函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

保育所建設反対に思う

2014年06月06日 04時27分46秒 | 暮らし
待機児童の解消が、大きな社会問題になっている昨今。
13年4月現在、全国の待機児童は約23,000人。
国は、保育の受け皿を17年度末までに40万人分増やす方針。

しかし周辺住民の理解が得られずに・・・。
保育所を開所するのが難航している例が続出だとか。

さいたま市内では昨夏、某保育所の建設計画が撤回。
児童90人を受け入れる計画だったが、住民の反対で・・・。
事業計画を断念したという・・・。

住民説明会での反対意見は、こんな塩梅。
静かな老後を過ごしたいと思って、家を建てたのに・・・とか。
送迎の車で住民が事故にあったらどうするのか・・・等など。

断念した事業者は、地域との共生・・・。
そんなことにも思いを馳せていたはず。
それがこともあろうに、保育所は迷惑施設と受け止められた?

さいたま市内の別な保育所の計画では・・・。
2011年春の開所を目指していたが・・・。
その計画も白紙になる始末。

また福岡市でも、今春開園予定だった認可保育所の建設が中止。
事業者が、送迎車の交通整理や目隠し設置案等を提示。
それでも住民側と折り合えなかったらしい・・・。

二重窓ガラスや防音壁設置等など、騒音対策は当たり前。
プールで歓声を上げないように注意等など・・・。
保育士は、子どもに極力水をかけないように気を配る。

あるいは給食のにおいが広がらないよう、調理室の排気口を工夫設置。
園舎の壁の色が明るすぎ、反射してまぶしい・・・。
そんな苦情にも気配りをする等、大変な気遣い。
 
地域に溶け込むべく、涙ぐましい努力を重ねる保育所が気の毒に思える。
地域住民は、お互いさまの気持ちを忘れたのだろうか。
なんでも我を通したい暮らしにくい世の中。

ふと、相手を思いやる気持ち、意識も大切だと思う・・・。
そんな思いが、頭をよぎる保育所問題である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雇用の改善 | トップ | 極(ZERO)のピンチ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

暮らし」カテゴリの最新記事