函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

人の命より原発が大事

2011年07月29日 04時49分54秒 | 政治
福島原発事故の収束作業にあたる作業員の被曝量。
経済産業省の試算実態が明らかにされたが・・・。
作業員たちの命を軽んじる現実に、憤りを覚える。

被曝労働問題に取り組む「全国労働安全衛生センター連絡会議」。
この市民団体が、情報公開請求をして6月に開示された被曝の実態。
それによれば、被曝線量50ミリシーベルトを超の作業員は、約1,600人と試算。

被曝を予想する資料作成の日付は、今年4月25日。
50ミリシーベルトを超えた者も従事してもらわなければ・・・。
他の原発の安全性確保が困難となる・・・と懸念する。

その上で、5年間で100ミリシーベルトを超えないよう指導する・・・。
法令上での被曝上限は、通常時で年間50ミリシーベルトと規定。
それを曲げて、緊急作業時の上限を250ミリシーベルトとした。

しかし、250ミリ超の被曝が明らかになった東京電力社員の6人。
50ミリシーベルト超では、東京電力と協力企業の作業員計416人。

そして、経産省原子力不安・危険院は、逃げの秘策で煙に巻く・・・。
実際に試算をしたかも含めて、直ぐには確認できない・・・いつもの手だ。
人の命よりも、原発の安全性確保を優先させる企業。

被曝線量1,600人は仮定の話・・・実際にはもっと増える?・・・。
企業倫理もへったくれもあったものではない・・・。
将来、被爆者たちが発病しても、企業の用意している逃げ言葉はこれ?

病気との因果関係が明らかでない、だから賠償の対象外・・・。

PS
明日と明後日のブログアップは、お昼頃になります。

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