国葬に思う

岸田文雄親分が、7月14日に首相官邸で記者会見。

安倍晋三元首相の「国葬」を今秋に行うと表明。

首相経験者の国葬は、1967年の吉田茂元首相以来。

法整備もせず、国の儀式として実施することを閣議決定する。

費用は全額、政府が拠出と言うが、所詮国民の血税だろ。

文雄親分は、高揚感を漂わせて言葉を繋ぐ。

憲政史上最長の8年8カ月にわたり卓越したリーダーシップと実行力で・・・。

厳しい内外情勢に直面する我が国のために、首相の重責を担った！

東日本大震災からの復興、日本経済の再生。

日米同盟を基軸とした外交の展開等々、大きな実績を様々な分野で残された！

国葬の理由は、こうだ。

安倍元首相を追悼するとともに、我が国は暴力に屈せず・・・。

民主主義を断固として守り抜くという決意を示して行く！

ところで、首相経験者の葬儀形式には明確な基準がない。

国葬の法的根拠の「国葬令」は1947年に廃止。

爾来、在任期間や功績等を踏まえて、その時々の政権が判断。

歴代首相経験者の葬儀では、80年に死去した大平正芳元首相以降・・・。

「内閣・自民党合同葬」が慣例となっていた。

安倍氏に次ぐ7年8カ月首相を務め、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作元首相の葬儀は・・・。

政府、自民党、国民有志の主催で、一部国費負担する「国民葬」だった。

お～～～い、文雄親分！

東日本大震災からの復興なんて本当か？まやかしの復興だろ？

国葬に税金を使うなら、福島の被災者救済に使ってほしいなぁ！

ところで晋三くんは・・・嘘をつき放題、血税を散財し放題。

民主主義を踏みにじる劇ばかりを、演じたんじゃなかった？

そんなお方が国葬とは、おやおややれやれ。

何か違和感を覚える晋三くんの国葬ではある・・・。