整備法を根拠に金は出せない・・・。
さぁ、晋三！どうする？
また悪知恵を働かして新しい法律を創るんだろ？

トランプに忖度するたびに税金の散財か？
やれやれ、晋三は困った男だなぁ。