函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

被災者不在の漫才劇場

2011年06月15日 04時53分06秒 | 政治
漫才劇場は一難去ってまた一難、抜きつ抜かれつ草競馬の景色である。
言ったとか言わないとか、滑った転んだ、ヘチマだハチの頭だ・・・。
日替わり定食のように、政争の目玉商品が毎日のように入れ替わる。

未曾有の国難なのに、更なる国難が登場という盛況ぶり。
缶親方は、新成長戦略実現会議で原発政策維持を鮮明にした。
会議の議長でもあるこのお方は、何を考えているのだろうか。

大暴れ中の福島原発押さえ込み作戦は、民間任せ・・・。
日本が滅びる瀬戸際だというのに、ノンキな政治采配。
おまけにポスト缶だとか、解散・総選挙の話題まで飛び出す始末。
ポスト缶に名前の挙がったセンセイは、喜びを抑えるのに必至。

さて一方では、義援金の第1次配分は決まったらしいが・・・。
死者、不明者、住宅全壊世帯に35万円、半壊世帯に18万円とする。
第2次の配分は、日本赤十字社と15の都道県の担当者らの委員会で相談。

死者や行方不明者、家屋の全壊は1ポイント、半壊は0.5ポイント。
なんと被災の程度をポイント化して、都道県に配分するとか・・・。
1ポイントは、いくらの金額に設定するのだろうか。

これまでに15の都道県への送金額は、823億円にのぼるらしい。
それなのに、被災者への支給は370億円にとどまる・・・。
残りはどうしているのだろうか?銀行へ預金?その利息の行方は?

さてさて、もう一度話題を漫才劇場に戻そう・・・。
役に立たない缶親方には、大方が早く辞めて欲しいという意見。
それなのに未練タラタラ、総理の椅子にしがみつくしぶとさ。

かくして、被災者不在の永田劇場は、駆け引き合戦で大いに盛り上がる。
延々と続く大根役者たちの漫才は、実に腹立たしく小憎たらしい・・・。

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